もんちっち劇場






10/3 (金)



 管理者:

 「ホントかガセか知らんが次の中日の監督候補が野村克也か落合博満に絞られたという噂を聞いたぞ。」



 美咲:

 「ほー。」


 管理者:

 「いよいよ大詰めになってくるか?」



 美咲:

 「ヨッシャー
(佐々木恭介監督代行)があれだけ頑張ってんだから、ヨッシャーでいーじゃん。」


 管理者:

 「たしかに、ヨッシャーがかわいそうな気はする。人望もあるみたいだし。」



 美咲:

 「ドメが一流になったのも、本人の努力も当然ながら、ヨッシャーの指導のおかげだしな。」


 管理者:

 「まあ、ドラが強くなるんなら、ぶっちゃけ誰でもいいよ。」



 美咲:

 「その二人で比較すると・・・。やっぱり経験が豊富なのは野村か。」


 管理者:

 「でも、野村だと沙知代がついてくるし。」



 美咲:

 「落合でも信子がついてくるぞ。」


 管理者:

 「・・・・・・・・・。」



 美咲:

 「・・・・・・・・・。」


 管理者:

 「・・・・・・・・・。」



 美咲:

 「どちらを選ぶにしても修羅の道か・・・。」


 管理者:

 「ふふふ、拷問ですな・・・。」






10/4 (土)



 ある日のこと、美咲、明美、ためごろうが街を歩いておりました。


スカウト:

 「お嬢さん、ちょっといいですか?」



 ためごろう:

 「わたしですかぁ?」



 明美:

 「なになに?どしたの?」



スカウト:

 「わたくし、こういう者なんですが・・・。」



 明美:

 「もん・・・ちっち・・・プロダクション?」



 美咲:

 「なんだそりゃ。」


 ためごろう:

 「ひょっとしてアイドルの事務所ですかぁ?」



スカウト:

 「はい。どうでしょう、うちの事務所でアイドルデビューを目指し頑張ってみませんか?」



 明美:

 「
キャ――――っっっ!!アイドルですってアイドルですって!!どうしよう美咲!!いやーん、反町と共演とかしちゃったりなんかして!!


 美咲:

 「落ち着けバカ。誘われてるのは、ためごろう一人だ。」


スカウト:

 「あ、はい。申し訳ありません、こちらのお嬢さんだけでございまして。」



 明美:

 「あ、あははっ!そ、それぐらい分かってるわよ、友人として驚いただけよ、
友人として!!(汗)


スカウト:

 「如何でしょう、うちの事務所に所属してみませんか。」



 明美:

 「チャンスよチャンス!芸能界デビューのチャンスよっ!うまくいったら、反町のサインとか頼むわね!!」





 明美:

 「アホよッ!アホアホアホッ!!史上空前メガトン級のアホっ!!」



 ためごろう:

 「ふえーん、そこまで言わなくてもぉ。」



 明美:

 「せっかく芸能界入りするチャンスだったのよ!?それを断るなんてどーかしてるわ!あたしだったら即決OKなのにっ!!」



 美咲:

 「お前の価値観を他人に押し付けるな。」


 ためごろう:

 「私は天使としてのお仕事があるからダメですぅ。」



 明美:

 「あーあーあーあー、もったいないもったいない。あー、反町のサイン損したーっ!」



 ためごろう:

 「なんか私のために怒ってくれてる感じがしないんですけど。」


 美咲:

 「芸能人のサインのために友人を売るつもりだコイツ。」


スカウト:

 「やーやーやー、そこのおねーさん。」



 美咲:

 「?」


スカウト:

 「そう、キミキミ!」



 美咲:

 「オレ?」


スカウト:

 「突然だけど、女優やってみる気ない!?」



 美咲:

 「はあ?」


スカウト:

 「キミを一目見てビビッときたんだよね!キミなら絶対当たるよ、ボクの見る目は間違いない!」



 明美:

 
「こ、今度は一足飛びで女優ですってぇええ!?行けっ、行くのよ美咲っ!!そして私のために反町のサインを!!」


スカウト:

 「キミのそのプロポーションなら確っっっ実に
AVで天下を取れるよ!ボクが保証する!いや〜、いいなぁ。キミの相手する男優がうらやま・・・・・・っっ!?


