スペクトラル三国志



◆シナリオ解説

 このレポートに当たって使用したシナリオはパワーアップキットシナリオ2「本初中道に死して後継争う(202年)」であります。

 つまり歴史的には、北方の雄・袁紹が官渡の戦いにて曹操に敗れ、失意のうちに病死した直後になりますか。

 この後、袁紹の後継ぎ争いで家は割れ、急激に袁家の力は衰えていき、曹操がグイグイ台頭してきます。

 このシナリオを選択した理由としては、まずいろんな勢力が現存していて戦略幅が広い。今後武将がどんどん登場してくる。曹操が力をつけてくると思われるので、曹操や孫権以外でプレイすれば相手がザコすぎてつまらないという状況になりにくいという所が挙げられます。


第1日目


 ◆オウリン自分の低評価に憤慨する

 というわけで、いよいよスタート。

 テキトーに許昌で在野武将として、プレイヤーのオウリンは活動を開始した。

 在野武将の良い所は、どこでも好きな国に遊びに行けることだ。

 行動力は少ないものの、個人モードの自由幅はやはり一番大きいといってもいいだろう。

 逆に難点といえば、所詮はプーなので収入が無いこと。

 イナゴ作戦で稼ぐという、このゲームのウラ技はあるのだが、それではフェアな戦いとはいえないので、オウリンちゃんは自粛する事に致しました。

 さてさて、このストーリーは基本的にオウリンと、ナビゲーターのマリマーが主な主人公として進める事に致します。この人選も謎?うん。ただ好きなだけ。

 さて、オウリンはマリマーから手渡された武将能力値一覧表を見て愕然とした。

オウリン:
「あたしゃ、こんなに評価低いんかい!」

マリマー:
「イベントひとつ用意されず、しかも愛しき邪悪では消息不明といって抹消されているマイナー武将だから仕方ないニャ。でも、このゲームでは鍛錬していく事で能力をあげられるから、そこで逆転を狙うといいニャ。」

オウリン:
「まずは・・・。せめてマリルには勝っとかんとな。」


 オウリンは当面の目標をマリルとリトルスノーに定めた。



 さて、オウリンがオウリンリンゴをかじりながら中国をブラブラ散歩している間にも、どんどん他のキャラたちは各国に思い思いに仕官していった。


 ヒロとリトルスノーは劉璋。

 大蛇丸とマリルは袁尚(子供の方)。

 そして、アゼレアが劉備、ジャドウが馬騰にそれぞれ仕官していた。



 といって、オウリンも別に毎日毎日漠然とりんご食って暮らしていたわけではない。

 ちゃんとオウリンなりに今後の身の振り方について考えていた。

 まず最終就職先は馬騰に決めた。というのも、魏、呉、蜀に仕えた所で、人材が豊富すぎるのでなかなか仕事もないし、そもそも強国で始めるよりも、弱小国を強国に育てていく方が面白いと考えたからである。

 しかし、だからと言っていきなり馬騰に仕えるのでは早計である。何しろ、今の自分の能力は低いのだ。

 このまま仕官しても雑用ばっかりやらされるし、出世していざ大仕事を任されても能力不足で大失敗する可能性も高い。

 だったら、もっと力をつけてから仕官した方が大事にしてくれるであろう。

 あと、馬騰に仕えるとしたら、負けて曹操に捕まるケースもありうるので、そんな時に斬られたりしないよう、曹操と親密を高めておくことにした。

オウリン:
「手紙出して挨拶したら一気に仲良くなったよ。チョロイもんだね。」

 他にも、張遼や徐晃のように優秀な人物とは一応顔見知りになっておいて、いつでも連絡がとれるようにしておいた。


 ◆オウリン将来に向けて戦略を練る

 オウリンは馬騰の人材を研究してみた。(諜報活動をした)

 アホばっかりである。武力は高いが。これほどまで武将のタイプが綺麗に偏るとむしろ爽やかささえ覚える。美しい。

 これだったら、政治力や知力が高ければかなり優遇される事は疑いが無い。逆に武力自慢は多いので、師匠になってもらえそうな武将はたくさんいる。

 じゃあ、武力はひとまず置いといて、先に知性を身に付ける事に決めた。

マリマー:
「知力をあげるなら呉の孫権が一番だニャ。周瑜や陸遜、魯粛、張昭、張絋、諸葛謹と先生には事欠かないニャ。」

 という事で呉に向かう。その途上、劉備領に立ち寄って、関羽、張飛、趙雲らに挨拶して電話番号を交換・・・、もとい、親交を深めておいた。

 そして、呉に到着。しばらくは仲良くなった周瑜の家に入りびたり、ひたすら勉学に励む事にした。

 しかし、しばらくすると、孫権が曹操とぶつかり、周瑜は国内を忙しなく動き回るようになった。同じ国に居ないと師事はできないので、これでは修業どころではない。

 幸い、建安という都市で陸遜が太守を務めていたので、そこへ移動する。太守だから、そう簡単に移動することは無いだろう。

 陸遜とも仲良くなってひたすら勉強の毎日を送っていたら、陸遜から「孫権様に仕えぬか?」と誘いが来た。

 断っていたが、何度も誘ってくるのでOKした。そもそも一般武将になった方が行動力も増えるし、徹底的に能力を上げるには却って都合がいいかもしれない。陸遜に三顧の礼をさせるとは、なかなかふてえ野郎である。

