エープ データベース







名前 : エープ ( Eap )
由来はギリシア文字のε(エプシロン)から

愛称 : 基本的に渾名は無い が、
作者は「えぷー」「ベータの衛星」「金魚のフン」「紙袋」
「ブラコン魔人」「エープ星人」など愛情たっぷりに呼んでおります(ぇ。 

家族構成 : 兄・・・ ベータ

その他人間関係 : 頭長スライムに執拗に逆恨みされている。

性別 : 女

年齢 : 18歳

身長 : 164センチ

体重 : 48キロ

3サイズ : B: 85  W:57  H: 82

趣味 : パズル、推理小説

特技 : 歌(プロ真っ青の美声で、セイレーンとまで言われるほど。しかし歌謡曲しか歌えない。)家事全般。

性格 :  ツンデレ ◆●●●●●●★●◆ 素直クール
            

             多分この辺
 やや、素直クール寄り。



 ◆存在


 この「エープ」というキャラは、まだネットをやってなかった頃に作った、

ベータというキャラを主人公にしたRPGタイプの冒険物語の登場人物の1人として生まれました。

主人公ベータは予言された勇者では無かったにも関わらず、

持ち前の情熱と正義感でとうとう本当の勇者に取って代わって魔王を倒すわけですが、

そのベータのパーティの1人として支えてきたのが、妹のエープです。

タイプとしては熱血暴走型の兄のサポートが出来るよう、

冷静沈着型の白魔道士タイプ(治療や除霊などの魔法のエキスパート)になりました。

白魔道士と言ったものの、実は同時に格闘能力もパーティのトップクラスだったりします。

要するに万能型タイプで、攻防どちらにも主力になれるのです。



サイトでは主に「もんちっち劇場」というオリキャラ総動員のドタバタコメディの1キャラとして登場。

すでに本編の物語をクリアした(つまり魔王撃破後)ベータとエープが登場しています。





  ◆エープキャラ紹介1  〜本編解説〜



〜簡易版〜

長ったらしいのを読むのが嫌な人はここだけ読んで、キャラ紹介2へワープだ!



 勇者ベータの妹であるエープは、生き別れていた兄と再会して勇者一向に加わり、

紆余曲折を経て死闘の末、魔王ラックフォールを倒す。

戦後、兄は「勇者」と称えられ、妹は「聖者」と称された。



 (簡易版終了)





〜完全版〜
(クソ長いです。すみません。)



ベータとエープは孤児で、カシオペア村の村長に他の孤児たちと共に育てられる。

が、ベータ5歳、エープ4歳の時にカシオペア村は魔族の襲撃を受け壊滅、

村長は子供たちを守るために犠牲となり、子供たちは散り散りとなった。

ベータは親友のシリウの実家に引き取られ、

エープは幼くして聖書を読むなど評判が高かったため、大国ヘラクレス王国の神官に預けられた。

エープはこの国で英才教育を受け、16歳で大学の首席となる。

ここで、魔法と格闘術を身につけた。



一方のベータも、預けられたシリウの実家のあるアンドロ帝国の衛兵となっており、

その強さは隣国のヘラクレス王国やペルセウス王国にも轟くほどになっていた。

しかし、魔族の攻勢は衰える事を知らず、ヘラクレス、ペルセウス、ケフェウスといった大国でも

その侵攻を食い止めるのが困難になっていた。

いつか勇者が現れ、世界を救ってくれるとの伝承はあったものの勇者の現れる気配はなく、

日に日に被害が深刻になっていく世の中を憂えたベータは

自ら勇者を名乗り、魔族退治の旅に出ることを決意した。



当初ベータは偽勇者と馬鹿にされていたが、

兄であるベータが世の中を何とかしたいという思いで旅立ったことを知り、

エープもすぐにベータの元へ駆けつけた。

ここで兄妹は十数年ぶりに再会する。



ベータたちは魔王ラックフォールの復活を阻止するのに必要な8つの秘石めぐって

魔族の四天王や、ラックフォール直属の9人衆と呼ばれる幹部らと戦い、

その中で仲間を増やしたり、あるいは仲間を失ったりしながら

着実に力を付けてきた。

そんな折、人間たちも魔族に対し防戦一方では滅ぶのを待つだけと悟り、

全国家が連合して魔界軍最高司令官のソルに対して一大決戦を挑む事になったため、

一旦秘石探しは断念して、そちらの作戦に合流する事になる。



このソルとの戦いの中で物語のヒロインにあたるパルサーというキャラがやられてしまい、

怒りのあまりベータは「覚醒」という状態になる。(ちなみにパルサーは戦闘後すぐ蘇生した。)

