もんちっち劇場






6/6 (日)



 ベータ:

 「ふと思ったんだが。」



 エープ

 「?」


 ベータ:

 「我々は大変な勘違いをしていたのではないかと。」



 エープ:

 「と言うと?」


 ベータ:

 「オレ達は今まで、あのにっくきホワイトマンを全身白タイツの変質者だと思ってきた。」



 エープ:

 「…いや、あたしはそんな酷い風に見てないし、憎んでもないけど…。」


 ベータ:

 「なぬー!?さてはお前ホワイトマンに気があるな!」



 エープ:

 「ンなわけないでしょ。」


 ベータ:

 「ああー、神様、ボクは不幸です!うちの愚妹がボクを裏切って変態ホワイトマンに味方すると言うんです!!勇者より変態の味方をすると言うんです!!」



 エープ:

 「あー、分かった分かった!ホワイトマンは変質者で、兄貴は正義の大勇者様です!あたしの目が節穴でした!!」


 ベータ:

 「よろしい、話を進めよう。」



 エープ:

 「(疲れるなぁ、この男は。)」


 ベータ:

 「で、どこまで話したっけ?」



 エープ:

 「……ホワイトマンは全身白タイツの変質者だと思い込んでたけど、それは勘違いだったんじゃないか、ってとこまで。」


 ベータ:

 「ああ、そうそう。聞き流してるようでちゃんと聞いてるな、えらいぞ妹よ。」



 エープ:

 「聞き流したら怒るくせに。」


 ベータ:

 「いくらタイツでもあそこまで全身がビッチリと肉体に一体化してるのは異常である!」


 エープ:

 「(アンタ、そんな真剣にじっくり眺めたのか…。)」


 ベータ:

 「よって、オレの天才的頭脳がはじき出した答えとしては、

 
(誤)  ホワイトマンは全身白タイツの変質者

 
(正)  ホワイトマンは全身ボディーペインティングの大変質者

である!!」



 エープ:

 
「嫌すぎるー!!」


 ベータ:

 
「むぁ違いない!!あいつは全身ペイントだ!!素っ裸だ!!痴漢の帝王だーっ!!」


 エープ:

 「いくら何でもそれはないと思う…。」


 ベータ:

 「疑い深いやっちゃな〜。」



 エープ:

 「人を先入観で決め付けるのは良くないよ。」


 ベータ:

 「ふむ…。たしかに確証もないのに変質者の汚名を着せるのも良くないな。だが、ライバルの評判を落とすチャンスでもある。よし、エープ。お前、今からバケツに水汲んでホワイトマンにぶっ掛けて来い。」


 エープ:

 「え・・・。」


 ベータ:

 「なるべく人の多いところでな。ホントにペイントだった場合、みんなにホワイトマンが変質者であることを見せ付ける必要がある。」


 エープ:

 「というか、いきなり街中で人にバケツ水ぶっ掛けるあたしも十分変質者になる気がするんだけど…。」


 ベータ:

 「むうう、それはいかんな。勇者の妹が変質者と思われたら間接的に困る。」



 エープ:

 「アンタは間接的かもしれんが、あたしはストレートで困るよ。」


 ベータ:

 「じゃあ、こうしよう。お前がホワイトマンを羽交い絞めにして、一緒にドブ川にダイブ。」



 エープ:

 「やだ。そもそも、それだって変人だろ!」


 ベータ:

 「うーん…。となると、またしても怪人作戦しかないな。」



 エープ:

 
「!」


 ベータ:

 「早速エープ星人着ぐるみ2号を作るのだ!完成次第作戦を決行するぞ!」



 エープ:

 「嘘ォ!!またこのパターン!?」 
(2003年5月16日参照)


 ベータ:

 「オレはダーククロニクルで遊んでるから、完成したら呼びたまい。」


 エープ:

 「うう〜っ!」



 
数時間後。



 エープ:

 「できたよ…。」


 ベータ:

 「ほほう?今回のエープ星人が前のとデザインが違うんだな。」



 エープ:

 「あたしの名前を入れるなと言うに。前のはホワイトマンにバレたから、同じデザインじゃまずいだろ。あと、前作のより機能性も重視してある。」


 ベータ:

 「あ、そうか。なるほど。なんだかんだ言って真剣に考えとるな。えらいえらい。にーちゃん、嬉しいぞ。」



 エープ:

 「
Σ(○□○;)はっ!
  そう言われれば!あたし何でこんなくだらない物一生懸命作っちゃったんだバカーっ!」
←仕事に手抜きができないタイプ


 ベータ:

 「よし。作戦はいたってシンプルだ。ホワイトマンをブチのめしてドブ川に叩っ込め。ホワイトマンに変態のイメージを植えつけると同時に、強いヒーローのイメージも完全に破壊する!!」



 エープ:

 「…でも、多分怪人がやたら強いって受け取られるだけだと思うよ。」


 ベータ:

 「バカだなぁ。だから、その後オレがエープ星人をやっつけるんじゃないか。オレのアピールもできるし、ホワイトマンがオレより弱い証明もできるし、一石三鳥の大作戦。オレって天才、なははー。」



エープ:

 「……やっぱりあたしもひどい目に合わされるのか…。いいよもう。我慢すりゃいいんでしょ…。」


 ベータ:

 「腐るな腐るな。作戦成功したら焼肉食いに行こう。な。」



 エープ:

 「(この上あたしから焼肉代もたかる気か!?)」


 ベータ:

 「ふっふっふっ。待ってろホワイトマン!お前の天下も今日限りだ!そしてマタタビ!!ホワイトマンを倒したら次はお前の番だ、なーっはっはっはっはっ!!」


 エープ:

 「……マタタビさんに喧嘩売るってことはクイーンと美咲も同時に敵に回すことになるけど…。あいつら両方とも大の猫好きだし。」


 ベータ:

 「………。
 …ま、まあ、今日のところはホワイトマンだけだし…。マタタビ対策はまた今度と言うことで…。」






 ベータ:

 「ホワイトマン発見!かかれ、エープ星人!!」



 エープ(着ぐるみ):

 「名前を出すな!」


 ベータ:

 「いいから行く!」


 エープ(着ぐるみ):

 「がおーっ!!」
 ←やけくそモード


 ホワイトマン:

 「むっ!!怪人!?」



通行人:

 「うわっ!怪物だ!!」



子供たち:

 「ホワイトマン助けてーっ!!」



 ベータ

 「(いいぞ!エープ星人1号はホワイトマンに一目で着ぐるみと見破られたが、今度のはバレてない!!)」



 エープ(着ぐるみ):

 「がおーっ!!」


 
ホワイトマンは間一髪攻撃をかわした!


 ホワイトマン:

 「うおっ!は、速い!!」



子供たち:

 「ホワイトマン頑張れーっ!!」



 ホワイトマン:

 「ありがとう少年よ!その声援が私をいっそう強くするだろう!とうっ!!」


 エープ(着ぐるみ):

 「(聞いてるほうが恥ずかしくなるよーな台詞吐いてんじゃねーっ!!)」


 
どかーっ!!


 ホワイトマン:

 
「ぐわあーっ!!」


通行人:

 「つっ、強いっ!!」



 ホワイトマン:

 「うぐっ…!こ、この攻撃力は……!?」



 ベータ:

 「さすがエープ。その気になればヒーローの一人や二人まるで敵じゃねーな!」



 ホワイトマン:

 「やむを得ん…。フッ…、怪人よ、どうやらお前は私を本気にさせてしまったようだ…。」



子供たち:

 「ホワイトマーン!必殺技だーっ!!」



 ホワイトマン:

 
「受けてみるがいい!究極奥義ホワイトサイクロンキーック!!」


 
ずごーん!!


 クリティカルヒット!ホワイトマンの攻撃は見事エープ星人のどてっ腹に命中!!



