もんちっち劇場






5/16 (木)



 今回初登場のホワイトマンはwestさんに考案していただきました。



 ベータ:

 「やー、チビっ子諸君、今日もいい子にしてるかな?」



子供たち:

 「あっ!エロにーちゃんだ!」


 ベータ:

 「エロではなーい!!愛と正義の大勇者ベータさまと呼びなさい!!」



子供たち:

 「エロにーちゃん、今日もエロ本買った帰りか?」


 ベータ:

 「だーかーらー!!」



 
そこに突如現れた頭長スライム。


 頭長スライム:

 「ぐへへへへ!!今日この公園はオレ様の詩の野外ライブに使うことにたった今決定した!さあ、出て行けガキども、浣腸するぞ、ぐへへぐへぐへへへ!!」



子供たち:

 「うわーっ!何すんだよぅ!!」


 ベータ:

 「むっ!許せん、悪のスライムめ!覚悟しろ、この愛と正義の大ゆ・・・」



 
ホワイトマン:

 「正義の味方ホワイトマン!参・上!!喰らえホワイトキーック!!と―――う!!」



 
ばきぃっ


 頭長スライム:

 「うわらば!!
(死亡)


 ベータ:

 「ああっ!!煤i○□○;)  オレの見せ場を!!」



子供たち:

 「わーっ!!ホワイトマンだホワイトマンだ!!かっけー!!」


 ホワイトマン:

 「みんなの遊び場である公園を独占しようとは言語道断!さあ、みんな、悪は滅びた。いつものように元気に遊んでくれたまえ!!」



子供たち:

 「ありがとうホワイトマン!!」


 ホワイトマン:

 「罪なき人々の涙あるところ、いつでも私は現れる!また会おう!とう!!(帰還)」



 ベータ:

 「ちぇー、何だよアイツ、かっこつけやがって。」



子供たち:

 「ホワイトマンの悪口言うな!!」


子供たち:

 「そうだそうだ、エロにーちゃん、ちっとも役に立たなかったくせに!!」



 ベータ:

 「ガーン!!煤i○□○;)」



子供たち:

 「僕らのヒーローはホワイトマンだけだよね!」


 ベータ:

 「・・・・・・・・・!!」


子供たち:

 「邪魔だよ、エロにーちゃん!今からホワイトマンごっこやるんだから!」



 ベータ:

 
「だっ・・・大屈辱〜〜〜っっ!!!」





 ベータ:

 「エープ!」



 エープ:

 「あ、おかえり。」


 ベータ:

 「協力して欲しい事がある!!」



 エープ:

 「な・・・なんだよ。」


 ベータ:

 「かくかくしかじか・・・」



 エープ:

 「・・・・・・・・・(呆)」


 ベータ:

 「というわけで!今から偽ヒーロー撃滅大作戦を決行する!!エープ!お前、今すぐ怪人の着ぐるみを着て公園で暴れまくり、かけつけたホワイトマンをぶちのめせ!!」



 エープ:

 
「はあ!!?」


 ベータ:

 「なんならいっそ殺してしまっても構わん。そのあとオレが駆けつけるから、わざとやられるんだ。これで、ホワイトマンの株は暴落、そしてオレの株が跳ね上がる!!」



 エープ:

 「冗談じゃない、なんであたしがそんなこと・・・」


 ベータ:

 「こんな事頼めるのはお前しかいないだろ!」



 エープ:

 「やだよ。ばかばかしい。」


 ベータ:

 「言う事きかんと今夜お前が寝てる間に唐辛子鼻ん中詰め込むぞ。」



 エープ:

 
「煤i○□○;)!!」


 ベータ:

 「痛いぞ〜、鼻水止まんねえぞ。ひりひりするぞ。呼吸をするだけでむせ返るぞ。」



 エープ:

 
「分かりました!やるっス!やりますからそれだけは勘弁して下さいっス!!」


 ベータ:

 「うむ!さすがは我が妹。必ず引き受けてくれると信じていた。」


 エープ:

 「・・・・・・黙れ。」


 ベータ:

 「怪人の設定はだな。名前はエープ星人。世にも恐ろしいエープ力
(えーぷぢから)で、世界中のスーパーマーケットに並んでる野菜をしっちゃかめっちゃかにかき回すのが生きがいでありエネルギー源という・・・」


 エープ:

 
「そんな怪人やだー!!というか、あたしの名前を入れるな!!それよりエープ力って何!?ああもう!ツッコむところ多すぎ!!