この「覚醒」はいわゆる、ドラゴンボールのスーパーサイヤ人みたいなもので、

精神力が肉体の制御を超えた時に発生し、潜在能力の全てを解放するというものである。

この「覚醒」によって、ベータはソルを倒すのに成功したが、

ソル攻略作戦に時間が掛かりすぎてしまったために、9人衆の手によって

魔王ラックフォールが完全復活を遂げてしまったのだった。



ここで「覚醒」という状態について説明しておくと、

「覚醒」は2種類存在し、一つは負の精神によって発生する「魔覚醒」と呼ばれるもの。

もう一つは正の精神によって発生する「聖覚醒」と呼ばれるものがある。

魔覚醒は鬼神のような風貌になるのに対し、聖覚醒は天使のような姿になる。

今のベータの覚醒は怒りや憎しみや悲しみの暴走なので「魔覚醒」の方である。



さて、ソル打倒には成功したものの、ソルより恐ろしいラックフォールが復活してしまった。

ラックフォールは敗残兵をまとめると、すかさず砂漠の魔法王国ケフェウスを攻撃。

ベータたちもケフェウス防衛に駆けつけラックフォールに挑んだ。

エープたちが配下兵を食い止めているうちにベータがラックフォールに掛かったが、

全く歯が立たずにやられてしまう。

この時点ではベータはラックフォールに取るに足らない存在としか見られておらず、

幸いトドメは刺されなかった。



圧倒的な戦力差の前に「魔覚醒」の限界を感じながらも

投げ出すわけにはいかないベータたちは配下の9人衆を撃破していく。

しかし、魔覚醒は元々負のエネルギーなので、着実にベータの身体を蝕んでいった。

さすがに、次々9人衆を撃破されてはラックフォールも黙ってはおらず、

9人衆が残りルプートとジュピターの二人だけになったところで、ベータを葬るべく腰を上げた。

が、ベータは度重なる魔覚醒の使用により身体はボロボロで戦える状態になかった。



そこでエープは仲間達にベータを連れて逃げるように指示。

自分は適当に戦って逃げる時間を稼いだ後に、みんなに合流すると言って仲間たちを納得させた。

くれぐれも無理はしないようにと仲間たちはエープに言い残したが、

エープはすでに悲壮な覚悟を決めていた。

そして、ベータを守るべく、迫り来るラックフォールに単身挑むことになる。



この時、ベータを守りたいという正の精神が肉体の制御を超えたため、

エープはベータよりも先に「聖覚醒」を果たす。

聖覚醒したエープには魔族の兵たちはいくら居ても相手にならず、

まるで無人の野を行くように中央突破、一直線にラックフォールに挑んだ。

以前ベータが全く歯が立たなかったラックフォールに対し、優勢に戦いを進め、

ラックフォールの中に「恐怖心」を抱かせるまでに追い詰めるものの、

ついにその身体が耐え切れなくなり、もう一歩の所で聖覚醒が解けてしまう。

その後はやはり勝負にならず、あっという間に形勢は逆転されてしまった。



虫の息になっていたエープを9人衆のジュピターがなぶり殺そうとしたが、

自分の命が尽きようとする間際も ひたすらベータの身だけを案じている

エープの心にほだされたラックフォールは、

ジュピターの凶行の餌食とならぬよう、先にエープに止めを刺した。

これは、この状況でできるラックフォールのせめてもの情けだった。

最終的にベータとラックフォールとの戦いの後にラックフォールは改心するのだが、

その最初のきっかけはこの戦いにあったといえる。



このエープ戦で深刻なダメージを負ったラックフォールは

ベータ追撃を諦めて後退。傷を癒すために一時的に眠りについた。

エープが命を掛けて作ったこの猶予期間が世界の命運を救うことになる。



エープがラックフォールに惨殺されたと知ったベータは

魔覚醒を再発し、一時的に身も心も羅刹のようになってしまうが、

仲間たちの必死の訴えでやっと人間の心を取り戻す。

ラックフォールが眠っている間に、残りの9人衆も撃破。

