もんちっち劇場






8/1 (金)



 ぐっはー!

 以前の日記で、最近好きな漫画が次々と終了して寂すぃ〜悲すぃ〜と書いた覚えがあるのだが、「天使な小生意気」までもが次週最終回かよう!!

 もう駄目だー、どんどん好きな作品、好きな現役キャラがいなくなるー。

 面白い作品、魅力的なキャラクターの援軍プリーズ!

 やはり、もうこうなったら「カムナギ」しか・・・真心たんハァハ(強制終了)



 あーあー、ここいらで一度どかんと上杉謙信の大河ドラマやってくれんかにゃー。

 そしたら、小説とか一気に出まくるから楽しみが増えるのに。そういう機会があれば、カッコ良くて私生活がクリーンで性格のいい人に演じてもらいたいね。

 なんぼドラマはドラマ、私生活は私生活でも、いくら作品で名演技をしても、バラエティ番組で横着かったりスキャンダルの多い人だと、物凄く冷めてしまう人なんで、ワシ。



 暑中見舞いは、うまく描けなくて苦戦中のため残暑見舞いになってしまいそうです(;;)。

 早めに暑中見舞いを下さった皆さんごめんなさいー。





8/2 (土)



 三国志9パワーアップキットの発売日が8月24日らしいね。

 とりあえず、楽しみが一つ見つかった。

 今回の三国志9は馬超のグラフィックがカッコ良くなってる(美形美形)し、能力も関羽に引けをとらんぐらい強くなってるようなので(特殊能力までは知らんが)、随分と期待してたりします。ワシの好きな箱庭システムだしね。

 2番目に好きな姜維もまた美形かつ高能力値になってるようなので楽しみ。

 ああ、そうそう。祝融がまた武将扱いに戻ったのも見逃せんところやな。前作は武将として使えんかったからねー。



 リンクを増やしました。「大の旗印」さま。久しぶりに歴史系サイトさんとのリンクです。

 武田勝頼を中心とした武田氏の歴史について取り上げておられるHPです。

 詳しくて見やすいのでお勧めですよー。





8/5 (火)



 6/5の続き

 ゆきんこ:

 「いかがなされました、マタタビ殿?随分と難しい顔をなされてますが。」


 マタタビ:

 「・・・・・・どうも・・・・・・おニャじ所をぐるぐる回っている気がするニャ・・・。」



 ゆきんこ:

 「そうですね。今通り過ぎた宿屋はすでに4回ほど来た気がいたしまする。」


 マタタビ:

 「自信満々に歩んでいるから気にしてニャかったが、ひょっとして我々は道に迷っているのかニャ・・・。」



 ゆきんこ:

 「ははは、何を今さら。」


 マタタビ:

 「フニャーッ!?」



 ゆきんこ:

 「そのうちたどり着きまするよ。」


 マタタビ:

 「阿雪殿、ひとつ聞いておきたいが、目的地がどの方角にあるかとか、せめてそれぐらいは理解できているのかニャ?」



 ゆきんこ:

 「ご心配なさいますな。この方角で間違いございませぬ。
(きっぱり)


 マタタビ:

 「ほっ。それニャら一安心ニャ・・・。」



 ゆきんこ:

 「先ほど毘沙門天様に道を尋ねながら愛刀の霧氷を倒してみましたところ、こちらの方角に倒れましたゆえ、こちらに間違いございませぬ。」


 マタタビ:

 「フニャッ!!?」



 ゆきんこ:

 「まあまあ。気長に探せば帰れまするよ。」


 マタタビ:

 「一体阿雪殿は普段はどうやって移動してたんニャ。はっきり言ってこの調子では待ち合わせなどとてもままニャらぬと存ずる。」



 ゆきんこ:

 「普段は美咲殿に連れて行ってもらったりしておりましたゆえ。」


 マタタビ:

 「・・・・・その美咲殿とやらの苦労は想像するに余りあるニャ・・・。」



 ゆきんこ:

 「はあ、やはり多少なりと迷惑をかけていたかもしれませぬなぁ。」


 マタタビ:

 「・・・・・・美咲殿の忍耐強さに心底感服するニャ。」



 ゆきんこ:

 「それは友人が褒められたと喜んでよろしゅうございますね?」


 マタタビ:

 「それより、ここから先は拙者が道を選択させてもらいますニャ。」


 ゆきんこ:

 「は。かまいませぬが。適当に進んでいるだけでございますから。」


 マタタビ:

 「さっきから、ニャン度もこの道を通って失敗しているので、今度はこちらの道を使いましょう。」



 ゆきんこ:

 「心得ました。」


 
といいながら、さっきから失敗している道に進もうとするゆきんこ。


 マタタビ:

 「お、阿雪殿!ニャぜそっちへーっ!?」



 ゆきんこ:

 「はて?」


 マタタビ:

 「今こっちの道に進むと言ったばかりではござらんか!」



 ゆきんこ:

 「おや?こちらがさっきの道でしたか?」


 マタタビ:

 「それ、マジボケ?」



 ゆきんこ:

 「いやはや、いつもこのように美咲殿にも苦労を掛けたものでございまして。」


 マタタビ:

 「・・・・・・その美咲殿の寛容さはある意味神の領域では?」



 ゆきんこ:

 「またしても友人が褒められたと喜んでよろしゅうございますね?」


 マタタビ:

 「・・・・・・ニャー。」



 ゆきんこ:

 「・・・・・・。」


 マタタビ:

 「ちょっとここで待っていてくださいニャ。一歩も動かないで。」



 ゆきんこ:

 「はい。」


 
マタタビは一旦町に戻って何かを買って帰ってきた。



←ペット用首輪



 マタタビ:

 「これでよし。これニャらはぐれる心配はニャいでござる。」



 ゆきんこ:

 「なんと、このような優れた道具があったとは!便利な世の中になったものでございますね。」



 ゆきんこ・マタタビの珍道中は続く。





8/6 (木)



 友達と「Z MAN」の話題で盛り上がる。

 「Z MAN」とは、大体10年近く前に月刊少年ガンガンで連載されていた熱い熱い漫画である。

 ジャンルとしては、うーん、アクション・格闘・RPGの要素が入り混じってると思ってもらえばよいかと。

 ふつう、このマンガの話題で盛り上がるとしたら、話題の焦点は「ナナシ」「アジャンタ」「ギャンザ」あたりになるであろう。

 しかし我々の場合はなぜか毎回「OZ(オズ)」の話題で盛り上がってしまうのだった。OZたんハァハ(やめんか)




 つくづく男の子なのが残念である(コラ)。上のイラストは六芒三邪神時代、つまり凶悪なOZのイメージだが、六芒聖神時代の良い子OZなんてどっからどーみても女の子やんか。まあるいキラキラしたお目めで遠慮がちに見上げてるんだもんよ(笑)。

 そういえば、最近は女の子顔の男キャラが増えてきましたな。今世間をにぎわしているブ○ジットには個人的に別段魅力を感じないのだが、OZ(Z MAN)、マルセル(アンジェリーク)、ヨーマン(GUT's!)は男の子にしておくには勿体無い気がする(ぇ。

 ・・・いや、ヨーマンはネコみたいだから好きなんで、別に女の子じゃなくてもええけど。



 さて、そのOZである。

 性格はドラゴンボールのフリーザ(最終形態)をさらに3段階ぐらい凶悪わがままにしたよーな感じだ。

 しかも、やや「とっつぁんぼうや」入ってるような気がする。7巻では「全く・・・キミらにボクの苦労を分かってほしいよ。」なんて中間管理職のオッサンみたいな事言っている。

 「やれやれ・・・また忙しくなってしまった・・・。」・・・・・・OZさん、サロンパス要ります?アリナミンV出しましょか?