 
どっぼ〜〜〜・・・ん・・・


 美咲:

 「帰るぞ。」


 ためごろう:

 「ナイスコントロールですぅ。」



 明美:

 「あ、アンタ、気持ちは分かるけど、あんな遠くのドブ川に放り捨てんでも・・・
(^^;)。」


 ためごろう:

 「で、え〜ぶいって何ですかぁ?」







 明美:

 「まったく世の中どーかしてるわ。こんな芸能界に興味の無い女どもを誘うなんて無駄な事して・・・、目の前に適任がいるじゃない、ぶつぶつ・・・。」



 美咲:

 「AVでもいいのかよ。」


 明美:

 「やっ、それは嫌だけど・・・!」



 美咲:

 「ほらみろ。」


 ためごろう:

 「明美さんにも何か誘いが来るかもしれませんよ〜。」



 美咲:

 「来ない来ない。」


 明美:

 
「ぬぁんですって〜〜っ!!」


 美咲:

 「おろ?」


スカウト:

 「あ、あのう・・・。ちょっとよろしいですか?」



 明美:

 「!?え、あたし!?」



スカウト:

 「そうです、あなたです。」



 明美:

 
「ほらほらほらほら!遂にきたわよ、あたしの春が!やっぱり見るべき人は見てるのよね〜!さあ、言って!返答の準備は出来てるわっ!」


スカウト:

 
「あなたは選ばれた人です。是非とも我々『ニョホニョホ教』に入信してください。世界の終わりは近づいています。そして我らの偉大なる神・『ニョホニョホニョ』様の手によって、この腐りきった世界は一度崩壊し、生き残った我々ニョホニョホ信者の手によって世界は再構築・浄化されるのです!!」


 明美:

 
「ファイナル明美ちゃんナーックルッッッ!!!」


スカウト:

 
「あぺぎゃーっ!?」


 ためごろう:

 「ナイスパンチですぅ。」



 美咲:

 「ま、よーするに世の中そんなうまい話は転がってねーってこった。」



 それぞれが実際どーやって勧誘するのかは、知らん。





10/8 (水)



◆頭長スライムの詩8



 頭長スライム:

 「ぐへへへへ。」



 神田:

 「ぅおっ!?何か用か!」


 頭長スライム:

 「お前のために作った詩を聞かせてやる、感謝するがいい。ぐへへへへ。」



 神田:

 「なにぃ〜!?ちぃい、遂にオレのところにも来やがったか!」


 頭長スライム:

 「タイトル。
『神田俊也の1ヶ月』。」


 神田:

 「むっ、てめーにしちゃ珍しくまともなタイトルだな。」


 頭長スライム:


 「 
(『リンゴの唄』のメロディで)

 
 霧野美咲に 唇寄せて

 
ビンタをもらった 青い空

 美咲はなんにも 言わないけれど

 美咲の気持ちは 良く分かる

 変態嫌いや 憎しや神田 



 神田:

 「・・・・・・・・・
(ぶちっ)。」


 頭長スライム:


 「今のが1日目、つまり1番だ。これが30日、すなわち30番まで続くわけだな。赤文字の部分が2番以降以下のように変わる。」

1日目 ビンタを
2日目 鉄拳
3日目 頭突きを
4日目 アッパー
5日目 パワーボム
6日目 ネリチャギ
7日目 肘鉄
8日目 裏拳
9日目 喉突き
10日目 チョップを
11日目 張り手を
12日目 首しめ
13日目 膝蹴り
14日目 サマソ(サマーソルト)を
15日目 デコピン
16日目 バリかき
17日目 水月
18日目 喉輪を
19日目 金蹴り
20日目 卍(卍固め)を
21日目 タックル
22日目 ロメロ(ロメロスペシャル)を
23日目 掌底
24日目 うめぼし(こめかみをぐりぐりやる奴)
25日目 ケツバット
26日目 延髄(延髄斬り)
27日目 ジャーマン(ジャーマンスープレックス)
28日目 目潰し
29日目 クローを
30日目 跳び蹴り