 というわけで、オウリンは呉に留学することにした。あくまでも最後に就職するのは馬騰である。こんな人材豊富な国でやってられるか。


 ◆オウリン屈辱の日々

 その後、陸遜の元で勉強に励んでいたが、陸遜が戦争を仕掛けて先の国に進み、オウリンはまたしても取り残されてしまった。

 そこで、孫権に陸遜の国に移動したいと願い出たところ、あっさり却下しかも次のターンに別の国に飛ばされた。

 しかし、運良く移動した国の太守は魯粛だったため、さっそく魯粛と仲良くなって先生になってもらった。

 しかし、呉に留学といえば聞こえは良いものの、実際のところは大型の料理店に飛び込みで修業に行ったのと同じようなものである。

 あくまでも、扱いは下っ端。この修業時代はオウリンにとっては辛い事の連続でもあった。

 勉強ばっかりで、体が完全になまり、武術大会に出場させられては、黄蓋や蒋欽に良いように捻られ、怪我をさせられた。しっかり殺スリストに入れちゃるけぇの。ウソウソ、でもいつか殺・・・倒す。

 給料はほとんど貰えないので、街を歩いていれば、腹をすかした親子に「お金が無くて明日の食べ物も知れない状況です。オウリン様、どうかお恵みを。」と言われ、「苦労をかけてすまないね。これで当座をしのぐといい。」と、金を分け与え、自分が今日食う米すら得られない状況にもなった。

 この時は、魯粛殿がすぐに遊びに来てくれて、一心不乱に家の柱をかじって空腹を癒そうとしているオウリンを見かねて、「つまらぬものだが受け取ってくれ。」と言ってお金を恵んでくれた。魯粛の背中に天使の翼が見えた。

 あるいは、漢詩大会に無理やり出場させられ、ヤケクソで作った詩をみんなにバカにされたり。張昭だけは、哀れに思ったのか「高い水準にある。」と褒めてくれたが、お世辞なのは丸分かりだ。でも感謝。

 なお、この間に劉表から「うちで働かん?」と誘いが来たが、こっちの方がいい先生が多かったので断った。そしたら1年で劉表は孫権に滅ぼされた。浮気しなくて良かったと思った。

 この時に諸葛亮が孫権陣営に入ったので、さっそく仲良しになって将来のために根回ししておいたよ、ケケケケ。

 なお、オウリンはこの時期に初陣も済ませた。相手は蘇飛一部隊だけという、もう勝って当たり前の戦争である。孫権が初陣という事で気を利かしてくれたのだろう。あっはっは。これなら楽勝だね。

 そう思ったら甘かった。オウリンの兵はほとんど訓練も積んでおらず、しかもオウリンはひたすら勉強ばかりで武力をあげておらず、何と蘇飛相手に劣勢になる始末!!うがあああ!!こ、こんなのオウリンぢゃねえええ!!オレのオウリンは金竜エンパイアや、ネクストですらビンタ一発でこの世から抹消でき(妄想に付き強制終了)

 初勝利はおさめたものの、蘇飛相手にに防戦一方という屈辱はオウリンの心に深い傷を残すのだった(大げさ)。


 ◆オウリン家出

 そして、オウリンの修業もついに終わりを迎える時が来た。というのも、この時点でのオウリンの能力は完全に文官型になってしまっていた。

 つまり武低智高型になってたわけで、見事後方の生産国で太守李厳の小間使いという仕事に定着させられてしまっていた。

 こ、これはいかん!このままでは李厳と結婚させられてしまう(爆)!この時オウリンはこの国を出奔する事を決意した。

 こっそり下野したつもりだったが、李厳が「そんなにオレと結婚するのが嫌か?」と泣きつ・・・もとい、「また会える日を楽しみにしているぞ。」と見送りに来てくれた。うむ、いいヤツだ。頑張って他の女を探すが良い。

 オウリン出奔。

 突然この知らせを聞いて、オウリンと特に仲良くしていた他の4人、陸遜は哀しみに大きなショックを受け、諸葛亮は星空を眺めながら別れに涙し、魯粛はどうして良いか分からずオロオロして、周瑜は哀しみのあまり喀血した・・・・・・かどうかは定かではない。

 でも、いつか出世したらしっかり恩返ししようと決意するオウリンであった。



 この頃、すでにアゼレアは劉備の、ジャドウは馬騰のもとでそれぞれ軍師になり、ヒロはちゃっかり太守に出世していた。

 かなり遅れをとったオウリン。しかも苦しい修業時代の疲労がピークに来たのか突然倒れてしまう!!

マリマー:
「どどど、どうしたニャ!?」

オウリン:
「パトラッシュ、もう疲れたよ・・・。」

マリマー:
「誰がパトラッシュやねん。せっかくここまで能力を上げてきたのに、これからじゃニャいか!!」

 オウリンに一体なにが起こったのか!?果たしてオウリンは三国志の世を生き残る事ができるのか!?

 次回、乞うご期待!!(誰がするか)






◆第1日目終了時の状況

おなまえ 武力 知力 政治 魅力 合計 名声 状況
オウリン 62 72 82 61 277 2026 在野
ヒロ 87 84 73 72 316 2531 劉璋軍太守
大蛇丸 96 34 21 84 235 2125 袁尚軍一般
アゼレア 47 91 96 88 322 2599 劉備軍軍師
ジャドウ 92 82 69 48 291 1316 馬騰軍軍師
リトルスノー 23 68 77 78 246 1511 劉璋軍一般
マリル 60 51 55 68 234 1304 袁尚軍一般

青字はアップした能力。

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