 けれど、その戦闘力は邪神化イーデアの中でぶっちぎりの最強である。

 そんな彼女・・・もとい、彼が主人公ナナシとの戦闘中のシーン。これが話題のネタにあがった重要シーンである。

 ナナシの気迫におされて苦戦するOZは、超強力な必殺技を発動させる。それはこの星をも破壊しかねない荒業中の荒業だった。

 ナナシが「OZ!お前はこの星をこわす気かっ!!」と叫ぶと、「この世界、このOZにとっては遊ぶためのオモチャさ!遊び飽きたらコワス!それだけだろ!」と冷徹に返すOZ。

 んでもって「キャハハハハ、滅びろよう!」となるわけだが。

 普通に考えると、まあなんという自己中心的でわがままなクソガキだ、ということになる。

 が。

 ちょっと待てと。

 見方を変えてみよう。

 詳しく説明してしまうと長くなるので省くが、OZをはじめとするイーデアは少なくともみんな1000歳以上である。

 イーデアは1000年前の化学文明の時代に作られたからである。

 世界の全てを「ボクのオモチャ」と言ってのけてしまうOZの人格ってどうやねんという問題はこの際スルーしておくとして、少なくともOZ当人はそう思っているわけである。

 とすると、この子は1000年もの間、同じオモチャで我慢してきたという事ではないか!

 おおう!これってすごいことじゃないですか奥さん!?

 正直ワシなんか同じゲームなんぞ数ヶ月もすれば飽きるぞ。クソゲーだったら1週間もせんうちに飽きる。仮に寿命が1000年以上あったとして、そんな長い期間同じモンで遊んでたら気が狂うだろう。いや、そりゃ規模が全っっっ然違うけどさ。

 この子は1000年もずーっと同じオモチャで遊び続けてきたわけだ!なんと健気な子だろうか!!

 よしOZ!おじさんが許す!壊しなさい壊しなさい。キミはもう充分我慢した。思う存分壊しなさい。

 終わったらガイストかマゼンダに新しいオモチャ買ってもらおう(彼らが無事ならの話だが)。

 以上。



 いいのかそれで・・・。





8/7 (木)



 管理者:

 「昨日一軍昇格したルーキーの森岡君がいきなり2塁打デビューだぞ。」



 美咲:

 「立浪も2塁打でスタートしたんだっけ。縁起がいいじゃんか。」


 管理者:

 「久しぶりにドラゴンズにも明るい話題が・・・。」



 美咲:

 「結果も良かったけど、それよりも初球を思いっきり振りに行ったって姿勢は見上げたもんだ。大物になりそうな予感がするぞ。」


 管理者:

 「ついつい大事に行こうとして縮こまる選手も少なくないもんなぁ。」



 美咲:

 「悔いを残して失敗するよりも全力でぶつかって失敗した方がいい、と いきなりフルスイングしたらしいな。どっちが正しいってのは無いんだろうけど、その前向きさは大事な要素だと思う。せっかく1軍に勉強に来てるんだしさ。」


 管理者:

 「ワシも失敗を恐れず、思い切りぶつかっていこうと思います。振らなきゃバットにゃ当たらへんのやから。」



 美咲:

 「そうだな。って、お前何にぶつかる気?」


 管理者:

 「とりあえず、思い切って競輪買います
(☆▽☆)。3連単狙いで。買わにゃぁ当たらんでよ。」


 美咲:

 「・・・・・・・・・。」


 管理者:

 「何もしないで後悔するより、やることやって後悔した方がマシだあーっ!!うおーっ!!」



 美咲:

 「人生踏み外してから後悔しても遅えからな。」






8/8 (金)



