もんちっち劇場
3/21 (日)
なんといいますか大ショックです。
ドリフターズのリーダー・いかりや長介さんが昨夜帰らぬ人になってしまいました(泣。
ワシもちっちゃい頃ドリフにはたくさん笑わせてもらった大ファンなので、一瞬信じられないというか信じたくないというのが本音のところでありました。
今もお笑い芸人はたくさんいるけども、決して無関係の人をバカにしたりせず、ファンとの触れ合いは大事にしつつも素人を貶めてネタにしたりする事はなく、安易な下ネタに逃げず、正統派の笑いを提供してくれたドリフはワシの中では特別な存在なのであります。
まあ、何をもって正統派というのかは分からんけど、ワシの中ではこれが正統派なのね。
いかりやさんの場合、俳優としても年を積み重ねるにつれ渋みを増していき、どんどんカッコ良くなっていくのが印象的でもありましたな。
72歳というのはそれなりの年齢ではあるけども、もっともっと長生きして欲しかったですな・・・。
朝刊見たら本人が「オレは150まで生きる。まだまだ折り返し地点だよ。」と言ってらしたそうで、残念で残念で胸が詰まりそうな思いです。
ともかくご冥福をお祈りいたしまする。そして、これまで笑いと感動をありがとう!オイッス!!
3/25 (木)
ゆきんこ:
「とるこもいい子になったものでございますなぁ。(しみじみ)」
美咲 & クセルクセス:
「は?」
美咲:
「なんか聞き違ったかな。」
クセルクセス:
「コホン、もう一度言ってもらえるか。」
ゆきんこ:
「私がおらぬ間にとるこは随分と良い子になったのでございまする。」
美咲:
「・・・・・・・・・。」
クセルクセス:
「・・・・・・・・・。」
美咲:
「・・・・・・・・・どこが・・・?」
クセルクセス:
「・・・・・・・・・さあ・・・(汗)。」
ゆきんこ:
「先日、『ふぁみりいれすとらん』なる所へ行ったときのことでございまする。」
とるこ:
「うおーっ!やっとやりくりの心配せず安心してメシが食えるーっ!!」
うべべ:
「ズラーっ!!」
ゆきんこ:
「はっはっは。」
店員:
「ご注文はいかがなさいますか?」
とるこ:
「スパゲッティ!」
うべべ:
「ハンバーグ。」
ゆきんこ:
「お茶漬けはございますか?」
店員:
「え・・・。あ、あいにくお茶漬けは・・・。そちらのメニューにあるものしか・・・。」
ゆきんこ:
「めにゅう?」
うべべ:
「この注文表のことですズラよ。」
ゆきんこ:
「ほほう。・・・・・・はて・・・、品が横文字ばかりで・・・ええと・・・ええと・・・。何がどんな料理なのやら・・・・・・。」
とるこ:
「・・・このババアは頭がおかしいからほっといてくれ。」
店員:
「・・・(^^;)。お、お決まりになりましたら、そちらのボタンでお呼び下さい。」
ガングロン:
「これゲロマズ〜。いらねー。」
チーマー:
「だったら残しゃいいじゃねーか。」
ガングロン:
「だよねー。これもニンジンはいってるし〜。もー、あとみんな残そ〜。」
チーマー:
「おっしゃ、じゃあ、そろそろ行くか。」
がたがたがた。
ゆきんこ:
「(むうう、なんと嘆かわしい。あのように食い散らかしていくとは・・・。ここはひとつ注意をば・・・。)」
とるこ:
「待てコラーっ!!」
うべべ:
「うべぇっ!?」
ゆきんこ:
「!」
チーマー:
「ぁあ!?」
ガングロン:
「とるこじゃん、なんか用?」
とるこ:
「出された飯はちゃんと食っていけーっ!オレぁ、食いモン粗末にするヤローが一番許せねーんだ!!」
チーマー:
「あんだぁ、このガキ・・・!」
とるこ:
