もんちっち劇場




11/2(土)



 別冊漫画ゴラクという雑誌に「ザ・リスクバスター影虎」という格闘漫画があります。

 作者さんは原作が神尾龍先生で、劇画が岡村賢二先生です。

 岡村賢二先生といえば、ちょっと前まで月刊少年ジャンプで「宇強の大空」や「龍猿」というマンガを描いてまして、格闘マンガの迫力ではまさに超一流の漫画家さんであります。

 そういえば、もっと昔の作品では、詳しく読んでないけど何やら男言葉のおなごが主人公のマンガもあったなぁ。漫画喫茶で見かけた本やねんけど、今度行った時に読んでみよう。

 でだ。

 やはり、謙信ファンのワシとしてはこの「影虎」という名前に惹かれてしまうわけだ。

 「影虎か。ひょっとしたら、この名前の由来は上杉謙信(長尾景虎)だったりしてな、アヒャヒャヒャヒャ!!」と妄想に浸っていたものです。

 ところが、どうやらマジで「ひょっとしたら、この名前の由来は上杉謙信(長尾景虎)だったりしてな、アヒャヒャヒャヒャヒャ!!」のようである。

 というのも、主人公・崇道影虎の父親の名前は
「政虎」

 そして、弟の名前が
「輝虎」だった。

 アヒャヒャヒャヒャヒャ!!

 
良かった!ワシは嬉しい!!

 あんまり嬉しかったから、日記のネタにしようと思い、情報を求めてネット検索していたら、この岡村賢二先生は、どうも聖地・新潟県出身のようである。

 なるほど・・・。ますます確信をもった。



 ちなみに、水島新司先生の「あぶさん」の息子・景虎も水島新司先生が新潟出身なのでこれまた由来は上杉謙信だろうし、「るろうに剣心」(読んだこと無いけど)も登場キャラが片っ端から新潟の地名が絡んでるという情報をやはりネット上で入手した上に、やはり作者さんが新潟出身らしいので、ここにも上杉謙信の影響が濃い。

 ふむふむ、新潟県出身の漫画家さんって多いなぁ(・w・)。んで、みんな地元への愛が非常に強いですな。すばらしいことデース。





11/3(日)



◆頭長スライムの詩4



 頭長スライム:

 「ぐへへへへ。」



 黒星山:

 「ひいふう。何か用っスか。」


 頭長スライム:

 「お前に捧げる詩を作ってやったぞ、ありがたく思え。」



 黒星山:

 「頼んだ覚えはないっス。むしろ勝手に作られて不愉快っス。」


 頭長スライム:

 「今度のはメロディ付きだ。運のいいヤツめ。」



 黒星山:

 「人の話 聞く気ゼロっスね。」


 頭長スライム:

 
「♪ デブ力士 よく聞けよ

 眉毛チビにゃ 惚れるなよ

 ヤツの狙いはよ お前の保険よ

 ヤツの狙いはよ お前の保険よ」
(「山男の歌」のメロディで)


 黒星山:

 「ぶっ殺したろか、てめえコラ。」


 頭長スライム:

 「ぐへ?いつもと喋り方が違うがな。」



 黒星山:

 「おっとと。いかんいかんっス。学生の頃のクセが(謎)。」


 頭長スライム:

 「ちなみに
デブ力士お前を指し、眉毛チビ鳴隼を指しているのだよ。」


 黒星山:

 「説明せんでもいいっス。大体これは詩じゃなくて替え歌っス。」


 頭長スライム:

 「まあええやん。心洗われる詩を聞かせてやったんだ。金払え。」



 黒星山:

 「何を勝手な事を。むしろ聞きたくないものを聞いてあげたんだから、そっちこそお金を払うっス!!」


 頭長スライム:

 「ざけんな。てめえが払え。」



 黒星山:

 「そっちが払うっス!」



 頭長スライム:

 「お前が払え。」



 黒星山:

 「お前こそ払うっス!」



 頭長スライム:

 「いいや、お前が(以下略)





 クセルクセス:

 「まったく、どいつもこいつも鳴隼に毒されおって・・・。見苦しい。」



 美咲:

 「いや、あれは鳴隼の真似してるんじゃなくて、どっちも鳴隼に破産させられたもんだから、何か理屈をつけて今日の食費を得ようとしてるだけなんだ。」



 クセルクセス:

 「むう。
 ということは、お互いに無一文の相手から金をたかろうとしているのか(汗)。」



 鳴隼(←元凶):

 「不毛な争いだねぇ。ま、似合いだけど。」






11/4(月)



 今日の中日新聞の記事で、世界最大のお好み焼き作りに挑戦ということで、大阪府内の44社2団体がつくる「上方の粉文化を考える協議会」というのが大阪城公園でお好み焼き作りをしたそうな。

 その内容というのが、直径8メートル、厚さ3センチ、重さ約1,6トン、約5000人分という巨大さで、材料に至ってはキャベツ400個、卵約4300個、豚肉約90キロとのこと。

 あまりにでかいもんだから、クレーン車2台を使ってひっくり返したとかで、同会は、今回の記録をギネスブックに申請する予定・・・らしい。

 でも、ワシ。この記事よんで「ちょっとまてや!」と思うたねん。

 まあ確かに、世界最大の大きさだろう。凄い労力も掛かってるだろう。

 でもさ、これって、もはやお好み焼きじゃないじゃん?いや、確かにお好み焼きだけどさ、反則じゃん?

 ギネスに申請するんなら、お好み焼き職人の技術の限界で持って焼いたものの最大級の奴を申請すべきじゃないかと。

 それこそ、「らんま1/2」の
久遠寺右京嬢や、「三四郎」の林屋鈴音嬢のよーに、でかいへラを使って「人力(それも一人の)」でひっくり返してこそ価値があるものなん違うの。

 こんなん、クレーンを操縦してたおっさんの操縦技術とコンビネーションが凄かったのであって、お好み焼き職人が凄いわけでは決して無い。(いや、オッサンの操縦技術&コンビネーションの方をギネス申請するなら文句ないねんけど)

 イマイチ釈然としない記録である。





11/5(火)



 うっす!終わったっス!

 先月の日記にも書いた、「FF5」10周年記念本の原稿を仕上げて送り終わりました。

 これで何とか責任は果たせました。

 ここしばらく更新を怠った分を、これから取り返していかないとなぁ( ̄▽ ̄;)。

 とりあえずは、あと残り2ヶ月に迫った合同企画と、滞ってる謙信奮戦記ですな。

 あと、そろそろ今のキッタねえ(酷)トップ絵を変えたいところ。もっと醜悪なのに(ぇ。





11/6(水)



 ためごろうソフィア:

 「えへっ、皆さんこんにちはっ!ソフィアちゃんで〜すv!!久しぶりの登場で緊張気味だったりしちゃいますぅ、キャハ。」


 ゆきんこ:

 「おや、ためごろう殿、ご機嫌麗しゅう。お久しぶりでございますね。」



 ためごろう
ソフィア:

 「あ、雪さん!ダメですよぉ、よく見てください、ちゃんとソフィアって書いてあるんだから。」


 ゆきんこ:

 「???はて?ためごろう殿はためごろう殿であって・・・?」



 ためごろうソフィア:

 「だ〜か〜らぁ、ソフィアちゃんになったんですってばぁ!!」


 クイーン:

 「何だ、改名交渉に成功したのか。」



 ためごろうソフィア:

 「えへへー。とにかく今日からソフィアちゃんなんですぅ。」


 ゆきんこ:

 「よく管理者の許可が下りましたなぁ。」



 クイーン:

 「まったくだ。徹底的にためご・・・コホン、ソフィアを嫌っていたからな。」



 ためごろうソフィア:

 「えへへ。」


 鳴隼:

 「その管理者なら、ボコボコにされた状態でロープでぐるぐる巻きにされて掃除道具入れに捨てられてたけどね。」



 ゆきんこ:

 「煤i○□○;)!!」



 ためごろうソフィア:

 「ぎくっ。」


 クイーン:

 「ほう。で、その管理者は今どうしている?治療中か?」



 鳴隼:

 「いいや。いい気味だったから、そのまま戸を閉めてきたよ。ついでに蛇もプレゼントしてあげたアル。」



 ゆきんこ:

 「煤i ̄□ ̄;)!!」



 美咲:

 「おい、大変だ!虫けら(管理者)が掃除道具置き場で蛇に絡まれて泣きながら失神してた!」


 管理者(←美咲の肩を借りてる):

