スペクトラル三国志

序章

　スペクトラルフォースキャラで三国志の世界に挑戦してみる。

　キャラは、ヒロ、ジャドウ、大蛇丸、アゼレア、リトルスノー、マリル、オウリン。人選は独断と偏見である。

　全員在野武将という同じラインからのスタートで、最終的に誰が勝ち残るか、あるいは、誰が一番出世するかを競うのだ。

　もちろん、我輩は、アイラブオウリンで行くぞ。他のメンバーに決してオウリンを負けさせぬよう全力を尽くす所存でござる。

なお、スタート時の能力値は

とした。

　これももちろん独断と偏見というより、何となくである。

　ワシの中ではオウリンが最強なんだが、一応ゲームレポートとして人に見せるとなると、自分の妄想を引き出すわけにも行かないので、血の涙を流しながらオウリンの能力をこのメンバーで最弱に設定した。

　なぁに、鍛えて逆転する楽しみがあるというものぢゃよ、くそったれ。

　なお、オウリンの特殊能力としては、やはり武者修業の旅に出て、拳を極めようという健気な頑張り屋さんという事で、「行動」と「鍛錬」は欠かせまい。

　あとは、スペクトラルフォースで軍師にした時のハチャメチャな言動を考慮すると、「乱射」で敵も味方も問答無用でブチ殺すイメージが強い。

　格闘家なので「一騎」討ちには強いだろう。「罵声」も得意そうだ。やられっぱなしで黙って無さそうな性格をしてるので「応射」も加えておく。

　あとはテキトーに「火矢」「鼓舞」「修復」などのポピュラーな誰でも持ってそうな特殊能力を持たせておいた。

　ふむ。あとはいかにして、「無双」や「水軍」といった必要不可欠能力を獲得、もしくはアイテムで補充するか。

　また、「反計」「鬼謀」「神算」「発明」「商才」「治療」のようなあったら便利能力をいくつ手に入れられるかでゲームの流れが変わってきそうである。

　なお、全員寿命はマックスに設定した。

　これで、長期的なスパンでの戦略を練ることも可能になったわけである。

　さてさて、果たしてオウリンはスペクトラルフォースマイナー武将の意地を見せてくれるのか、それともメジャー武将達に屈してしまうのか。

　その行方はこれを書いてる今現在のワシ自身にも分からないのでありました。

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