子供たち:

 「わーっ!!やったーっ!!」



通行人:

 「これは決まったぞ!!」



 エープ(着ぐるみ):

 「けろり。」


 ホワイトマン:

 「ばっ・・・バカなっ・・・!!鋼鉄も貫く私の蹴りが!?」



 エープ(着ぐるみ):

 「(あいにく、このワシはなぁ…、強ェのよ!)」
(←『ハーメルンのバイオリン弾き』ドラム風)」


 
ぐしゃーっ!!


 エープ星人のカウンター!ホワイトマン瀕死状態!!



 ホワイトマン:

 
「ぐふぁ―――っ!!」


子供たち:

 「うそだーっ!?ホワイトマンの攻撃が通用しない!?」



 ベータ:

 「(ふふん。当たり前だろー。エープにあの程度の攻撃通用するかよ。)」



 ホワイトマン:

 「(ま…まずい…!こんな強敵は初めてだ…、まるで勝てる気がせん!しかし、ここで私が諦めたら街の人々が…!)」



 エープ(着ぐるみ):

 「がおーっ!」


 ホワイトマン:

 「うわっ!?」



通行人:

 「怪人がホワイトマンを持ち上げたぞ!」


子供たち:

 「あーっ、川だ!川に落とすつもりなんだーっ!!」


 ホワイトマン:

 「くっ!離せ!」



 エープ(着ぐるみ):

 「(せーの・・・)」


 ホワイトマン:

 「こ、これまでかーっ!」



 エープ星人がホワイトマンをほうり捨てようとしたところで何者かに後ろから攻撃を受けた。


 どげしっ。



 エープ(着ぐるみ):

 「あら?」


???:

 「ホワイトマン殿、捕まられよ!」



 エープ(着ぐるみ):

 「わっ…、たっ…ったっ……!!」


 
どっぼーん!!


 ホワイトマンはすばやく救世主にしがみつき、ドブ川にはエープ星人だけが落ちた。



 ベータ:

 
Σ(○□○;;;)あーっ!!エープ!!」


 マタタビ:

 「危ニャいところでござったニャ。しかし無事でよかった。」



子供たち:

 「あーっ!!マタタビだーっ!!」



 ホワイトマン:

 「おお、マタタビ君…。礼を言う。」



 マタタビ:

 「いやいや。貴殿が敵の注意をひきつけてくれたゆえ、こうして勝利を収めることができたのでござる。拙者は相手の意表をついたまでのこと。」



子供たち:

 「怪人死んだー。」



子供たち:

 「死んだー。」



子供たち:

 「ざまーみろー。」



 エープ(着ぐるみ):

 「………。」
←着ぐるみが水を吸っちゃって身動きが取れない


 ベータ:

 「くそーっ、もう少しだったのに!エープのドジ〜!」



子供たち:

 「あ!エロにーちゃんだ!」



 ベータ:

 「げっ!?見つかった!」



子供たち:

 「エロにーちゃん、そんなとこでコソコソ何してるの?」



子供たち:

 「分かった!怪人があんまり強いもんだからビビって出てこれなかったでやんの!!」



 ベータ:

 
「い!?」


子供たち:

 「や〜い!エロにーちゃんの弱虫〜!弱虫勇者〜!!」



 ホワイトマン:

 「こら、そんなことを言っちゃいけないよ。誰だって怪人は怖いものさ。」



子供たち:

 「あ、それもそうだよね。でも、その怪人に向かっていくホワイトマンとマタタビはやっぱりすごいや!」



通行人&子供たち:

 「ホワイトマンばんざーい!!マタタビばんざーい!!」



ベータ:

 
「なんでこうなるんだよーっ!!(泣)


 エープ(着ぐるみ):

 「いや…、もう、どうでもいいから助けて……。」






6/12 (土)



 報道ステーションによると、たこ焼きのタコのほとんどは、モロッコ産のものを大量に輸入しているらしい。

 そのモロッコ産のタコが獲りつくされて大変な事態になってるんだそうな。

 このままだと、たこ焼きの値段も6個入り1000円…なんてこともあり得るとか何とか放送されとった。

 うがーっ!困る!すげー困る!!

