もんちっち劇場






9/8 (木)



 えーとね、月曜日のことなんだけど、ウチで飼ってる愛猫のミーとトラがおりますわな。

 トラのほうが肝臓が悪くて、それが遠因で時々発作を起こすと言う話をかなり以前の日記で書いたかと思うんですが、今度はもう片割れの、トラのお母んであるミーの方に異常が発生しまして(泣)。

 床屋から帰ってきたら、ミーのほっぺがグワーッと人(?)相が変わるぐらい膨れ上がってて、慌てて病院に連れて行きますた。

 しかも最近メシを食ってくれなくて体重が激減してたので、もうシャレにならんと。



 虫歯でした。

 人間だと「なんだ虫歯か。」って感じなんだけど、なかなかネコの虫歯と言うのはバカにならんです。

 しかもミーもトラも高齢なもんだから、抜いたり麻酔かけるわけにもいかんし。

 膿を出して消毒してという処置を取ってもらって、栄養注射打ってと。



 一緒に血液検査もしてもらったんだけど、歳相応に腎臓が衰えてきてるらしい。

 腎臓が悪くなるとそのうち食欲も低下するらしいんで、メシを食べなくなったのは歯が痛いからなのか腎臓のせいなのかはイマイチよく分からんです。

 歯は抜くわけにいかないので、歯石だけ取ってもらって、そのうち自然に抜けるでしょう、と言うことだったんですけどね。

 うーん、歳を取ったら猫もそのうち歯が抜けるというのは聞いてて、そのときは「歯が抜けたらたまらんなぁ。何とか歯には頑張ってもらわんと。」と思ってたが、まさか「早く抜けろ。」と思わなきゃいけなくなるとはのぅ。

 その虫歯さえ抜ければ、もう痛くなくなるはずやからねぇ。



 虫歯のあたりから膿と血が出てくるのは見ててすごく辛かったですな。

 腎臓の方も年齢による部分が強いので、回復は難しいかもしれんが、何とか長持ちして欲しいところ。

 とにかく元気に長生きしてほしいですよ。

 そのためなら、大変だけど何度でも動物病院に走る覚悟ですよ。・・・でも、走らんで済むよーに健康でいてくれ(汗)。





 犬も猫もその他も歳を取ってくると、やっぱり人間と同じようにいろいろな問題が出てきまする。

 ひとつ言いたいのは、ペットブームは大いに結構ではありますが、

 中途半端な覚悟では飼うなと。

 人生を捧げるぐらいのつもりでちょうどいいんじゃないかの。

 捨て犬捨て猫を拾ってきて子供が飼いたいというパターンは多いですが、

 そのときは親はしっかりそのことを伝えないといけない。

 ゲームとかとは違う。途中放棄は許されん。

 本当に最後の最後まで責任を持たなければいけないんだと。

 そして、その最期はきっと、拾ってきた時点で飼うのを諦めて元の場所に戻してくることよりも数十倍、数百倍もつらいに違いないと。

 愛情を注げば注ぐほどその別れは辛くて悲しいものになるけど、

 その想い出や一緒にすごしてきた時間はかけがえの無いものになる。

 そういうことをしっかり分かった上で動物は飼いましょうということです。えらそーに。





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