 ベータ:

 「笑い声は『もしゃほしゃふしゅ〜』だ。早速着ぐるみを作れ。」



 エープ
(着ぐるみ作成中)

 「
いやだ。やめたい。逃げたい。作りたくない。着たくない。協力したくない。死にたい。(しくしく)」


 ベータ:

 「ほーら!無駄口叩いてる暇あったら手を動かす!オレ、出来上がるまでアンリミテッド・サ・ガやってるから、出来上がったら言うんだぞ。」


 エープ:

 「納得いかね〜・・・・・・。」


 
数時間後


 エープ:

 「できたよ・・・。でも、後ろにチャックついててバレねーか、これ?」


 ベータ:

 「だいじょーぶだいじょーぶ。相手は子供だから、文字通り子供だましでいいんだって。」






―――公園


 ベータ:

 「よし行け、エープ星人!」



 エープ:

 「やっぱりやめようよ・・・。」


 ベータ:

 「ここまで来て何を言うか。お前が必死こいて着ぐるみ作ったのを無にするわけにはいかん!」



 エープ:

 「いや、作った本人がやめたいって言ってるんだけど・・・。」


 ベータ:

 「つべこべ言わずに行く!!」



 
どかっ


 エープ:

 「わっ・・・たっ!!」


子供たち:

 「な・・・何だアレ!?」



 エープ(着ぐるみ):

 「(はっ!いきなり見つかった!!煤i ̄□ ̄;))」


子供たち:

 「か、怪人だーっ!!」



 エープ(着ぐるみ):

 「がおーっ!!」
 ←ヤケクソ


子供たち:

 「うわっ!!こっち来たぁ!!」



 エープ(着ぐるみ):

 「食うぞーっ!!」 
←何もかもどうでもよくなったらしい


 ベータ:

 「(よしいいぞ!その調子で子供たちを怖がらせるんだ!)」



子供たち:

 「怪人め、くらえーっ!ホワイトキーック!!」



 エープ(着ぐるみ):

 「効くかこんなもん!!」


子供たち:

 「だ、ダメだ!強ぇーっ!!」



 エープ(着ぐるみ):

 「もしゃほしゃふしゅ〜っ!!」



子供たち:

 「わ・・・笑ってる・・・の・・・?(・・;)」



 ベータ:

 「さあ、早く来いホワイトマン!そして、エープにぶちのめされろ!!」



 エープ(着ぐるみ):

 「がおーっ!」


 しーん。


 ベータ:

 「・・・・・・・・・こ、来ないな・・・。」



 エープ(着ぐるみ):

 「これじゃ あたし、ただのアホやん・・・・・・。(T T;)」


子供たち:

 「怪人の動きが止まったぞ、とつげーき!!」



 エープ(着ぐるみ):

 「効かぬ、効かぬのだ!」


子供たち:

 「うわーっ!跳ね返された!!なんて強い怪人なんだ!!」



 
エープ(着ぐるみ):

 「がおーっ!!(早く来てくれよー!これ以上引き伸ばすのは無理だって。)」



 ベータ:

 「しょ、しょうがない。じゃあ、ホワイトマンボコボコ作戦はなしだ。今からオレがエープをやっつけてそのままヒーローになる作戦に切り替える。」


子供たち:

 「ちくしょーっ、このまま地球は怪人のものになってしまうのかーっ!!」



 ベータ:

 「そこまでだエープ星人!!」



 エープ(着ぐるみ):

 
「(あたしの名前を出すなっつってんだろ!!)」


 ベータ:

 「この愛と正義の大勇者ベータ様がお前を倒す!おりゃーっ!!ベータパーンチ!!」



 
ばきぃっ!!