 URL占いというのを。

 まず現在使っているアドレスの結果。

このサイトの持つ性格は、理性・華麗といった言葉で象徴されます。
コンピュータ関連や芸術などの情報をあつかうのに向いています。

平穏無事の意味があり半凶半吉です。高い知能はあるものの、行動力に欠けています。

 平穏無事か。たしかに荒らしも少なかったしね。そういう意味でお客さんに恵まれてきたって感は常にある。や、ただカウンタが回らなかっただけと突っ込まれるとつらいけど。



 続いて、今回のCOOLのシステム改正による結果、移ることになると思われるURL。この件については準備が出来てから告知するつもりであります。 

このサイトの持つ性格は、派手で活動的です。
お金や経済、投機などの情報をあつかうのに向いています。

軟弱さの意味がありです。不運というよりは、成功を勝ち取る力が無いという弱い運勢です

 うわー、酷くなった!このサイトも終わりだな。成功を勝ち取る力が無いって・・・(滝汗)

 ちなみにインデックスページにこだわらず、移転予定のHP全体のURLを占った結果としては、

ドメイントップのフロントページですので、特に性格といったものはありません。

吉凶ともに大きい中から成功が生まれてくる意味があり大吉です。非常な幸運と不運が交互に現れ、最終的には成功します。



 ・・・・・・なんにせよ不運が訪れるようだな。それも非常な不運が。やだやだ。





 8/9(土)



 おずばなし その2

 (これは「Z MAN」を敵の親玉であるOZの立場に立って読み直し、OZを正当化するという無謀極まりないコーナーだっっっ!!)



 せっかくOZの話を掘り起こしたので、今回もOZの話をする。

 というか先月久々に「Z MAN」読み直して熱がよみがえってきたんでね、9年ぶりに。

 「Z MAN」知らない人にはさっぱり分かんないだろうけど、日記がネタ切れなので勘弁していただきたい。



 今回の注目ポイントはここだ。

 前回話したテーマよりさらにさかのぼって、神官モリモトがタイタロスをOZに借りて攻め込んできたときの話。

 ここでのモリモトのセリフがとても印象に残ったのだった。

 「フフフ・・・これぞ六芒三邪神OZ様が創られた殺戮巨大兵器・・・タイタロスだ・・・。」


 えっ!!!?O Z が 創 っ た の!?


 創らせたんじゃなくて!?


 OZが自分で!?



 寝食も忘れ!!


 大好きな遊びも我慢し!!


 オイルまみれになりながら、あのちっちゃいお手てでネジをひとつひとつ一生懸命しめたのか!!


 揚げ足取りですか?いや、でも想像するとなかなか面白い。


 
想像図




 うわー、そんな一生懸命創ったタイタロスを壊されたんじゃあなぁ。そりゃ怒るよね、怒らいでか。それなら、タイタロスが壊された時のOZの異常なまでの剣幕も納得がいく。

 きっとタイタロスに乗って世界中を練り歩いたり、改良して宇宙へ行くとか夢も一杯つまっていただろう。苦労も夢も、そして完成時の喜びも、すべて詰め込んだ大事なタイタロスを無残にぶっ壊されたOZの心情は察するに余りある。

 なによりも、はじめて(?)自分の手で作り上げたオモチャだ。与えられたものじゃない。愛着も格別のものがあったろう。それをただ破壊されたどころか、跡形も無く完全に消滅させられたのだ。これを怒らないものがあろうか、いやない(反語)。

 そうだ!怒れOZ!タイタロスの仇を討つのだ!

 あの苦労と努力を踏みにじったZ MANことナナシに怒りの鉄槌を!!

 ・・・・・・・・・。

 そもそも、「ヤな奴」であるモリモトに、そんな大事な大事なタイタロスをポーンと貸してやるあたりOZの器のでかさがうかがえる。

 やっぱり立派な子だね、OZは。



 そうか?