 何しろ、このワシは以前この日記がtたこ焼き日記と化した時期があったほど大のたこ焼き好きなので、たこ焼きが食べられなくなるのは、とんでもない苦痛ナリ!!

 別にもうモロッコ産のタコじゃなくていいよ。固くてもいいからたこ焼き食わせてよ。

 というか、実はワシ、タコもいいけど周囲の具が好きなので、極端な話タコは入って無くても、代わりにニンジンのかけらとかが入っとっても構わ(強制終了)





6/13 (日)



 近鉄とオリックスが合併ってマジですか!?

 シャレにならんのですけど。5チームでどうやって運営するんじゃろ?

 セ・リーグもどうなってしまうんじゃろ…。

 不安だらけナリ。

 しかし、近鉄もそこまで経営難だったのか…。この前球団名を売る話とかしてたのは知ってたけどねー。

 チームが合併ってことは…、近鉄・オリックス両陣営の余剰人員が大量にリストラされるってこと?

 あああああ、大変ですよこれは!選手や監督コーチだけでなく、裏方さんやら社員やら含めたら、いったいどれだけの損害が出るか想像がつかん!



 うっ!

 ……今ものすごくいやな予感がしたんですけど…。

 オリックスと近鉄が合併

 ↓

 選手枠を大きくオーバーする

 ↓

 使えない選手はクビ

 ↓

 山崎がクビになる

 ↓

 山崎、中日復帰

 ↓

 中日第2次暗黒時代到来




 ギャアアアアア!!

 
イヤアアアアアアアアアアアア!!!!

 
助けてエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!




 イヤじゃ〜…。

 もう、山崎の怠慢プレーは見たくないんじゃあ〜……(泣)。





6/14 (月)



 リサイクルショップに行った。

 なんかすごいのがあるなぁ。

 5000円のテレビを見てびっくりしたが、その隣に500円のテレビがあった。

 …をい…。これ、ちゃんと映んのか…?

 ほかにも50円の目覚まし時計とか3000円のシンセサイザーとか。

 結構見てるだけでも楽しい。





6/15 (火)



 そういえば、新パソにしてからスキャナやプリンタを接続してなかったわ。

 ということで、まずプリンタを接続。

 刷ってみたら思いっきりかすれまくり。

 どうも目詰まりしてたらしい。

 でも、そういうこと全く疎いもんで最初は凄くあせった。

 いろいろなぶってたら「ノズルのクリーニング」いうのが出たので、ワラにもすがる思いで実行してみたら、見違えるほど綺麗に印刷されるようになった。

 やっぱり、プリンタはちょこちょこ何か刷って使わなきゃいかん模様。





 次はスキャナを接続。

 なんと「スキャナドライバーがねーから、アンタこのままじゃインストールしてもスキャナ使えんよ?」とか言い出しやがった!

 はわわわわ、どうすりゃいいの?とやっぱり1時間ぐらいパソコンの説明書やらなんやら引っ張り出しまくったけど対処法が全く分からず、検索エンジンで「スキャナドライバ」で検索したところ、スキャナの発売元の会社のホームページがいきなり引っかかり、そこへ飛び込んでみたら、スキャナドライバの無料自動ダウンロードがあった。

 無事解決。

 ふいー、これで何とか絵とか取り込めるザマス。

 ついついパソに強い友人(必殺仕事人氏)がいてくれるおかげで甘えまくっていたけど、やっぱり自分でもいろいろチャレンジせんといかんね( ̄▽ ̄;)。





 中日猛打爆発。

 しかし、ここまで打ってしまうと、またしても次のケンシンは今日の反動で援護点がもらえないんじゃなかろうかと心配になってしまう(T T;)。

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