とるこいし一問一答
このコーナーでは、とるこに簡単なアンケートを答えてもらい、
とるこというキャラの雰囲気をつかんでもらおうと思います。
対話形式にすれば、その分喋り方も分かりやすくなるだろうし。
インタビュアー:
「遅ぇな・・・。あのバカ、アレほど時間に遅れるなっつったのに・・・。」
いきなり周囲が暗くなる。
大音量のテーマ曲が流れスポットライト、フラッシュが一斉に交錯。
インタビュアー:
「うおお!?なんだぁ!?」
PRIDEとかの入場の時の声で:
「デビルルルルルゥプリリリリリリリリリンンンスゥゥゥゥゥウウウウーッッッ!
とるるるるるるるるるるるるるこぅいっっっっっすィィィイイイイイ――――ッッッッッ!!!」(←注:巻き舌)
ぶしゅーっ!(←煙幕)
とるこ:
「けーっけけけけけけーっ!!待たせたな!!未来の大魔王とるこいし様参上!!」
インタビュアー:
「・・・・・・・・・。」
とるこ:
「けけけー。このあまりの壮大な演出に驚きを隠せないようだな。」
インタビュアー:
「てか、寒い。」
とるこ:
「うっ!?」
インタビュアー:
「なんで単なるアンケートにこんな大掛かりな仕掛け用意せにゃならんの?」
とるこ:
「ううう、うるさいうるさい!オレ様ほどのビッグスターがインタビューに答えてやろーってんだから、これぐらいの演出は当然だろ!」
インタビュアー:
「というか、この仕掛けいくら掛かってんだよ。」
とるこ:
「知らん。請求書はババアの名義にしてある。」
インタビュアー:
「・・・・・・ゆきんこ・・・。(涙)」
とるこ:
「けけけけけー。さあ、どんどん質問しな!くだらねー質問でもいーぞ。」
インタビュアー:
「そう構えてくれるとやりやすいな。何しろ第1回の鳴隼はまったく愛想が無いし、第2回のゆきんこはマジメに答えてんだが何とも的外れでやりにくくてしょーがなかったから。」
とるこ:
「そんなクソブスどもの話はどーでもいい。今回はオレ様のコーナーだぞ。」
インタビュアー:
「分かった分かった。じゃあ、定番の好きな食べ物から行こうか。」
とるこ:
「食いモンか!こっちの食いモンは美味いな。いろいろあるけどスパゲッティが一番好きだぞ!」
インタビュアー:
「なるほどねー。オレも好きだ。逆に嫌いなのは?」
とるこ:
「ピーマン、ニンジン、ナス、アスパラガス、納豆、きんぴらごぼう、レバー、酢の物、白菜、レンコン、甘すぎるチョコ・・・」
インタビュアー:
「むちゃくちゃ多いですな。」
とるこ:
「食いたくねーっつってんのに、あのババア無理やりニンジンとか食わせるんだぞ。鬼だ。サドだ。」
インタビュアー:
「しつけやろ、それは。」
とるこ:
「いや、違う。しつけという名の虐待・・・」
インタビュアー:
「はいはい。じゃあ次は好きな言葉どうぞ。」
とるこ:
「好きな言葉・・・。無理が通れば道理が引っ込むだな。」
インタビュアー:
「ほほう。」
とるこ:
「要はやりたいようにやったモン勝ちっつーことで。型にとらわれるのは嫌ェだ。」
インタビュアー:
「なるほどね。そんな貴方はテレビゲームも攻略本なしでガンガン突き進むタイプと見た。」
とるこ:
「いや、攻略本は使う。」
インタビュアー:
「なんで?型どおり進めるの嫌なんやろ?」
とるこ:
「ゲームで行き詰ったり、宝箱取りこぼしたりしてムカつく思いするよかマシだ。」
インタビュアー:
「・・・・・・ずいぶんと脆い信念ですな。」
とるこ:
「いちいちうるせーぞ。オレ様の勝手だろが。次の質問出せ。」
インタビュアー:
「逆に嫌いな言葉聞いとこうか。どうせ正義だの秩序だのと言いそうだが。」
とるこ:
「ンなことはねーぞ。正義に秩序。いい言葉じゃねーか。」
インタビュアー:
「ほう!意外。やっぱり君はただの小悪魔とは違うね。」
とるこ:
「当然だろ。オレのやることはみんな正義だし。秩序は要するにオレ様が好き勝手に決めるルールだからナ。けけけけー。」
インタビュアー:
「・・・・・・頭痛くなってきたな。」
とるこ:
「けけけー。」
インタビュアー:
「じゃあ、嫌いな言葉は何なの?」
とるこ:
「そうだな。まあいろいろあるんだが・・・、強いて言うなら『もう2時間延長』・・・かな。」