8/11 (月)



 コピックとかゆーモノを買いました。

 以前必殺仕事人どのから聞いた画材であるが、これがべらぼーに高いでやんの。

 12色プラス肌色の13色買ったけど5000円ぐらいした。

 使いこなせんとつらいものがあるな・・・。

ためしがき(重っ)



 ぐむむ・・・。

 ま、まあともかくだ。

 スキャナも買い換えたし、プリンタも新しくしたし、ラミネーターも買ったし(ネットには無関係)、コピックも手に入れたし、ついでに漫画用のペンと同じよーな感じで描ける不思議なペンも味方に加わったので、道具に関しては申し分の無い陣容が整った。

 あ・と・は、オレの代わりに描いてくれる上手い人を探すのみ(コラ。





8/13 (水)



 えー、なんと!我がサイトがついに夢の50000ヒットに到達いたしました!!

 信じられません、奇跡です!

 遊びに来てくれた方々、冷やかしにきやがった方々(笑)、掲示板やメールで励ましてくれた方々、本当にありがとうございます。

 積み重ねの数字なので、これだけ人生の貴重な時間を割いてここを見に来てもらったかと思うと、ありがたくも申し訳ないよーな気分になってしまったり。

 面白いネタとかいろいろやって、これからも頑張っていきたいです。せめて時間を割いてきてくれた人が、時間を無駄にしたと思わないように。来た甲斐はあったなと思ってもらえるように。



 地元の名電1回戦負けっス(泣)。強豪がどこも負けて無かっただけに、そろそろ番狂わせが起こるんじゃないか、ひょっとしてよりにもよって名電が転ぶんじゃないかと、不安になってきた矢先に負けてしまいますた(;;)。

 そのうえ、新潟の中越も同じ日に仲良く負けてしまったので、一気に今年の甲子園へのモチベーションがダウンー。でも、勝ち上がった学校には頑張って欲しいね。名電と中越の分も。





8/14 (木)



 頭長スライム:

 「ぐへへへへ。」



 美咲:

 「なんだよ。」


 頭長スライム:

 「いよう。全身の女性ホルモンが全てチチに集中した女。ご機嫌麗しゅう。」



 美咲:

 「死ににきたのか。」


 頭長スライム:

 「褒めてやったんだ、ありがたく思え、ぐへへへ。」



 美咲:

 「どこがだ、すり潰すぞ。」


 頭長スライム:

 「他人を褒めるのが何よりも嫌いなオレ様に褒められるなんて幸せものだぞ。感謝して、次の選挙ではオレに一票入れるようにな。」



 美咲:

 「選挙?」


 頭長スライム:

 「何だ知らんのか?もんちっちランド市長選挙が始まっただろうが。」



 美咲:

 「知らねーぞそんなこと。」


選挙カー:

 「
(ガガッ・・・ガガーっ・・)ご町内の皆様、まことにご迷惑をお掛けしております!吊目藤次郎でございます!吊目!吊目!吊目藤次郎!!もんちっちランド市長には吊目藤次郎を、なにとぞ、なにとぞよろしくお願い致します!!吊目藤次郎頑張っております!ありがとうございます!!吊目藤次郎でございます!!もんちっちランド市長には・・・


 美咲:

 
「るっせぇえええ!!他所でやれ、ムカつく!!」


 頭長スライム:

 「ぐへへへへ、どうせ落選するのに無駄な努力をしておるわ。」



 美咲:

 「チッ、マジでやってやがるとは。」


 頭長スライム:

 「ああ、ああ、これだからホルスタインは。世間の動きに全くついてこれとらん。その巨乳が情報センサーだったら良かったのになぁ。まったく無駄にデカいチチしやがって、この牛乳女が。」



 美咲:

 「お前こそ、そのツノが危険を感じ取るセンサーだったら良かったのにな。」


 頭長スライム:

 「ひ、ひでぶ!」



 美咲:

 「選挙ねー。ん、これか?選挙広報。」


 明彦:

 「美咲さん、こんにちは。」



 美咲:

 「ん?アキか。」


 明彦:

 「それ、選挙広報だね?やっぱり気になるの?」



 美咲:

 「別に。」


 明彦:

 「今日午後から立候補者が一同に集まって、選挙演説会やるみたいだから行かない?」



 美咲:

 「行かねーよ、そんなクソつまんねーもん。」


 明彦:

 「いや、でもさ。言っちゃ悪いけど藤次郎さんみたいな人が間違って当選しちゃったりしたら、とんでもない事になりそうだし。僕らの生活にも関わる事だから、聞いておいて損は無いと思うんだ。」



 美咲:

 「かったりぃな・・・。」






 美咲:

 「結局来ちまった。」


 明美:

 「やほー、美咲、アキちゃん。美咲が来るとは意外だったわねー。」



 美咲:

 「フン、身の程もわきまえず立候補したバカどもの醜態を眺めるのも一興かと思ってな。
(←クイーンの声真似で)


 明美:

 「あっはは、似てる〜!」



 明彦:

 「そろそろ始まるみたいだよ。」






 管理者:

 「えー、それでは、もんちっちランド市長選挙立候補者演説会を開催いたします。」



 1番手・クセルクセス候補:

 「えー、コホン。」



 美咲:

 「まずはクセルクセスのオッサンか。コイツなら信望もあるし悪くないな。」


 クセルクセス候補:

 「えー・・・、我、クセルクセスは・・・。」



 明彦:

 「風格もあるし、人格者だし申し分無さそうだね。」


 クセルクセス候補:

 「このような市長職などにつくつもりは全く無い!!ためごろうの悪戯で勝手に立候補させられてしまったのだ。すまぬが失礼する!」



 
ガターン!!(←会場の全員がずっこけた音)


 ためごろう:

 「てへっ、ごめんなさ〜い



 美咲:

 「な、なんなんだよ、この出だしはよ〜!!」


 明美:

 「も、物凄い腰砕けのスタートね・・・
(^^;)。」





 美咲:

 「えーと、なになに?プログラムで行くと、2番はホワイトマンか。」



 明彦:

 「ホワイトマンは子供受けがいいからね。結構有力候補かもしれないよ。」 
注):この選挙の選挙権には年齢制限が無い


 2番手・ホワイトマン候補:

 「町をよくするには、みんなが健康である事が第一だと思います!わたくしホワイトマンが市長に就任した暁には各家庭、毎朝必ず納豆を食べる運動を推し進めたいと・・・」



 明美:

 「ええ〜〜〜っ!!?いやっ、いやっ!いやよォ〜っ!!」



 ベータ:

 「冗談じゃねーよ、毎日納豆なんて勘弁してくれ!」



 ブー!ブー!!


 ホワイトマン候補:

 「な、なぜだ!?私はみんなの健康の事を思って・・・!!」



 藤次郎候補:

 「ひっひっひっひっ。作戦を誤ったな。公約っつーのは、いかに甘い汁が吸えるかってのをアピールするのが肝心だぜ。これじゃ、票の支持を確保するのは無理ってもんだ。」



 とるこいし候補:

 「やけに自信満々じゃねーか。」



 藤次郎候補:

 「あたぼーよ。オレには奴と違って大量の票を引き寄せる公約を用意してある。」






 美咲:

 「次は藤次郎か。コイツが何言おうと信用できねーんだよな。」



 明彦:

 「日ごろの行いが行いだからね〜。」



 3番手・藤次郎候補:

 「諸君!よーっっく耳かっぽじって聞きたまえ!このオレ、吊目藤次郎が市長に就任した暁には!!」


 
このあと藤次郎の口から信じられない言葉が!!(ガチンコ風)


 藤次郎候補:

 
「全ての女性キャラに衣服の着用を禁じます!!」


 
・・・・・・・・・・・・。


 エープ:

 「なっ・・・!!」



 ベータ:

 
「うっ・・・うおおお―――っっっ!!」


 黒星山:

 
「藤次郎様ぁああ!!」


 美咲:

 
「ふっざけんなーっ!!てめえブチ殺すぞ!!」


 ためごろう:

 
「いやですぅ〜〜〜っっっ!!!」


大臣謙ジェル:

 「けっ・・・けけけけっ・・・けしからん!けしからんですぞぉ〜!」



ガングロン:

 「そう言いながら、このジジイなんか嬉しそうじゃね?」



 茂平:

 「賛成!賛成!!賛成!!!その法案は今この場より即刻断行すべきであります!」



 明彦:

 「・・・あふぅ。」



 明美:

 「キャーッ!アキちゃんが鼻血噴いて倒れたーっ!!」



 麗羅:

 「誰か!!あの変態取り押さえなさい!!」



 とるこいし候補:

 「あいつアホか。それで男性票集めても、女性票がゼロになるんじゃ結局意味ねえだろ。」






 4番手・とるこいし候補:

 「皆さんはこの世界に迫っている脅威に気がついているでしょうか!?今この世界は魔界に狙われているのです!!小悪魔のオレが言うんだから間違いねーっ!!」



 
ざわざわざわざわ。


 とるこいし候補:

 「いいですかーっ!?住みよい街づくりとは、なにも内政ばかりとは限りません!災いの芽を摘み取り、安心して暮らせる下地を作り上げる事も重要なのです!」



 うべべ:

 「なんか、あいつ妙に演説うまいズラなぁ。」



 とるこいし候補:

 「そ・こ・で!オレが市長になったら、徹底して富国強兵策をとります!!先手を打って、こっちから強力な遠征軍を編成して魔界に攻め込みブルーレースの首を取るのだっっっ!!そしたら世界は平和になるし、魔界の珍しいアイテムなんかも市場に流れ込んできて国も潤う!!どーですか皆さん!!」



 美咲:

 「なんか後期の十字軍みたいだな。」



 オニキス:

 「それで?うまくいったら、おまえはどうするんだ。」



 とるこいし候補:

 「けけけけーっ!決まってんじゃねーか!この町と、魔界とを根拠にして、オレ様の世界征服計画をいよいよ実行に移すんだ!!てめーら全員死ぬまで扱き使ってやるから感謝しやがれ、けーけけけけけ!!」



 
みんなの白い目が集中する。


 とるこいし候補:

 「はっ!!
煤i○□○;)


 美咲:

 「アイツ興奮すると周りが見えなくなるタイプか。」






 5番手・楓候補:

 「えー、わたくしが市長に就任しましたら、町中を忍者屋敷にして防備の徹底を図るつもりです。それから各地に忍者養成所を建設し、教育にも力を入れていきたいと・・・」


 
一同大爆笑。


 楓候補:

 「えーっ!?なんでっ!?なんでみんな笑うのよぅ!!」


 伍助:

 「そうだぞ、みんな!頭目は今日のために夜も寝ないで一生懸命考えてきたんだ!」



 楓候補:

 「そうだそうだ!」


 伍助:

 「頭目は自分の私服を肥やすような人じゃない、きっとみんなが幸せに暮らせるよう力を尽くしてくれるはずです!!」



 楓候補:

 「そうだそうだ!」


 伍助:

 「21世紀はサバイバルの世の中ですよ!個人個人が自らを磨き上げていくための環境作りに力を入れていこうという頭目の考えの何が間違っているんですか!?」



 楓候補:

 「そうだそうだ!」


 茂平:

 「さあ、みんな!市長になって伍助を秘書にし、イチャイチャしたいという頭目の夢をぜひとも叶えてやってくれ!!」



 楓候補:

 「そうだそうだ・・・って、・・・
茂平〜〜〜っっっ!!!