 エープ(着ぐるみ):

 「あいた!!」


 ベータ:

 「まだまだ!ベータチョーップ!ベータエルボー!!ベータ・・・ええと、かかと!!」



 エープ(着ぐるみ):

 「(痛い痛い痛い!!)」


子供たち:

 「おおーっ!!エロにーちゃん、強え―――ッ!!」



 ベータ:

 「なーははは!!さらにベータコブラツイストだーっ!!」



 エープ(着ぐるみ):

 「あいたたたた!!」


 ベータ:

 「どうだ、まいったか怪人めーっ!!」



子供たち:

 「そこだ、いけーっ、エロにーちゃん!!」



 エープ(着ぐるみ):

 「(このやろう!!本気で攻撃する奴があるか!!)」


 ベータ:

 「(手加減したら演技だってバレちまうだろ!今の子供は鋭いんだ!)」



 エープ(着ぐるみ):

 「(子供だましで充分って言ったくせに・・・)あっ・・・痛っ!!」


 ベータ:

 「ほらほらほらーっ!これならどうだ!」



 エープ(着ぐるみ):

 「
(じたばたじたばたじたばた)もう許して〜!」


 ベータ:

 「何を言うか怪人め!さらに威力アーップ!!」



 
ぎりぎりぎりぎりぎり・・・!!


 エープ(着ぐるみ):

 「(ギブアップ、ギブアップ!)」 
ばしばしばし!←手でベータを叩いてギブアップの合図


 ベータ:

 「まだまだーっ!!」



子供たち:

 「なんか・・・怪人さんかわいそう・・・。」



 ベータ:

 「そりゃーっ、とどめのベータバックドローップ!!」



 
ずどーん!!!


 エープ(着ぐるみ):

 「
(着ぐるみなので受身が取れない)ぐえっ!?


 ベータ:

 「さらに駄目押しのベータエルボードロップ!」


 ホワイトマン:

 「そこまでだーっ!!ホワイトキーック!!」



 ベータ:

 「うおっ!!?」



 ホワイトマン:

 「正義の味方、ホワイトマン!参・上!!」



 ベータ:

 「あーっ!このヤロー、よくも今頃ぬけぬけと!」



 ホワイトマン:

 「
(エープの着ぐるみを外しながら)可哀想に・・・辛かったろう、お嬢さん。このホワイトマンが駆けつけたからには、もう大丈夫だよ。」


 エープ:

 「うう・・・ありがとうホワイトマン・・・。(T T;)」


 ホワイトマン:

 「実の妹に着ぐるみを着せてリンチするなど兄のすることか!まったくけしからん!!」



子供たち:

 
「♪わーるいこ、わーるいこ、せ〜んせ〜に言ってやろ〜!!」


 ベータ:

 「うぎゃー!やめてくれーっ!ギンちゃん
(「タキシード銀」)と同じで、この旋律嫌いなんだよぉ〜!!」



 ベータ株大暴落。





5/20 (火)



 ためごろう:

 「前からずーっと思ってたんですけどぉ。」


 クイーン:

 「・・・・・・またくだらん話題をふるつもりか。」



 ためごろう:

 「クイーンさんって、それ本名じゃないですよねぇ。」


 クイーン:

 「うっ。」



 ためごろう:

 「だってぇ、やっぱり生まれた時から女王なわけじゃないじゃないですかぁ。謙ジェルの女王様だからクイーン謙ジェルになったわけでしょう?」


 クイーン:

 「フン、貴様の腐敗した脳でよく見抜いた。」



 ためごろう:

 「ひ、ひどいですぅ、うえ〜ん!(泣)」


 クイーン:

 「あれ?(褒めたつもりだったのだが・・・)」



 ためごろう:

 「くすん。もういいですぅ。所詮毒舌家のクイーンさんに普通の褒め言葉がもらえるなんて思ってないですぅ。」


 クイーン:

 「貴様も充分毒舌だがな。」



 ためごろう:

 「じゃあじゃあ、本当の名前はなんなんですかぁ?教えてくださぁい。」


 クイーン:

 「それはな・・・」



 ためごろう:

 「はぃ〜v。」


 クイーン:

 「言えん。」



 ためごろう:

 「ガク。」


 クイーン:

 「まあ貴様のような変な名ではないとだけ言っておいてやるわ。」



 ためごろう:

 「ヘンな名前じゃないですよぅ!「アリスちゃん」という立派な名前がありますぅ!」


 クイーン:

 「その、名前の日替わりランチはやめてやれ。管理者がすでに名前ストックが切れて悶え苦しんでいるぞ。」



 ためごろう:

 「んも〜、信用できないですぅ〜。本当は人に言えないよーな名前だから隠してるんじゃないですかぁ〜?」


 クイーン:

 「無駄だ。そんな挑発で口を滑らすほど私は愚かではない。」



 ためごろう:

 「むむ〜〜っ!教えてくれてもいいじゃないですかぁ。」


 クイーン:

 「断る。」



 ためごろう:

 「冷たいですぅ〜!」


大臣謙ジェル:

 「まぁまぁ、そう気を悪くせんで下され。我々謙ジェル族は本当の名を知られるという事は、その相手の支配下に入るのも同然なのですじゃ。」



 ためごろう:

 「え?」


大臣:

 「我々の間では「名前」というのは非常に重要な存在なのですじゃ。名前を知られた相手には絶対服従。どんな命令でも従わねばならぬ・・・それほどのものであると考えていただければ。」



 ためごろう:

 「そうなんですかぁ?」


大臣:

 「はい。ですから、女王様に限らず、すべての謙ジェルが自分の真の名は明かしません。決して意地悪で伏せているわけではないのですよ。」



 ためごろう:

 「はぁ〜。」



 この話をしっかり盗み聞きしているやつらがいた。





 藤次郎:

 「けへへへへ〜。こりゃぁいいこと聞いちまったぁ〜。」


 オニキス:

 「つまり、本名さえ掴めば、あのクイーンを忠実な下僕とできる・・・。そういうわけだな。」



 とるこ:

 「よっしゃー!!そいつぁいい。クイーンなら、うちのクソババア(ゆきんこ)ぐれえ余裕でブチ殺せるだろ!そうすりゃ、ババアとの師弟関係もご破算。晴れて自由の身だ〜!!」



 オニキス:

 「ふむ。そういう我々小悪魔も契約関係というのに非常に縛られるからな。」



 とるこ:

 「そうなんだよ。あのババアとの師弟関係が切れん限り、魔界に帰れんのだ。」



 頭長スライム:

 「ぐへへへへ。クイーンをオレの下僕にすれば、女王だから相当金も持ってるだろうし、いよいよオレ様の詩の全国活動も可能になるな。」



 オニキス:

 「いやいや、鳴隼を始末させるのだ!貴様らに邪魔はさせんぞ!」



 藤次郎:

 「オレは邪魔なベータをぶっ殺してもらうつもりだ。」


 頭長スライム:

 「じゃあ、オレはエープを消滅させて・・・」



 何やらバカタレどもの勝手な願いをかなえさせるためにクイーン争奪戦(?)が開始されようとしていた。


 つづくっぽい。





5/21 (水)



 20日の続き



大臣謙ジェル:

 「なっ・・・!なんなんですかアンタがたは!?」



 藤次郎:

 「まあまあ、気にすんなって。」



 頭長スライム:

 「クイーンの本名を聞きに来ただけだ、ぐへへへへ。」



 オニキス:

 「・・・・・・・・・いきなりバラす奴があるか・・・・・・(呆)。」


大臣:

 「むっ・・・、さては先ほどの話を聞いていましたね・・・・・・。」



 とるこ:

 「けけけけー。」



 藤次郎:

 「分かったらここを通してもらおうかい。」



大臣:

 「そうはいきませんな。まあ、そこの椅子に全員腰掛けたまえ。」



 オニキス:

 「?」


大臣:

 「じゃあ、順番にその目的を聞かせてもらいましょうかね。とるこいし君から。」



 とるこ:

 「はい。御社への入社がかないましたら、企画部にて不景気だからこそあえて攻勢に打って出る積極的なプランを提案していきたいと考えております。現時点で打ち出してみたいと思っている具体策としましては、消費者のマーケティングを参考に・・・
何を言わせやがる!!


