もんちっち劇場






9/2 (木)



 うきょーっ!!

 ようやく残暑見舞い送れたYO!!

 結局9月までずれ込んでしまった・・・(泣)。

 なんでこう・・・、ワシは、言ったことが守れないのかなぁ。自分に甘いんだろうなぁ。

 次こそは8月中に出せるように、心を入れ替えなければ。





 ためごろう:

 「まったくぅ、今年も9月に残暑見舞いを出したんですかぁ。もっと早く出さなきゃダメざんしょ!」


 管理者:

 「うぐっ・・・、そのクソつまんねーシャレ、去年も聞かされたな・・・
(汗)。」


 ためごろう:

 「ダメざんしょ!ダメざんしょ!」


 管理者:

 「やめれーっ!聞いてるこっちの方が寒すぎて恥ずかしくなるわ!!同じネタ使いまわすなよ!」



 ためごろう:

 「うふふー。ちゃんとしっかり残暑見舞いを出すようになるまで、毎年言い続けますよぉ。ダメざんしょ!ダメざんしょ!」


 管理者:

 「ぐぁー。ら、来年はちゃんと出そ・・・。コイツの駄洒落は聞きたくね〜。」






 福留・・・。今季絶望・・・(泣)。

 凄く調子よくなってアテネから帰ってきたのに、あんまりだ・・・。

 指だから危ないって話をいっぱい聞くたびにどんどん心配になりまする(TT)。

 神様お願い、ドメの選手生命を助けて〜!!



 そういや、逆に今日は小笠原が矢野にぶつけてしまったらしい。

 報復ではないだろうけど、昨日の今日だけにそう思われてしまうかもなぁ。

 もちろん、両投手ともわざとぶつけてるわけじゃないし、ケガは野球につき物だけど、うーん、なんとゆーかなー、お互いできる限り気をつけて、こーゆー悲劇が何度も起こらないようにと思いまする。

 もちろん打たれないためには内角投げなきゃいけない局面も多々あるから、ある程度避けられないのは確かなんだけどね。いい選手がこーやってケガしてしまうのはファンとしてはやっぱりやり切れないわけで。

 あと、わざとぶつけてるわけじゃないんだし、あんまりファン同士で罵り合うのは・・・。

 怪我した人は間違いなくケガに苦しんでるし、これからの試合に影響が出るわけで、ぶつけた側もぶつけられた側も、野球ファンなら一緒に心配して、一緒に早期復活を祈りましょう。そして、あんまりぶつけた投手を苛めるのはやめましょう。

 野球ファンとして、「この前ウチの誰々がぶつけられたからおあいこだ!」とか、「あの野郎わざとぶつけやがった!仕返ししろ!」とかやりあってるのは見てて悲しい。

 もちろん一時的にカーッと頭にくるのは痛いぐらいよく分かるんだけど。

 いや、別にケンカしてる人たちを悪く言いたいわけじゃないんだ。ただ、同じ野球ファン同士、試合の勝敗とかで一喜一憂しあうのは分かるけど、もっとみんな仲良くしようよと。



 んで、ドメ〜!復活心から待ってますぞー。しっかり治して、また元気な姿を、思い切りのいいバッティングと素晴らしい守備走塁を見せてくれ!!





9/6 (月)



 地震怖えーっ!!

 昨日の19時ごろの揺れも大きかったけど、深夜の揺れはそれよりもはるかに凄かった。

 多分ウチの当たりは震度4ぐらいだと思うんだが、それ以上に2分半ぐらいゆれ続けたと言うのが恐怖やねん。

 地震が30秒ぐらい続いても1〜2分に感じると言うのが一般の感覚らしいが、今回のは実際に2分半も揺れてたわけだから、感覚としては5〜6分ぐらいに感じるというわけやね。

 そりゃ怖いわ・・・。





 管理者:

 「さて、にわかにプロ野球のストライキ問題が沸き起こってきたわけだが。」



 美咲:

 「立浪としてはストそのものは協力するつもりだが、ここまでやってきたシーズンを途中でやめるようなことはしたくない。という事らしーな。日本シリーズの後でもストライキは間に合うという見解らしい。」


 管理者:

 「そりゃそうだべ!?せっかくここまで首位をキープして優勝目指して頑張ってきたし、ケンシンなんてタイトル総なめにしそうな勢いなのに、ストで何もなかったことにされたらたまらん。他球団のファンども、ここぞとばかりに中日バッシングしやがって。」



 美咲:

 「合併当事者の球団以外のファンで、『中日は自分のことしか考えてない』とか言ってるやつらは、結局自分たちの負けシーズンを無かったことにしたくて煽ってるだけの連中だから、いちいち気にするな。自分のことしか考えてねーのはお互い様だ。まあ、さすがに近鉄とかのファンは必死だろうから申し訳ない気はするけど。」


 管理者:

 「しかし、実際どうなるんかねぇ。立浪が話し合いをするとか言ってたけど。優勝見たいよ、オレは。本格的にストやるなら、それからにしてほしい。」



 美咲:

 「多分、同じ野球人として、キャンプから頑張ってここまで来たのを突然白紙にされたら、どんな気持ちになるかぐらい分かってもらえるだろうから、ある程度の妥協はしてくれるんじゃねーの?」


 管理者:

 「そうかね?」



 美咲:

 「それに、ストなんて12球団の足並みが揃わなきゃ意味無いのに、無理やりシーズン取りやめにしたら、優勝争いしてるチームのファンが選手会に不満持つだろ。

 選手会がオーナー連中に勝つにはファンを味方にしておくのが絶対条件だから、ファンをないがしろにするとは思えん。

 それこそ、野球ファンに
『選手会もファンを無視するのか。それじゃ経営者側と変わらないじゃないか。』とツッコミを入れられて、『野球ファンのため』っていう大義名分を失っちまうしな。」


 管理者:

 「なるほどね。だから、土・日のストライキで制限するわけか。今のところ。」


 美咲:

 「土日が一番集客に影響するから、これだけでも まあそこそこの嫌がらせにはなるだろ。」


 管理者:

 「ふむふむ。」



 鳴隼:

 「別にそんな中途半端なことしなくても、さっさと永久ストすればいいじゃない。」



 管理者:

 「むがーっ!てめー、オレらの話聞いてねーのか!シーズン白紙にしたら今までの苦労がパーになるだろーが!それでもドラファンか!!」



 鳴隼:

 「5回以降にリードした状態で雨天中止になった場合はコールド勝ちになるだろ。

 今シーズンもとっくに半分以上過ぎ去ってるんだから、
中日のコールド優勝にしちゃえばいいんだよ。」


 管理者
   美咲:

 「ポン。」
(←手を打った音)





9/16 (木)



※):今回のネタはドラクエ2の最低限の知識が必要かもしれなかったりしますかもしれません(謎)。



エープの部屋


 エープ:

 「さて・・・、洗濯も終わったし、しばらくゆっくりしようかな・・・。」


どすどすどすどす!!


 エープ:

 「ん?兄貴?」


がちゃっ!ばーん!!


 エープ:

 「!?な、何か用?」


 ベータ:

 「はっ!!」



 エープ:

 「???」


 ベータ:

 「おお!もしや、君はサマルトリアのサマル王子では!?」



 エープ:

 「は?」


 ベータ:

 「おっと、すまない。名乗るのを忘れていた。オレはローレシアの王子ローレ。」



 エープ:

 「???・・・な、何言ってんの兄貴?」


 ベータ:

 
「違ーうっっっ!!」


 
ばきーっ!


 エープ:

 
「あいた!!」


 ベータ:

 「兄貴ではなーい!ローレだって言ってんだろ!」



 エープ:

 「何で!?今何であたし殴られたの!?」


 ベータ:

 「サマル!!ここは貴様の伝説の名ゼリフ
『いや〜、探しましたよ。』を出すところだろーっ!」


 エープ:

 「何の事だよっ!話が見えないんだよ!!」


 ベータ:

 「む!?分からんか?」



 エープ:

 「いきなり入ってきて訳の分からん言葉連発されて理解できると思うのか。」


 ベータ:

 「いやー、オレってさー、強いじゃん?そりゃもうメッチャクチャ強いじゃん?」



 エープ:

 「・・・まあ、強さだけは・・・。」


 ベータ:

 「なのに、何であのホワイトマンやマタタビにヒーローとしての評判で後れを取っているのか、いろいろ考えたわけだよ。」



 エープ:

 「まあ、ホワイトマンはチビッ子人気が強いし、マタタビはいまやこの世界のマスコットだし・・・。」


 ベータ:

 「そーだろ!?なのに、オレはいまだに3丁目のエロにーちゃん扱いだ!これでも異世界では世界を救った大勇者なのに!」



 エープ:

 「・・・・・・兄貴。世間は思ったよりアンタの生活態度を冷静に見てるんだよ。だから、余計なこと考えるより日ごろの生活を規則正しく・・・」


 ベータ:

 「
(無視)
 でだ。これまでヒーロー人気奪回作戦として『エープ星人プロジェクト』とかをいろいろ繰り広げてきたわけだが、いずれも失敗に終わっとる。そこで考え方を変えることにした。」



 エープ:

 「?」


 ベータ:

 「オレにはヒーローとして何か足らないものがあるに違いない。それが何か、どうすればヒーローに返り咲けるのか、ここは一つ既存のヒーローになりきって、ヒーローのあるべき姿を追いかけてみることにした。」



 エープ:

 「(というか、いい加減あきらめて普通の人間に戻って頂けませんか。)」


 ベータ:

 「そこで、発売からもうすぐ20年近くなるというのに、いまだに年齢層を問わず根強い人気を誇る『ドラゴンクエスト2〜悪霊の神々〜』から、主人公のローレシアの王子を演じてみることにしたのだ!」



 エープ:

 「・・・・・・・・・。
(あきれて声も出ない)


 ベータ:

 「さあ!ここまで説明すれば分かっただろう!早速ハーゴンを倒しに行くぞ!ついて来いサマル!」



 エープ:

 「あたしサマル!?」


 ベータ:

 「そうとも。回復魔法得意なお前にはベストポジションだろう。さあ、出発するぞ!」



 エープ:

 「じ、冗談じゃない!18にもなってこんなごっこ遊び!」


 ベータ:

 「遊びではなーい!!真のヒーローになるための重要な修行だ!!さあ行くぞ!お前に拒否権は無いのだ!!」



 エープ:

 「ううう・・・これならエープ星人の方が着ぐるみに隠れられるだけマシ・・。」






 ベータ:

 「よし、次はムーンブルクの王女を探すぞ。」



 エープ:

 「(結局ついて来てしまった・・・。)」


 ベータ:

 「たたたたーんたたたーんたたたーんたたたん♪」



 エープ:

 「(それはドラクエ3の曲だろ・・・。)」


 ベータ:

 「おお、この草は薬草だな。数枚拾っていこう。」



 
そこらへんの草を数枚引きちぎるベータ。


 エープ:

 「(知ってる人に会いませんように。知ってる人に見られませんように。)」


 ベータ:

 「うお!スライム発見!!経験値稼ぎだ!いくぞサマル!!」



 頭長スライム:

 「ぐへ?」



 ベータ:

 「うおおお!先制攻撃だ!死ねやーっ!!」



 頭長スライム:

 「ぬお!?エープのクソ野郎!ついにバカ兄貴をけしかけて、才能あふれるオレ様を闇に葬り去りにきやがったな!!」



 エープ:

 「なんでみんな わざわざ話をややこしく解釈するんだよ。」


 ベータ:

 「会心の一撃ーっ!!」



 頭長スライム:

 「ぐへへへへ!そうはいくか!必殺、大自爆!
うわらば!


 
びちゃあ!!


 ベータ:

 「うぶわっ!!破裂しやがった!汚えっ!!」



 エープ:

 「ひぃ〜、ベトベトする・・・。うわ!これ目玉!!」


 ベータ:

 「恐ろしいスライムだった。まさかこんな序盤でいきなりメガンテを唱えるとは。」



 エープ:

 「兄貴、汚れたからもう帰ろう。うん、そうしよう。」


 ベータ:

 「兄貴じゃないっつーの!ローレシアの王子!!王子と呼べ!」



 エープ:

 「・・・王子、今日の冒険はこれぐらいにして休みませんか?」


 ベータ:

 「うーん、そうだな・・・。よし風呂沸かせ。」



 エープ:

 「(やった!)じゃあ、ドラクエごっこはここで(永遠に)終わりということで。」


 ベータ:

 「何言ってんの?勇者の泉のイベントだよ。風呂上がったらいよいよムーンブルクに行くからな。」



 エープ:

 「その執念深さはどこからくるんだよ・・・
(泣)。」





 ベータ:

 「ふー。風呂入って・・・じゃなかった、勇者の泉の洗礼を受けてすっきりしたぞー。」



 エープ:

 「・・・・・・また行くの〜?」


 ベータ:

 「もちろんだとも。オレ達にはハーゴンを倒す使命があるんだからな!」



 エープ:

 「(ダメだ、この人を説得する言葉が思い浮かばない。こうなったらさっさと終わらせるしかないな・・・。)」


 ベータ:

 「よししゅっぱーつ!!」






 ベータ:

 「見ろサマル!犬だ!」



 エープ:

 「あー、あれは楓ンとこの虎王丸・・・。」


 ベータ:

 「聞くところによると王女はハーゴンによって犬にされたと言う。あれはムーンブルクのムーン王女に違いない!」



 エープ:

 「・・・・・・・・じゃあ、そういうことにしときましょう。(早く終わらせなきゃ。)」


 虎王丸:

 「わおん?」



 ベータ:

 「よし、早速識別するぞ。しかし、どうやって・・・。」



 エープ:

 「王子はここで待っててください。」


 ベータ:

 「ん?」



 エープ
(家に戻って鏡を持ってきた)

 「鏡鏡・・・。後ろにマジックで『ラー』と書いて・・・。はい、王子。」


 ベータ:

 「これは!?」



 エープ:

 「ラーの鏡。王女の呪いを解くには必要だったじゃん。」


 ベータ:

 「これは偽物だ。」



 エープ:

 「うっ。」


 ベータ:

 「ラーの鏡は毒の沼地に沈んでいるんだぞ。」



 エープ:

 「(変なトコ細かいな。)もう一度待ってて。」



 今度はスコップと水と絵の具の紫を持ってきた。


 ざくざくざく。


 こぽこぽこぽ。


 絵の具溶かし溶かし。


 出来上がった紫色の水溜り(毒の沼地)に鏡を沈める。


 ベータ:

 「おおおお!正真正銘ラーの鏡だ!!よし!王女、早速呪いを解いてやるからな!!」



 鏡を虎王丸に向ける。


 ベータ:

 「・・・・・・・・・。」



 エープ:

 「どうしたの?」


 ベータ:

 「やっべぇ・・・。ここの展開を考えてなかった・・・。どう頑張ったって犬が王女になるシーン再現できるわけねーじゃん・・・。」



 エープ:

 「じゃあ帰・・・」


 ベータ:

 「サマル!男たるもの、途中で投げ出したらダメだ!」



 エープ:

 「あたしは男じゃな


 ベータ:

 「
(無視)よしっ!頭巾かぶせて・・・。これで王女になったことにしよう。」


 虎王丸:

 「わおん。」



 ベータ:

 「王女はもともと犬顔だったんだよ!!で、言葉がしゃべれないのは国を滅ぼされたショック!そうだよなサマル!!」



 エープ:

 「そうでしたね。」


 ベータ:

 「よし、いいぞエープ。だいぶノリが良くなってきたな。」



 エープ:

 「早く終わらせたいんですよ。」


 ベータ:

 「・・・ついに不満をストレートに口に出してきやがったな。まあいい、行くぞ!打倒ハーゴン!」



 エープ:

 「ところでハーゴンは誰・・・?」


 ベータ:

 「考えてない。まあ、その辺はアドリブで何とかなると思うし。」



 エープ:

 「・・・・・・・・・。」


 ベータ:

 「よし、次は高いビルだ。」



 エープ:

 「ビル?」


 ベータ:

 「そう、ビル。」






ビルの屋上。


 ベータ:

 「よし、風のマントそうちゃーく!!」



 エープ:

 「そ、それはただのバスタオル・・・
(汗)。」


 ベータ:

 「よしっ!じゃあこれで向こうのビル・・・じゃなくて向こうの塔に飛び移るぞ!」



 エープ:

 
「Σ(○□○;;;)!!」


 ベータ:

 「さあ、みんな!つかまれ!!」



 エープ:

 「冗談でしょ!」


 ベータ:

 「オレはいつも本気だ!!さあ、行くぞ!サマル、ムーン!!」



 
がしっ!!
←エープと虎王丸をヘッドロック。


 エープ:

 「やっ!は、離して!バカな真似はよせ!!」


 虎王丸:

 「わおーん!!あおーん!!」



 楓:

 「・・・!?今虎王丸の声が・・・。

 
ぎゃああああああ!?