その後、エープがベータを守りたいという気持ちから聖覚醒を起こしたように、

世界の全ての命を守りたいという思いを爆発させてベータも聖覚醒に成功、

ラックフォールとの戦いを制した。

戦いを通じてラックフォールは正しい心に目覚め、

最後に自らの命と引き換えに世界の再生を行ったため、エープもこれによって蘇生した。



戦後、その功績を認められ、正式に「勇者」と認められたベータと対になるかのように

エープにも「聖者」の称号が与えられた。






  ◆エープキャラ紹介2   〜兄との関係図〜



エープは重度のブラコンである。

とはいえ、初めからそうだったわけではない。

幼少時は肉親はベータしかおらず兄に懐いていたが、

戦乱の中で生き別れてしまったので、実際はこの時点はぼんやりとしか記憶にないし、

のち兄が勇者を名乗り魔族討伐の旅に出たとき協力したのは、

どちらかというと世界のために役立ちたいという思いの方が強い。



そんな中で、どんな苦境にたたされても明るさと希望を捨てず

前向きに戦うベータの姿に異性として憧れを持つようになっていく。

兄とはいえ、ほとんど同じ時期を過ごしていなかったため、そういう感情になった。

しかし、あくまで兄妹である。

はじめは、そういう感情を認めたくないため、ベータに冷たい態度を取る事も多かった。

が、日に日にその感情は強くなっていき、

最終的には「単なる兄と妹の関係でもいい。ずっと兄貴の側にいたい。」という気持ちになる。

そのため、エープは異性に興味をを持つことも無く、それは現在まで続く…。



魔覚醒すら経験してない彼女が、兄・ベータよりも先に聖覚醒にたどり着いたのは、

おそらく彼女が白魔法を極めていたことと、

兄への並々ならぬ愛情が起こした奇跡だったと思われる。





 ◆エープキャラ紹介3   〜現在のエープ〜



魔王を倒して平和が戻ると人々が次に恐れたのは魔王を上回る力を持つ勇者。

つまりベータは次第に尊敬から畏怖の対象になっていった。

そんな空気を感じ取ったベータは「もうこの世界に勇者は要らない。新天地を探そう。」と旅立つことにした。

平和になってからはベータと一緒に暮らしていたエープも、「どこまでもついていくよ」と

行動を共にして、パラレルワールドである「もんちっちランド」にたどり着いたのだった。



しかしこの世界は平和そのもので、

すっかりベータは平和ボケしてしまい、スケベで放言癖の溢れるヒーロー気取りのプータローと化してしまった。

現在のベータは、妹エープのヒモ状態。

旅で手に入れたアイテム類は、ベータが鳴隼に騙し取られ、

一瞬で生活苦に陥ってしまったので、

白魔法で怪我や病気の人を治療する診療所を開きながら、遊び人ベータを養う日々が続く。

昔のカッコよかったベータを思い出しては、ため息をつくエープであるが、

実際はベータと平和にのんびり暮らせる毎日を心から喜んでおり、

この日常が永遠に続くことを望んでいる。





  ◆ところで、その紙袋は何だ…




もともとエープは容姿に自信を持ってなかった。

というのも、パーティ内にパルサーという天女のキャラが居て、

そいつがパーティのアイドル的存在で、男性キャラはみんなそっちの虜。

エープたち他の女性陣はほとんど女扱いすらされてなかったのである。

そのため感覚的には「自分はあんまり魅力無いのかな。」ぐらいの自覚を持ってたところに、

口の悪いガングロンや、まるこいし、

独自の美的感覚を持つピカチョ、そして怨敵・頭長スライム達に

集中攻撃でブス呼ばわりされてしまう事件があって、さすがにトラウマになり、

それ以降 素顔を人に晒すのが怖くなって、常に紙袋で顔を隠すようになった。

紙袋を引っぺがそうとすると、本気で抵抗してくるので危険。



本人の名誉のためにフォローしとくと、

さすがに、そこまで酷い顔ではないと思う。普通。平凡。






戻る