 頭長スライム:

 「長いボケだったな。」



 オニキス:

 「一瞬ヘンな霊に取り付かれたかと思った・・・。」


 とるこ:

 「ずばり、クイーンをオレ様の使い魔にして、憎きクソババアを撲殺させるのだ!アイツとの師弟関係を終わらせたら、暇つぶしに世界征服ってのもいいな。」



大臣:
 「うーん。完全に私利私欲ですね。ダメです。」



 とるこ:

 
「うがーっ!!」


 藤次郎:

 「ひゃははは。オレ様は違うぜ。オレが倒そうと考えてるのはベータだ。あいつは自分を正義のヒーローと勘違いして社会に多大な迷惑を掛けている。」



大臣:

 「ふむふむ。」



 藤次郎:

 「よーするに害虫駆除にクイーンの力を借りたいってところよ。どうでぃ、文句はあるめえ?」



 オニキス:

 「おい、さっきから鼻血が出続けとるぞ貴様。」


大臣:

 
「コイツ絶対別のこと考えてるって!!エロしか頭にねえよ絶対!!(泣)」


 藤次郎:

 「ひゃーははは!バレちまっちゃぁ仕方が無え!!クイーンをオレ様の(以下性的表現濫発につき検閲削除)」



 頭長スライム:

 
「つべこべ言わずオレ様に資金援助しろ!!」


 オニキス:

 
「能書きはいい!早く鳴隼を倒しに行け!!」


大臣:

 
「だあああ!!とうとう好き勝手に喚き散らし始めた!!全員失格!帰れ帰れ帰れ!!」


 とるこ:

 
「このどケチがーっ!!」


 頭長スライム:

 「天才詩人に投資を惜しむとは情けない・・・。」



 オニキス:

 「そもそも、何でこんな老いぼれのペースにいちいち合わせてやらねばならんのだ。力づくで通るまでよ。」


 藤次郎:

 「お、そー言われてみれば・・・。」



 とるこ:

 「その手があったなぁ。」



 頭長スライム:

 「ぐへへ。」



大臣:

 「き、君たちやめなさい!暴力はいかん暴力は・・・
ぎゃあああ!!


 極悪同盟第1関門突破。






 ユース:

 「ここから先は通さないぞ!!」



 とるこ:

 「またクソうぜえのが出てきやがった!」



 ユース:

 「クイーンさんは僕が守る!どっからでもかかってこい!!」



 藤次郎:

 「
けーっ!!オラァこーゆーいい子ぶったヤローが大っ嫌ぇなんでぃ!ぶっ殺してやるぜ、ひゃはははー!」


 ユース:

 「悪党には屈しないぞ!」



 藤次郎:

 「ひっひっひっ。小僧、思い知らせてやるぜオレ様の恐ろしさを。後にタイ捨流を創始した剣豪・丸目長恵に師事し、わずか数日で逃げ出した吊目藤次郎様の実力をなァ!!」



 とるこ:

 「それって凄くねえんじゃねえのか。」



 ユース:

 「とりゃー!!青春アッパー!!」



 藤次郎:

 「ぐっはあーーっ!!や・ら・れ・たーっ!!」



 オニキス:

 
「弱っ!!煤i○□○;;;)」


 頭長スライム:

 「ぐへへへー、次はオレ様だ!!」



 ユース:

 「とおーっ!青春キック!!」



 頭長スライム:

 「たわば!!」



 オニキス:

 
「こいつもかよ!!」


 ユース:

 「すごい!ボク二人抜きだ!ひょっとして、ボクって結構強いのかも!!」



 とるこ:

 「けけけーっ!!ファイアーブレット!!」
←魔力で炎を身にまとって頭から突っ込む技


 ユース:

 「ぎゃあ!!ま、またしても同じ技でやられるとは!!」



 とるこ:

 「けけけーっ!学習能力の無いヤツめ!」



 ユース:

 「む、無念。ガク。」



 とるこ:

 「どーする、生き残りはオレら2人になっちまったけど。」



 オニキス:

 「怖気づいたのか、とるこいし。ザコが減って身軽になったに過ぎん。先を急ぐぞ。」



 第2関門突破。






 クイーン:

 「何か用か、貴様ら。」



 とるこ:

 「あがっ!?しまった!本人に見つかっちまうとは!!」



 オニキス:

 「(うーむ・・・直接名前を聞くわけにもいかんし・・・)」


 とるこ:

 「(部屋に忍び込んで何か手がかりが無いかあさりまくるつもりだったんだがな。)」



 オニキス:

 「(むう〜・・・いったん引き返したほうがいいか・・・。)」


 クイーン:

 「ほぅ。私の名を探りに来たというわけか。」



 とるこ:

 「!!!煤i○□○;)」



 オニキス:

 「ま、まずい!心を読まれた!」


 
どっごーん!!