インタビュアー:
「???何それ?」
とるこ:
「ババアの地獄の猛特訓で精も根も尽き果てた頃に、あンのクッソババアがこの冥府の呪詛を発しやがる。」
インタビュアー:
「な・・・、なるほど・・・。そういや、ゆきんこに剣道叩き込まれてるんだったな・・・。ご愁傷様です。」
とるこ:
「しかもあのババア、戦国の人間だから2時間刻みの感覚なんだよ!現代人なら普通せめて1時間延長とか言うだろ!?あのババアは『一時(2時間)』単位で延長しやがんだよ、ムガーっ!!」
インタビュアー:
「ままま、抑えて抑えて!趣味、趣味の話しよう!!」
とるこ:
「テレビゲームだな。」
インタビュアー:
「やっぱりか。どのジャンル好き?」
とるこ:
「格闘とか野球ゲームとかアクションとかRPGとか。」
インタビュアー:
「(頭使うゲームは嫌いみたいだな。)」
とるこ:
「けけけー。腕前には自信あるぞ。うべべには、まず滅多に負けねぇし。」
インタビュアー:
「(多分、コイツに勝つとコイツがキレるから、わざと負けてんだろーな。)じゃあ、次。魔界から人間界に来て随分なるけど、どうよ?やっぱり故郷が恋しいとか。」
とるこ:
「いやいや、ここは楽しい。魔界が恋しいとは思いませぬ。」
インタビュアー:
「お前は三国志の劉禅か(汗)!」
とるこ:
「いや、でもマジな話。魔界のメシはクソまじーわ、空はくれーわ、遊ぶモンはねーわ、テレビもねーわ、血生臭ーわ。ありゃロクな世界じゃねーぞ。」
インタビュアー:
「なるほど。確かに住みたくない。」
とるこ:
「それに、魔界に帰ったらクソ親父がいるしな。ここもクソババアがいるけど、クソ親父よりはマシだ。」
インタビュアー:
「生みの親より育ての親ってヤツですか。」
とるこ:
「おい、言っとくけど、マシってだけだぞ!あのクソババアはいつかこの手でブッ殺すんだからな!」
インタビュアー:
「あー、はいはい。そうでちゅねー。分かってまちゅよー。」
とるこ:
「うがーっ!!バカにしてんのか!!すり潰すぞ!!」
インタビュアー:
「うおっほっほっほっ。」
とるこ:
「とにかく!!オレが魔王になったら、一気に魔界の近代化を推し進める!!主要エネルギーを魔力から電力に変えてゲームセンターとかバカバカ造りまくったるんじゃ!!」
インタビュアー:
「・・・・・・せいぜい頑張ってください・・・。( ̄▽ ̄;)」
とるこ:
「そん時ゃ、てめーは一生人力発電要員だ。覚悟しとけジジイ。」
インタビュアー:
「!!」
とるこ:
「・・・あ、そうだ。オレのほうからも質問があるんだけどさ。」
インタビュアー:
「ん?オレに?」
とるこ:
「自分でも分からんから作者であるお前に聞くしかねーだろ。オレの触覚って何のためにあるんだ?」
インタビュアー:
「触覚?」
とるこ:
「そう。触覚。」
インタビュアー:
「飾り。」
とるこ:
「マジで!?」
インタビュアー:
「ああ、マジマジ。それあると小悪魔って感じするじゃん。」
とるこ:
「小悪魔どころか、コイツのせいで虫歯菌扱いされるんだぞ!ホントにこれ何の役にも立たねーのかよ!?敵を察知するとか、ビームが出るとか!」
インタビュアー:
「ないない。なんもない。あるだけ。髪の毛みたいなもんだ。」
とるこ:
「ふざけんなーっ!!あるからには何かフツー意味を持たせるもんだろ!!」
インタビュアー:
「あ。そうだ。一つだけ大切な役割があった。」
とるこ:
「(ほっ。)だろ!?そりゃそーだよなー。何か役割が無きゃこんな邪魔くさいモン・・・。」
インタビュアー:
「その触覚ちぎると魔力完全に失うんでよろしく。」
とるこ:
「ただの弱点かよ!!」
インタビュアー:
「まあ大人になれば魔力を保持したまんま自然に触覚なくなるから、それまで我慢してちょ。」
とるこ:
「き・・・、聞くんじゃなかった・・・・・・!!ちきしょ〜。」
インタビュアー:
「まあまあ、そう落ち込まんと。そうだ、格闘ゲームでもやろか?」
とるこ(←パッと態度が変わる):
「お?いーぜー?オレ様の天才的強さを見てビビるなよ!」
バカ二人は、このままゲームに夢中になりだしたのでインタビュー終了です。