 神田:

 「ブ ッ 殺 す 。」


 頭長スライム:

 「あべし。」
(←死亡)


 神田:

 「それにしても、なんでこのヤロー、ここまで知ってやがんだぁ!?20日目と21日目が入れ替わってる以外全部合ってんじゃねーか!油断もスキもねえな。
(汗)






 実話かい。





10/11 (土)



 管理者:

 「ドラゴンズのユニフォームが変わるらしい。」



 美咲:

 「今のドジャースモデルのユニフォーム、カッコ良くて好きなんだけどな。」


 管理者:

 「まあ、あくまでもパクリだし、もっとカッコいいのに変わるんなら特に文句は無い。」



 美咲:

 「サンデーユニフォームの前科があるからな・・・。あの球団がユニフォームを新調すると聞くと、ロクでもないモンを作り出しそうな気がしてしょーがねえ。」


 ためごろう:

 「えへへー、それなんですけどぉ。わたしも新しいユニフォームを考え付いちゃいましたぁ。忘れないように描いてきたんですよ〜。」



 管理者:

 「呼 ん ど ら ん。」



 ためごろう:

 「むー!そんな事言わないで下さいよぉ!きっと、このデザインを見れば、そんな言葉は出なくなっちゃいますよぉ!」



 美咲:

 「球団はデザインを募集してねーけど。まぁいいや、見せてみな。」


 ためごろう:

 「はァい、これですぅ!」

 管理者&  美咲

 「・・・・・・・・・・・・・・・。」



 ためごろう:

 「シャオロンちゃん型が攻撃の時の服装で、ドアラちゃん型が守りの時のユニフォームと使い分けるんですよォ。いいアイデアでしょ!」



 管理者:

 「・・・・・・こりゃ酷ぇ・・・、想像以下だ・・・。」



 美咲:

 「第一、チェンジのたびに毎回わざわざ着替えなきゃなんねーのかよ。」


 ためごろう:

 「はァい、これでチビっ子ファンの心もしっかりつかめちゃいますよォ。」



 美咲:

 「これじゃ誰もドラフトで中日入りたがんねえ・・・。」


 管理者:

 「つーか、ルール上ええんかコレ?」



 クイーン:

 「バカ面を並べて何をしている。」



 管理者:
←後ろを振り返る

 「ぅおっ!?鬼ババ!」



 
ぐしゃあ!!


 ためごろう:

 「来年のドラゴンズのユニフォームを考えてみたんですよぉ。」



 クイーン:

 「ほう。」



 美咲:

 「管理者もうダメだ、脈が止まってやがる。」


 
管理者、意識不明のためリタイア。


 ためごろう:

 「それでこんなのを。」



 クイーン:

 「・・・・・・・・・・・・・・・。」



 美咲:

 「コメントに困る絵だろ。」


 クイーン:

 「・・・素晴らしい。」



 美咲:

 「なぬ?」


 ためごろう:

 「でしょでしょ〜!」



 クイーン:

 「方向性としては申し分ないぞ。ただ、少々華が足らんな。ドラえもんの首輪みたいなものをプラスしてアクセントをつけてみてはどうだ。」



 ためごろう:

 「じゃあ、リボンなんかもいいと思いますぅ!」



 美咲:

 「オマエら。」


 クイーン:(←絵に描き加え中)

 「ここに、こう・・・付け髭を加えて愛嬌をな・・・。ここに尻尾もつけてみようか・・・。」



 ためごろう:
(←一緒になって描き加え中)

 「いっそパオロンちゃんの方にして、ピンクピンクで攻めちゃいましょぉ!!」



 美咲:

 「間違っても球団に送んなよ、それ。」


 

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