 とるこ
   オニキス

 
「ふぎゃ〜〜〜〜っ!!」


 クイーン:

 「フン、命があるだけありがたく思え。」





 とるこ 
(地面に上半身めり込み中)

 「こ、こりゃダメだ・・・。やっぱ無理っぽいぜ、オニキスさんよ・・・。」



 オニキス 
(同じくめり込み中)

 「あ、諦めるな・・・。鳴隼への次の借金利息の支払いが明日なんだ・・・。それまでに解決しないと・・・。そうだ!!」


 とるこ:

 「ど、どした?」



 オニキス:

 「何も危ない橋を渡らなくとも、確実にクイーンの本名を知っている奴がいたじゃないか。」


 とるこ:

 「そんな奴いるのか?どーも大臣でさえ知らねえ感じだぜ?」



 オニキス:

 「ふっふ。キャラの生みの親である管理者が知らぬはずがあるまい?」


 とるこ:

 「!その手があったか!!」



 オニキス:

 「あの管理者を締め上げるぐらい造作も無い事だしな。」


 とるこ:

 「よっしゃ!早速管理者のところへゴーだ!」






 管理者:

 「なんやねん、クソガキども。」



 オニキス:

 「クイーンの本名を教えてもらおうか。」


 管理者:

 「なぬ?」



 とるこ:

 「てめーが知らねーとは言わせねーぞ。」



 管理者:

 「いや、そんなの聞いてどないする気やねん?下手なこと考えん方がいいと思うぞ。」



 オニキス:

 「やかましい!こっちは借金に追われとるんだ!早く答えんとその首切り落とすぞ!!」


 とるこ:

 「けけけけーっ!!」



 管理者:

 「わ、分かった分かった!教えますがな!」







 オニキス:

 「よし、これで打倒鳴隼は成った!」


 とるこ:

 「仕方ねえ、ここは協力といくか。鳴隼を倒したあとはババアだからな。」



 クイーン:

 「何だ・・・また来たのか。よほど殺して欲しいと見える。」



 とるこ:

 「出たな青鬼!今度はさっきのよーにゃいかねえぜ!」



 オニキス:

 「管理者から貴様の正式名は聞いてきた。年貢の納め時だな!!」


 クイーン:

 「なっ、何ッ・・・!」



 とるこ:

 「けけけけー!そーいうこった。」



 オニキス:

 「では、早速鳴隼を倒してきてもらおうか。」


 クイーン:

 「・・・ちっ・・・、分かった・・・。」



 とるこ:

 「やりーっ!!」



 クイーン:

 「
(ジャキッ!)では、私を倒す事が出来れば貴様らに生涯の忠誠を誓ってやろう。」


 とるこ
   オニキス

 
「へ!?」


 クイーン:

 「今度は一切手加減せんからな。」



 とるこ
   オニキス

 
「・・・・・・・・・・・・・・・ぉぃ・・・・・・(○□○;;;;;;)」


 ためごろう:

 「あのですねぇ〜、大臣さんに聞いたんですけどぉ。名前は自分よりも上と認めた相手に対する忠義の印として、敬意の念をこめて明かすものなんだそうですよぉ〜。だからぁ、名前を知ればいいってモンじゃないんですってぇ。」


 クイーン:

 「当たり前だろうが。そんなことでホイホイ誰かの言いなりになってたまるか。名前そのものは私に勝って認められたという証明にすぎんわ。」



 とるこ
   オニキス

 
「ということは・・・倒してもいないのに名前を知ってしまった我々は・・・・・・。」


 クイーン:

 「気の毒だが死んでもらうしかないな。」



 とるこ
   オニキス

 
「さ・・・詐欺だぁあああ!!!」


 ためごろう:

 「世の中って甘くないですねぇ。」




 結局二人はマジでいったん殺されて記憶操作をしてから、ためごろうの「エンジェルフェザー(最強回復蘇生魔法)」で蘇生したそうな。



 ・・・・・・で、結局名前はなんじゃらホイ?