 あ、アンタたち!!うちの虎王丸つれて、そんなトコで何してんの!!!」



 ベータ:

 
「とーう!!」


 
ぴょーん。


 エープ:

 
「きゃああああああ!?」


 虎王丸:

 
「きゃい〜〜〜〜〜〜ん!!!」


 楓:

 
「と、虎王丸ぅぅう――――っっ!!」


 ベータ:

 「しまった。これじゃジャンプの距離足んねーや。
 お前らの体重が加算されるの計算してなかった。」



 エープ 
&  虎王丸 &  

 「Σ(○□○;;;)!!
 よ、余裕持って跳べぇぇぇぇえええ!!!」


 そして予想通りそのまま地面と仲良くなってドラクエごっこは終了した。





エープの部屋


 エープ:

 「白魔法で治したからいいけど・・・。はあ〜、やっぱりアレって平和ボケなのかなぁ・・・。なんで兄貴あんなにバカになっちまったんだろう・・・。」


どすどすどすどすどす!!


 エープ:

 「まあ、昨日のアレで懲りてバカな事控えてくれれば・・・」


がちゃっ!!ばたーん!!


 ベータ:

 「うおっほーん!拙者はバトランドの王宮戦士ライアン!!さあ、行くぞホイミン!さらわれた子供たちを救うのだ!!さあさあさあ!!」



 エープ:

 
「ぜんっぜん懲りてねえーっ!!!」





9/17 (木)



 とるこ:

 「はあ〜。」



 美咲:

 「どした。ため息ついて。悩み事か。」


 とるこ:

 「ん〜。やっぱりいいや。」



 美咲:

 「そうか。
(あっさり)


 とるこ:

 「・・・・・・・・・。」



 美咲:

 「
(携帯チェック)・・・ちっ、そーいや今日は中日戦ねーのか。」


 とるこ:

 「・・・・・・そうじゃねーだろ!フツー1回ぐらい
『いいから話してみろよ』とか追求するだろ、こーゆー時!?」


 美咲:

 「話したがらねーことを、しつこく問い詰める気はねー。」


 とるこ:

 「分かった!話す!話します!聞いてください!番長様!!」



 美咲:

 「だったらハナっからそう言え。バカ。」





 美咲:

 「ふーん・・・。ゆきんこのポカのせいで、女装して女子生徒として学校に通わなきゃならんのか・・・。」


 とるこ:

 「学校いかねーと、なんか上泉スペシャルとかワケのわからん地獄の特訓が待ってるしよ〜。」



 美咲:

 「いいじゃねーか、学校行かなきゃ。特訓乗り越えれば強くなれるんだろ?」


 とるこ:

 「いくらなんでも、
『いっそ特訓中に死ねたほうがどんなに幸せか』なんてレベルの特訓はしたくねー。」


 美咲:

 「じゃあ腹くくるしかねーな。」


 とるこ:

 「それがツライから悩んでんだろー。」



 美咲:

 「うーん。性別詐称か・・・。・・・オレも経験がねーわけじゃねーけど。」


 とるこ:

 「マジで?」



 美咲:

 「うちの野球部の近藤ってヤツになりすまして野球の試合に出たことがある。今は無理やり出場権取ったから男装しなくてもいいんだけどさ。」


 とるこ:

 「ど、どうだった?そん時バレたのか?」



 美咲:

 「最初はバレなかったけど、あとでバレたなー。」


 とるこ:

 「バレたのか、やっぱり!そしたらどうなった!?」



 美咲:

 「うーん、まあ新聞には大して美人でもねーオレが男装の麗人扱いされてたな。
『驚愕!美羽高・近藤投手の正体は絶世の美女!』とかいうクソ恥ずかしい見出しで。」


 とるこ:

 「
ぎゃははははははは!!
 そりゃ恥ずかしいな!その新聞記者美的感覚が狂ってるとしか思え



ぐしゃ。



 とるこ:

 「いってえ!!かかとが後頭部に・・・!!」



 美咲:

 「なんかムカついた。」


 とるこ:

 「・・・うーん、でもまあ、その程度の扱いならバレてもそんなに問題はなさそうじゃん。」



 美咲:

 「いや、お前とオレとじゃ立場違うから。」


 とるこ:

 「?」



 美咲:

 「オレみたいに女が男に化ける場合は
『男装の麗人』扱いしてもらえるかもしれんが、お前みたいに男が女に化けるケースは『単なるド変態』で片付けられる可能性が高いぞ、多分。」


 とるこ:

 「
Σ(○□○;)ガーン!!や、やっぱり、どっからどー見ても変態以外の何者でもねーのかよ〜・・・!」


 美咲:

 「なかなか世の中男女平等ってワケにはいかねーな。」




 いつになったら学校編始まるのかは謎。





9/19 (日)



 大臣:

 「女王様、私考えました。公共の電波を使って女王様自ら下々の者どもの悩みに答える特番を作って支持を集めるのです。」



 クイーン:

 「別に支持など要らんぞ。逆らう者は皆殺しあるのみだ。」


 大臣:

 「いやいや。それでは真の意味での名君とは言えませぬ。皆に慕われてこその女王様でございますじゃ。」


 クイーン:

 「フン。まあ良い。たまには暇潰しに愚民共の戯言にも耳を傾けてやるか。」


 大臣:

 「(・・・・・・あの、できればやさしく丁寧に答えてあげてもらいたいのですが・・・。そうでないとかえって逆効果に・・・。)」





 大臣:

 「集めてまいりました。これらのハガキの中からテキトーに引いて、一つずつ答えてくだされ。」



 クイーン:

 「ふむ。」



・「テストでいい点が取れません。いい点を取る秘訣を教えてください。」(14歳・男性)


 クイーン:

 「こんなハガキを書いてる暇があるなら勉強しろ。」


 大臣:

 
「ぶっ!」


 クイーン:

 「よし、次だ。」


 大臣:

 「じょじょじょ、女王様!そんなぶっきらぼうな!もっと真剣丁寧に答えてくれませんと!」



 クイーン:

 「黙れ。十分真剣に答えておるわ。私には私のやり方がある。」


 大臣:

 「しかし、それではかえって逆効果に〜!」



 クイーン:

 「近衛兵。つまみ出せ。」


 近衛兵:

 「はっ!ささ、大臣様。」



 大臣:

 
「じょ、女王様〜〜〜っ!!」


 クイーン:

 「フン、邪魔者は居なくなったな。では次に行くとしよう。」



・「犬を飼おうか猫を飼おうか考えています。どちらが良いでしょうか。」(34歳・女性)


 クイーン:

 「両方飼えば良かろう。」



・「会社をリストラされました。あんなに頑張ってきたのに。これからどうすれば良いのか・・・」(41歳・男性)


 クイーン:

 「ハローワークへ行け。」



・「息子が部屋に引きこもって出てきません。」(45歳・女性)


 クイーン:

 「食事をやらなければ空腹で出てくるんじゃないのか。その隙に部屋は封鎖してしまえ。」



・「なぜ僕のCDは売れないのでしょうか。」(25歳・男性)


 クイーン:

 「だったらCDも送ってこんか。判断のしようがないわ、馬鹿が。」



・「面接ですべりまくっています。」(22歳・女性)


 クイーン:

 「貴様がどう役に立つのか分からんでは企業も採りようがあるまい。
 私が兵を集める時なら力自慢だとかアピールがあれば、そいつを優先的に雇うかも知れんがな。」



・「野球部で投手をしていますがコントロールが悪いのが悩みです。良い練習法を教えてください。」(17歳・男性)


 クイーン:

 「野球のことは私より美咲に聞け。」



・「毛深くて悩んでいます。」(28歳・男性)



 クイーン:

 「剃るか脱毛するか我慢するか・・・貴様で決めろ。」



・「占い師に非常にタチの悪い悪霊が憑いていると言われました。」(22歳・女性)


 クイーン:

 「聞き流せ。相手はウジ虫だ。」



・「24年生きてきて未だに彼女ができません。どうすれば理想の彼女が出来るでしょうか。(24歳・男性)


 クイーン:

 「そろそろ諦めた方がいいな。」



・「恋をするとどうして胸がドキドキして痛むのですか?」(14歳・女性)


 クイーン:

 「心臓病だろうよ。」


・「将来はプロ野球選手になりたいです。速い球を投げるにはどうしたらいいですか。」(9歳・男性)


 クイーン:

 「美咲。」


 近衛兵:

 「(・・・だんだん面倒くさくなってきてるな・・・。)」




・「電車などの公共機関で地べたに座ったりして我が物顔に振舞う若者に我慢ができません。」(38歳・男性)



 クイーン:

 「殺せ。」



・「彼氏が二股かけてたと知ってショックです。しかもその相手は私の友達でした。酷いと思いません!?」(19歳・女性)


 クイーン:

 「殺せ。」



・「上司のセクハラがひどいです。」(26歳・女性)


 クイーン:

 「殺せ。」



・「こんにちは!ユースです。クイーンさんのことをニックネームで呼びたいんですが次のどれが良いですか?
  1.クーちゃん
  2.クーピー
  3.クーりん」(16歳・男性)



 クイーン:

 「殺す。」



・「学校の前の交差点の信号が邪魔です。アレのせいで何度遅刻になったことか。」(15歳・男性)


 クイーン:

 「壊せ・・・と言うとでも思ったか馬鹿めが。余裕を持って家を出れば済むわ。」



・「はぁはぁ・・・。今つけてる下着は何色?」(年齢不詳・男性)


 クイーン:

 
「びりっ



 クイーン:

 「飽きた。後は任す。」


 近衛兵:

 「
ええぇっ!?ま、任せるとおっしゃられましても(汗)!!」


 クイーン:

 「さて、録画しておいた『どうぶつ奇想天外!』でも観るか・・・。」


ばたん。


 近衛兵:

 「・・・・・・・・・。えと・・・、その・・・。あー・・・、次は45歳会社員の男性の方からいただきました・・・・・・。
『先日病院で胃カメラを飲みましたが、その診断の結果・・・・・・・





 グリセリン:

 「す、すごいわね、この番組・・・。この殺伐さ。」


 ニトロ君:

 「上には上がいるもんだね、お姉さん・・・。」



 グリセリン:

 「むむーん!ニトロ君!あたしたちも負けてられないわよっ!!燃えてきたわっ!!!」


 ニトロ君:

 「へ、ヘンなとこで対抗意識燃やさないでーっ!!」






9/27 (月)



 美咲:

 「さて中日優勝まであとわずかだな。」


 管理者:

 「盛り上がりに欠けるとか訳の分からん言いがかりを散々付けられてきたが、そりゃ、オリンピックやストに阻まれれば盛り上がりにくいのは当然だわな。中日が優勝しても経済効果が小さいとか何とか言われたり。」



 美咲:

 「アンチどもの煽りなんか放っとけ。大体スポーツは景気のためにやるもんじゃねー。オレは中日さえ優勝すればいいんだ。」


 管理者:

 「そうだそうだ。それに盛り上がりだって、ようやく火がついてきたぞ。この前は燃えよドラゴンズも発売されたし、松平健は「マツケンサンバU」で応援してくれるし、徳永英明も新曲の「龍の戦士」という歌をドラゴンズの選手のテーマ曲に使ってほしいとアピールしてくれたし。」



 美咲:

 「好きな有名人とかに応援してもらえると嬉しいよな。」


 管理者:

 「そーやなー。ん?好きな有名人って誰のこと?」



 美咲:

 「松平健。」


 管理者:

 「ほうほう。暴れん坊将軍ですな。」



 美咲:

 「頼もしい味方じゃねーか。」


 管理者:

 「好きな芸能人は?」



 美咲:

 「ん?だからその松平健と、それから田原俊彦とか陣内孝則とか。」


 管理者:

 「好きな現役の相撲取りは?」



 美咲:

 「現役でか・・・琴ノ若。」

管理者:

 「アテネオリンピックで一番応援してた選手は?野球以外で。」



 美咲:

 「室伏広治。」


 管理者:

 「一番好きな野球選手は?」



 美咲:

 「川上憲伸。」


 管理者:

 「・・・・・・新事実発覚。アンタ意外と面食いですな。」



 美咲:

 「そう?」



 あんまり今風ではないけど。

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