 茂平:

 「やばっ、殺される。」






 6番手・グリセリン候補:

 「あたしが市長になったら、あたし専用のハーレムを作るのよっ!!でもって、男どもをよりどりみどり!ぐっはっはっはっ、お前らブスどもは売れ残りに慰めてもらってな!!」


ガングロン:

 「なにコイツ!?超ムカつく!一生言ってろっての!」



 美咲:

 「ハーレムって・・・市長をなんか勘違いしてね―か、こいつら。」



 グリセリン候補:

 「あーあーあーあー?なんですかー?ブスどもの遠吠えは何にも聞こえませーん!それより、立花明彦、神田俊也、沖田晃司、ベータ、とるこいし、オニキスといったところはハーレムに入る事!これは命令だ!!」


 明美:

 「引っ込めーっ!!ブスはお前じゃーっ!!」



 麗羅:

 「きぃぃぃぃいっ!!誰がアンタなんかに投票するもんですか!」



 このみ:

 「
ひっぐ。王子様はそんなとこ行かないもん!!行かないもん!!うえーん!!!


 ためごろう:

 「あら〜っ、収拾がつかないですぅ!エープさん、何とかしてくださいよぉ。」



 エープ:

 「・・・・・・あの女、ぶっ殺す!!離せっ!離せよっ!!」



 黒星山:

 「き、気持ちは分かるっスが、あんなのでも殺せば殺人っスよ〜!」



 ためごろう:

 「ああー!いつも冷静なエープさんまで沸騰しちゃってますぅ!!」



 美咲:

 「ダメだこりゃ。」






 その後も好き勝手な演説は延々と続いた。



 7番手・頭長スライム候補:

 「ぐへへへへ。オレが市長になったら全家庭にオレ様の詩を生中継でお届けしよう。ありがたく思うがいい、ぐへへへへへへ。」


 黒星山:

 
「い、いらねえーっ!!」


 頭長スライム候補:

 「いいかエープ!てめー、オレに投票しなきゃ死ぬ!!お前の兄貴が全身から血を噴出し悶絶しながらタンスのカドで頭打って死ぬ!!兄貴の命が惜しければオレ様に投票するんだ、いいな!!」



 ベータ &  エープ

 「なんでだよ!!」


 管理者:

 「コラコラコラ!脅迫はいかんぞ!」



 8番手・クイーン謙ジェル候補:

 「貴様らの血税を限界まで絞り上げて、巨大なネコの博物館を建設するつもりだ。同時に生類憐みの令も敢行する。覚悟しておけ。」



 ユース:

 「ひええーっ!職権濫用!!」



 オニキス:

 「あ、相変わらず恐ろしい女だ・・・。」



 美咲:

 「まともな候補はいねーのか。」



 9番手・ピカチョ候補:

 「うふーん、出番が欲しかっただ・け



 10番手・メカみさき候補:

 「ハカイ。」



 どかーん!ちゅどーん!!


 とるこ:

 
「ぎゃーっ!!」


 ホワイトマン:

 「誰だ、こんな兵器持ち込んだのはーっ!?」



 うう〜〜〜っ!カンカンカンカン!!





 クセルクセス:

 「・・・・・・・・・で?」



 ためごろう:

 「あはは〜
(^^;)。」


 クセルクセス:

 「我は辞退したはずなのに、なぜ市長に選出されてしまったのだ・・・。」



 美咲:

 「しょーがねーだろ。満場一致で、みんなオッサンに投票しちまったんだから。」


 管理者:

 「というか、他の候補がみんな酷すぎた。ぶっちぎり当選だぞ、お前。」



 事態は落ち着くべきところに落ち着いたのだった。





8/15 (金)



 わーお!

 うちの隣近所にいつも良くお世話になってる先輩がおりまする。

 熱血漢で、青春好きで、面倒見が良くて、スポーツマンで、頭もよく、爽やかで、優しく、ちょっぴりスケベな(笑)素晴らしい先輩です。

 なんでも、この前NHKの喉自慢になぜか出場して、しかも優勝してしまったんだそうで、びっくりです。

 ひょっとして、これから中部ブロックとか全国大会みたいなのが先にあるのかな。

 勝ち抜けるといいなぁ。応援してますよ!
 

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