「世の中にはなーっ、メシ食いたくても食えねー奴がごまんといるんだよ!もっと食いモンに感謝しろ、バカヤローっ!!」
ガングロン:
「はあ!?」
ゆきんこ:
「(なんと・・・、あれほど好き嫌いの激しかったとるこが、このような言葉を・・・!感激でございまする。)」
チーマー:
「いちいち、るっせぇんだよ!先公かてめーは!殺っちまうぞクソガキ!」
ゆきんこ:
「まあまあ。子供の言葉ですから、どうか穏便に。」
チーマー:
「あー!?てめーがコイツの保護者か!?どーゆー教育してんだコラ!」
ゆきんこ:
「これは異なことを。態度はどうあれ、とるこの言っている事は全て正論ではございませんか。」
チーマー:
「なにぃ!?」
つんつん。
チーマー:
「あぁ!?なんだよ!?」
ガングロン:
「トモ君、相手悪すぎ。コイツあの松山雪之丞じゃんねー。」
チーマー:
「い!?ま、マジで!?あの悶窒血組をたった一人で壊滅させたとかいう!?」
とるこ:
「おめー、いつそんなことしたんだよ・・・。」
ゆきんこ:
「いやはや、この前税務署というところに行くつもりが間違って入り込んでしまいまして。そしたら、どこの組の鉄砲玉だと襲い掛かってきたものですから。」
チーマー:
「ガタガタ・・・。ちっ、おい行くぞ!」
とるこ:
「てめー、待て!最後まで食っていけ!」
ガングロン:
「だったらてめーが食えばいいだろバーカ!」
ゆきんこ:
「やれやれ。」
ゆきんこ:
「・・・・・・ということがありまして。」
美咲:
「・・・・・・まあ、アイツがそういう事を言えるようになったってのは確かに大きな成長だな。」
クセルクセス:
「・・・お、噂をすれば・・・。」
とるこ:
「くそーっ、やっぱりねえな・・・。」
美咲:
「何してんだアイツ・・・。自販機の下覗き込んで。」
ゆきんこ:
「はて?」
クセルクセス:
「小銭でも落としたのではないか?」
美咲:
「小銭を落とすも何も、やって来るなりあーしてるんだが。」
ゆきんこ:
「分かりました。」
クセルクセス:
「ん?」
ゆきんこ:
「正義に目覚めたとるこは、ああして自販機の周りを掃除しているのでございますよ、きっと。」
美咲:
「・・・・・・違うだろ・・・。今度は、しきりにお釣りのところに手ぇ突っ込んでるぞ。」
ゆきんこ:
「はははは、おそらく中の汚れを取っているのでございましょう。」
女子高生B:
「きゃはは、マジで〜?」
女子高生C:
「でさー・・・。」
女子高生A:
「あっ!」
女子高生B:
「どしたの?」
女子高生A:
「最悪〜、お菓子こぼした〜。」
女子高生C:
「きゃはは、だっせー。」
女子高生B:
「まぁいーじゃん。早く行こうよ。」
クセルクセス:
「ぬうう!あの小娘ども、こぼしておいて始末をしていかぬとは・・・!」
ゆきんこ:
「お待ちを。とるこが・・・!」
とるこ:
「ひょいひょいひょい。」
ゆきんこ:
「ほら、あのようにこぼれたお菓子を拾い集めているではありませぬか。」
クセルクセス:
「おお・・・・・・!」
とるこ:
「けけけー、ラッキー!」
クセルクセス:
「ん?」
むしゃむしゃ、ばくばく。
とるこ:
「うめー!」
美咲:
「・・・・・・・・・。」
ゆきんこ:
「さすがとるこ、食べ物を粗末にしてはならぬと、代わりに食べているのでございますな。うう、立派でございますよ。」
美咲:
「そろそろ目ェ覚ませよオマエ。」
クセルクセス:
「良い子になったというより、貧乏くさくなったというべきだな。」
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