5/25 (日)



 「サムライガール21」などの原作者である桜小路むつみ先生のサイトを発見。うひ。

 ブックマークしちゃった。でも掲示板に書き込む勇気は無かったり。

 というか4巻は?4巻は?(←しつこいな)





5/26 (月)



 「ホワッツマイケル9巻め」が発売されていたので、本屋で思わず叫びかけるほど喜んでゲット。

 絵柄が完成されてるせいか安定してるため、昔と違和感がないのが嬉しい。

 といっても、登場キャラが片っ端から老化してしまってるのが寂しかったけど。

 マイケルやポッポはすっかり年寄りネコになっちゃってるし。

 たまみはコギャルに育ち、小林さんははげあがり、雪路子はしわが増え、小林夫人はすっかり太ってしまっとる・・・(^^;)。

 あとヤクザKが増殖(笑)。漫画家Kや不良少年Kなど。でも不器用な優しさは健在だったのでマイケルファンには嬉しいところですな。

 今林夫妻が出なかったのがちょっとショック、まさかもうお亡くなりになられたのでは・・・(汗)!!





5/29 (木)



 運動不足が深刻だから、最近になって朝3キロぐらい走るようにしたのね。

 覚悟はしていたが・・・まさか地獄の筋肉痛がこれほどとわ!!



 管理者:

 「おごぉぉぉぉおおお・・・、脚だけじゃなくて、全身が痛い・・・!!ぬぐぉおおお・・・!!」



 美咲:

 「だらしねーなぁ、これぐらいで!」


 ドン!


 管理者:

 「
ぅをんぎゃああああああ!!!このメスブタ!何しやがる!!


 美咲:

 「あっはは、悪ぃ悪ぃ。冗談だったけど、まさかそこまで痛むとは思わんかったんだ。」


 管理者:

 「シャレにならんのよ、今の状態は・・・・・・。」



 美咲:

 「・・・はっ!
誰がメスブタだコラァ!!(ガシィッ!!)


 管理者:

 「
反応遅っ・・・煤i○□○;)!(ギリギリギリ・・・)てゆーか、痛ぇ痛ぇ痛ぇっつーの!!!


 美咲:

 「次 は 殺 す か ら な。」


 管理者:

 「ふひぃ。口が滑りました。」



 美咲:

 「よし、じゃあ、今日も走りこみ行くぞ。」


 管理者:

 「あんたは平気で羨ましいですなぁ。」



 美咲:

 「オレは普段から走ってるしな。」





 たったったったったっ。


 美咲:

 「ホラホラ、しっかりしろよー。」


 管理者:

 「だ、ダメだ・・・!とても美咲のペースにはついていけん・・・!げほげほっ!マイペースにしようマイペースに。」



 美咲:

 「おいおい、もうギブアップか?」


 管理者:

 「ぜーはーぜーはー先に行ってくだせぇ。」



 美咲:

 「んじゃ、置いてくかんなー。頑張れよ。」


 管理者:

 「ぜーぜー・・・。うわ、アイツさらにペース上がりやがったよ・・・。やっぱり人間じゃねえ。」



 
ざっざっざっざっざっ。


 ユース:

 「ちわーっス!先行かせてもらいまーっす!」



 管理者:

 「むぐぅ!あとから来たユースに抜かれたか!やはり美咲といい野球部連中は速いのぅ!!」


 ざっざっざっざっざっ。


 うべべ:

 「お先に失礼しますズラー。」



 管理者:

 「ぐはっ!ガキにまで抜かれるとは!・・・ま、まあしょうがない。アイツはいつもゆきんこにシゴかれて走ってたからな・・・(とるこはサボっとるようだが)。マイペースマイペース・・・。」


 
すっ。


 伍助:

 「こんにちはー。」



 管理者:

 「はうあ!!あんな地味なキャラに・・・!く、腐っても忍者ということか・・・。やるな、伍助・・・。気配も足音もせんかったし・・・。」


 どすっどすっどすっどすっどすっ。


 黒星山:

 「ひいふう。お先っス。」



 管理者:

 「ぎゃああ!!あんなデブにまで抜かれるとは!!くうう、やはり稽古熱心なだけはあるか・・・!!」


 ぴょんぴょんぴょんぴょんぴょん。


 頭長スライム:

 「ぐへへへへ、ノロマ。」



 管理者:

 「むがーっ!!ついにあんな突起物にまで!!ちくしょう、マイペース、マイペースだ!」


 のっしのっしのっしのっしのっし。


 散歩中のグリセリン:

 「あんた何やってんの?邪魔よ、おどき。」



 
どかっ ←蹴り


 管理者:

 「
ぐっはぁ!!うぎゃあああ!筋肉痛が、筋肉痛が痛ぇぇぇえええ!!!(ゴロゴロゴロゴロゴロ)


 
グリセリン:

 「あーあー、二日酔いが酷いわ。散歩して体内の空気を入れ替えましょ。」



 管理者:

 「・・・・・・・・・・・・・・・。」






 美咲:

 
「もうやめる!?なんで!?」


 管理者:

 
「みじめだから。」



 
でも正直いつまで続くやら。





5/30 (金)



 管理者:

 「ちょっと日にちが空いてしまったが、中日ファンとして村田広光館長のご冥福を祈らないわけにはいくまい。」



 
美咲:

 「56歳、すい臓がんか・・・。まだ若いのにな。」


 管理者:

 「月刊ドラゴンズではムッチーのニックネームでコーナーが設けられたり、中日スポーツでは館長日記があったりと、ドラゴンズのスタッフ陣のなかでも一番ファンからの知名度人気ともに高かった人だから、ワシらを含めてファンの哀しみは頂点に達しとる。」



 
美咲:

 「あの人がコーチをやってた時は、ホント怪我人が少なかったしな。どこに出しても恥ずかしくない名トレーナーだったのに。」


 管理者:

 「特に今年なんか、つい先日骨折して今季絶望になった朝倉をはじめ、ケンシン、山井、井端、関川、谷繁、立浪、福留、遠藤(まだまだたくさんいるので以下略)、と怪我人続出&プレーは続けてるけど爆弾抱え状態、の選手ばっかりなだけに、その存在が余計に大きく感じるぞよ。」




 
美咲:

 「怪我人だけじゃなくて、選手の調整法も上手かった。今年は不調の選手も多いから、そのありがたみがよく分かるぜ。」


 管理者:

 「まあともかく、ドラゴンズのいいところが、また一つなくなってしまったわけか。つらいねぇ。」



 
美咲:

 「せめてここで奮起して、シーズン終了後に優勝報告をしないとな。」


 管理者:

 「そうそう!今阪神がブッちぎってる状態だけど、後ろにピッタリくっついて、じわじわプレッシャーをかけるのだ。そのためには、巨人と阪神がぶつかり合ってるうちに、ヤクルトを叩いてゲーム差をつめていかねば。」



 
美咲:

 「よし、早速試合中継を・・・。
お!やりぃ!5−1で勝ってるぞ!


 管理者:

 
「おっしゃ!」


アナウンサー:

 
「打ったー!!ラミレスのスリーラン!!スワローズ1点差に詰め寄りました!!」


 美咲:

 「またしてもコイツに!!・・・っと、あぶねー!またテレビを壊すところだった・・・!」


 管理者:

 
「うおおおお!!もう「不壊(こわさず)の誓い」なんて守っていられるか!!おりゃあああ!!!」


 
美咲:

 
「何だコイツ!自分で壊すなと言っといて!!」


 ぼきぃっ!!


 管理者:

 
「ぎゃああああ!!大骨折したあああ!!痛すぎるぅううう!!!」


 
美咲:

 「ハーメルかお前は。」


 管理者:

 「ううっ、ちくしょう!村田さんさえ健在ならこんな怪我には・・・!!!」



 
美咲:

 「いくら村田さんでも、そこまで面倒みきれんぞ。」






 村田さん今までどうもありがとう、お疲れ様でした。どうか安らかに眠ってください。選手達も意地を見せて巻き返すとファンは信じとります。



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