 「鳴隼・・・、てめ・・・殺す・・・!」



 鳴隼:

 「つまんないねぇ、もう救出されたのかい。」



 美咲:

 「ん、クソチビにやられたのか?」



 ためごろうソフィア:

 「ぎくぎくっ(汗)」


 管理者:

 「お、思い出した!てめえ、ためごろう!!どーゆーつもりだコラ!!ジャイアンツのユニフォーム着せて阪神電鉄に叩き込んだろか!!」



 ためごろうソフィア:

 「ふぇ〜ん!だ、だって、普通に頼んでも名前変えてくれないじゃないですかぁ〜。」


 クイーン:

 「なるほど、管理者を始末して、自分で勝手に改名したわけか。」



 管理者:

 「
ふ ざ け ん な!!
 てめーなんか、一生ためごろうで充分だ!!やーい、ためごろう、ためごろう!!」


 ためごろう:

 「そんなぁ〜!!ひどいですぅ!!」


 管理者:

 「酷いのはお互い様じゃあ!!(○□○;)」



 鳴隼:

 「あいやあ、『ソフィア』の表記が消えちゃった。」



 ゆきんこ:

 「かえって管理者の態度を硬化させてしまいましたなぁ。」



 ためごろう:

 「うえええ〜ん!!女の子なのに『ためごろう』なんてやだぁ〜!!」


 美咲:

 「おい、虫けら。大人しいコイツが強硬手段に出たって事は、それだけ追い詰められてたわけだろ?変えてやればいいじゃん名前ぐらい。」



 ためごろう:

 「そ、そうですそうですぅ!!美咲さんの言うとおりですよぉ!!」


 管理者:

 「けっ、馬鹿言ってんじゃねーよ。誰が名前なんか変えて・・・」



 美咲:

 「オレ様の命令がきけねえのか。」



 管理者:

 「(びくっ!!)よ、喜んで変更させていただきます・・・。」



 美咲:

 「最初からそう言えばいいんだ。」



管理者:

 「あと、もうひとつ謝罪しておきたいことが・・・。(汗)」



美咲:

 「なんだよ。」



管理者:

 「今の番長の殺人メンチで、ちょっとチビってしまいまして。」



 美咲:

 「げッ!?汚ねえな、バッキャロ!!(貸してた肩から突き飛ばす)」



 管理者:

 「あべし!(転倒)」



 美咲:

 「ああ、良かった!かかってなかった。」



 管理者:

 「だ、だったら、こないに強烈に突き飛ばさんでも・・・。」


 ためごろう:

 「わぁい!で、名前はなんになるんですかぁ!?美咲さんみたいに綺麗な名前がいいなぁ。」


 鳴隼:

 「あんまり綺麗な名前貰うと名前負けするよ。誰かさんみたいに。」



 クイーン:

 「まさしく美咲はその典型だな。何が「霧の野に美しく咲く」だ。反吐が出るわ。」



 鳴隼:

 「完全に親の期待を裏切ってるね。」



 クイーン:

 「実物は『灼熱の砂漠にしぶとく繁殖する』感じだがな。」



 美咲:

 「てめえら黙って聞いてりゃ好き放題言いやがって。無事に帰れると思うなよ。」



 ゆきんこ:

 「全くでございまする。決して美咲殿は名前負けなどしておりませぬ。」



 美咲:

 「そうだそうだ、ゆきんこ、もっと言ってやれ。」



 ゆきんこ:

 「『霧の野に美しく咲かない』と解釈すれば、偽りなど無いではありませぬか!」



 美咲:

 「ゆきんこ、このあと遺書を書いてオレの楽屋に来い。」



 ゆきんこ:

 
「なぜぇ煤i○□○;)!?」


 管理者:

 「よし、ためごろう。

  候補1、 
かさぶたはがれのすけ
  候補2、 
めんたまえぐれのすけ
  候補3、 
みみだれこぼれのすけ
  候補4、 
うおのめつぶれのすけ
  候補5、 
がんめんただれのすけ

 この5つから選べ。」



 ためごろう:

 「む、無茶苦茶なのしかないじゃないですかぁ!!みんなも何とか言ってくださいよぉ!!」


 美咲:

 「うーん、そうだな。この中だと、『かさぶたはがれのすけ』が一番マシじゃないか?」



 クイーン:

 「音感では『うおのめつぶれのすけ』の方が、まだ聞こえがいいと思うが。」



 ゆきんこ:

 「わたくしは『みみだれこぼれのすけ』を推しまする。」



 鳴隼:

 「いっそ全部名乗っちゃえば?気分に応じて使い分ける形で。」



 ためごろう:

 「ためごろうでいいです・・・。しくしくしくしく。」


 管理者:

 「ちっ、つまらん。」



 ためごろう:

 「くすん(;;)。絶対あきらめないんだからぁ。」





11/9 (土)



 フィンク本の原稿終わっても未だに更新頻度が変わってませんね。

 すんません、今もう半年ぐらい前から更新しよう更新しようと思ってた箇所を更新しているのですじゃ。

 残念ながら小事典ではありません(ダメじゃん)。

 量があるもんだから、ちょっと時間が掛かってます(汗)。そのコーナーまとめて一気に更新する予定っス。

 とにかくコンテンツを広げすぎたおかげで、手付かずなコンテンツが多いのが原因ですなぁ。

 どっか削らんといかんかな?

 というわけで、更新作業の続きに行ってきまっす。

 なお、奮戦記は火曜日までにはアップしたいと予定してまする。





11/13(水)



 さすがケンシン、ナイスピッチング!

 いやー、日米野球。おもしろいですなー。

 あのメジャーのスーパースター相手に2失点の好投。

 しかも、相手のバットを自慢の球威で2本もへし折りました!!

 すげー!すげー!!かっちょいいー!!

 ドメも調子いいみたいで何より。谷繁も頑張れ!

 問題は、あんまり活躍しちゃうと、そのうち中日を出てっちゃうってことだわな。

 まあ、よそにFAされるぐらいなら、メジャー挑戦のがいいけどね(笑)。





11/16(土)


 なんちゅうか松井がどん底だねぇ・・・。

 一方西武ライオンズの松井は絶好調だから、メジャーのファンは、どっちの松井が来年やってくるのか困惑しているとかしてないとか。

 やっぱり重圧というか、力はいるんだろうなぁ。

 みんながお祭りだ―!!ってはしゃいでるなかで、一人寂しそうな顔をしてるのはやはり何となく気の毒であります。

 というか、松井の得意なナゴヤドームの試合が1試合もないっちゅーのはつらいな( ̄▽ ̄;)。





11/19(火)



 ベータ:

 「うっす!」


 鳴隼:

 「アンタ誰?」



 ベータ:

 「ベータ。」


 鳴隼:

 「ふーん。」



 管理者:

 「なんなんだ、その会話は(汗)。」



 ベータ:

 「いや、誰って聞かれたからさ。」


 管理者:

 「それにしても名前だけじゃなくて、もっと身分証明とかせえよ。本当に聞きたいのは名前じゃなくて、何者かって事なんだから。」



 ベータ:

 「でも、そこのおチビさんは、それで納得したみたいだぜ?」


 鳴隼:

 「別にどこの誰だろうが、全く興味なかったからね。」



 ベータ:

 「ぎゃふん。」


 管理者:

 「うわあ。」



 ベータ:

 「そんな切ない事言うなよ〜!記念すべきHP初登場がこんな扱いかよ!!」


 鳴隼:

 「あんたの初登場がどうなろうが、あたしの知ったことじゃないし。」



 ベータ:

 「おい、管理者。助け船出してくれ。コイツに口論で勝てる気がしねえ。」


 管理者:

 「諦め早いなあ(汗)。」



 鳴隼:

 「( ̄ー ̄)。」



 ベータ:

 「(ここはひとつ、これで。話をふってくれたまい。)」


 
ベータは鳴隼に賄賂(200円)を手渡した。


 鳴隼:

 「で、誰?」



 管理者:

 「ああ、コイツね。ふう、やっと紹介できるわい。」



 ベータ:

 「何で、たった『で、だれ?』の3つの音を発してもらうのに、200円も使わにゃいかんのだ(ブツブツ)。」


 管理者:

 「あんまり、ここで使う男キャラがおらんくて寂しいもんだから、旧キャラから引っ張ってきたんだよ。ワシがファンタジーのオリジ作って遊んでた時の主人公やねん。中学の時だったから10年ほど前かな。」



 ベータ:

 「よーするに君の先輩というわけだよ。えへんえへん。」


 鳴隼:

 「ふああ(あくび)。終わった?」



 管理者 & ベータ:

 「ゲェ―――ッ!!全然聞いてない!!」



 ベータ:

 「おいおいおい、何なんだこいつは!オレの仕事(出番)が終わってから10年のうちに何があったんだよ、この世界は!」


 管理者:

 「ふがふが・・・。」



 鳴隼:

 「帰っていい?」



 管理者 & ベータ:

 
「帰るなああああ!!煤i○□○;)」


 鳴隼:

 「あいやあ。」



 ベータ:

 「なあ管理者。相手がコイツだけでは永遠に話が進まんと思うぞ。仮に進めるにしても、いくら賄賂が必要か分からん。」


 管理者:

 「そうだな。黒星山も呼ぶか。」



 黒星山:

 「ひいふう。こんばんはっス。」



 ベータ:

 「オッス。」


 黒星山:

 「新入りさんっスか?」



 鳴隼:

 「逆。先輩なんだってさ。」



 ベータ:

 「なははは。」


 黒星山:

 「ひいふう。そうっスか。ご職業は何をしてるっスか?」



 ベータ:

 「くううー。これだよ、これ!会話はやっぱりこうじゃなきゃいけねえよなあ!!」


 黒星山:

 「(と、突然感激しだしたっス。危ない人かもしれないっス。(汗))」



 ベータ:

 「はい!世界を救う勇者やってました!魔王も倒しました!」


 黒星山:

 「うおおっ!!すごいっス!!ということは、とんでもなく強いっスね!!」



 ベータ:

 「いやあー!それほどでもあるけど。」


 鳴隼:

 「で?今は何してんの?」



 ベータ:

 「・・・・・・はい?」


 鳴隼:

 「勇者やってたのは魔王倒すまでだろ?今は?」



 ベータ:

 「・・・・・・・・・(汗)。」


 黒星山:

 「どうしたっスか?」



 ベータ:

 「・・・・・・今はプーです・・・。」


 黒星山:

 「煤i ̄□ ̄;)。」



 ベータ:

 「だってさー。世界平和になっちゃったら、もう勇者なんて要らねーじゃん?それに、オレは別に世界の代表としてみんなに送り出されたタイプの勇者じゃないから、誰にも注目されてなかったし。」


 管理者:

 「自称勇者が本当に勇者になっちゃったタイプか。」



 ベータ:

 「そうそう!だから、魔王倒したら、もう仕事がないねん。」


 黒星山:

 「・・・・・・・・・ふむー。実は勇者というのも大変なんスねぇ。」


 鳴隼:

 「どっかの国に仕官すれば?」



 ベータ:

 「いや、戦乱の世の中って優秀な人材は豊富だから。平和になってだんだん軍事型の人間必要なくなっちゃったし。オレの入り込む隙がない。」


 管理者:

 「泰平の世が訪れて食いっぱぐれた浪人と変わらんな。」



 鳴隼:

 「死に場所を誤った人間は哀れだねぇ。魔王と一緒に死んでおくべきだったね。」



 ベータ:

 「くうー!でもホント、よその勇者って旅を終えてどうやって暮らしてるんだろー。いっそ、オレが魔王になってもう一回戦乱を起こそうかな。」


 管理者:

 「おい、コラ。よせ。」



 黒星山:

 「ひいふう。じゃあメイたんがベータ君を雇ってあげればいいんじゃないっスか?これだけ強い人間雇えば、メイたんもいろいろ稼げるじゃないっスか。」



 管理者:

 「そだな。ガードとかやらせたりして、マネージャーとして金を鳴隼が受け取って、利益の一部を報酬としてベータに回せば共存できるじゃん。」



 黒星山:

 「多分、ベータ君は売り込みが下手なんスよ。いくら人材豊富な世界だろうと、それだけ実力があれば普通は引く手数多のはずっスからね。だから、そこをメイたんがカバーすればいいわけっス。」



 管理者:

 「問題はベータだな。鳴隼の下について働くのをプライドが許すかどうか・・・」



 ベータ:

 「よっ!社長!お肩お揉みいたしますよ!へっへっへっへっ!なんでも用事があったらお言いつけ下さい!!何か飲み物買ってきましょうか!?(ぺこぺこ)」


 管理者:

 「ゲーッ!?プライドのかけらもねえ!!」



 黒星山:

 「じゃあ、これで問題なしっスね。強力な味方が増えればメイたんの危険も減って言う事なし!うーん、今日は我ながら冴えてるっス!!」



 鳴隼:

 「何で勝手に話進めちゃうの?あたしは雇うなんて一言も言ってないのに。」



 管理者:

 「へ?」



 黒星山:

 「ええっ!?でも、いい話じゃないっスか!メイたんも人手があったほうが助かるっしょ?一番得するのはメイたんっスよ?なかなか魔王を倒せるレベルの人材は手に入るもんじゃないっス!」



 ベータ:

 「うんうん。絶対損はさせねえって!戦闘力は管理者の保証つき!!」


 鳴隼:

 「まあ、確かに戦力としては申し分ないけどね。何かと都合もいいし。」



 ベータ:

 「だろだろ?だったら問題ねーじゃん。」


 鳴隼:

 「でも、それ以上にアンタがいつまでも職が見つからなくてヒーヒー困ってる姿を嘲笑うほうが楽しいから。」



 管理者 & ベータ & 黒星山:

 
「この悪魔!!!」

 ベータ、プー継続決定。





11/20(水)



 貴ノ浪が好調ですな!

 11日目にして勝ち越し決定、2場所連続で武蔵丸にも勝ったし。

 ここ数場所、初日からの成績がいいので、最後までそれを持続していければ、また番付を上げることも可能だと思うのですよ。

 なんか、最近とうとう「ベテラン貴ノ浪」と呼ばれるようになってしまい、ちょっぴり寂しい気もするが、まだまだ力は残ってるのだ。

 それにしても、「最も負担が大きく大怪我をしやすい相撲をとっているから、いつ休場してもおかしくない。」みたいな事を言われてる貴ノ浪が体がボロボロになりながらも休まず毎場所相撲をとり続けてるのに、場所を引っ張っていかなきゃいけないはずの横綱大関陣が頻繁に休場してるというのは納得いかんのぅ。

 相撲人気の低迷もあってか、大相撲ダイジェストも随分と簡単な放送になってるけど、あの放送の仕方だと、低迷に拍車を掛けそうで心配である。

 やっぱり、力士紹介はしっかりやっておくべきじゃないだろーか。

 知らない力士でも、力士紹介を聞いてるうちに、「あ、こいつ同じ学校の出身だ。」「へー、この人ボランティアに積極的なのか。」「この人、持病もちなのに頑張ってて凄いなぁ。」というように、力士を好きになっていき、自然と相撲ファンになっていくパターンもあるわけだし。

 ただ、淡々と試合を流していって、簡単な解説を入れるだけでは、やっぱり人気は回復できんのじゃないかなぁ。





11/21(木)



 美咲:

 「さて、今年も野球人にとって運命の一日が終わったな。」


 管理者:

 「そーだな。ドラフトはどんどんルールがややこしくなってきとるのが難点だが、ファンとしても非常に緊張する日には代わりが無い。」



 美咲:

 「ともかく、今年のドラゴンズの交渉権獲得選手の一覧をあげておこう。」



森岡 良介 明徳義塾高 18
桜井 好実 砺波工 18
植  大輔 龍谷大 22
長峰 昌司 水戸商 18
小林 正人 東海大 22
瀬間仲 ノルベルト 日章学園高 18
湊川 誠隆 慶大 22


 管理者:

 「ふむふむ。7人か。」



 美咲:

 「うち、半分以上の4人が高校生。残りの3人は大学生。社会人はゼロだ。」


 管理者:

 「はっきりしとるなぁ。」



 美咲:

 「これを見ると、今年も素材重視の指名という事になる。即戦力の自由獲得枠を勝ち取れなかったことも原因だけどな。」


 管理者:

 「ホント、逆指名交渉に弱い球団だこと。」



 美咲:

 「まず森岡は今年の夏の優勝校・明徳義塾のショート。高校ナンバーワン野手との呼び声も高く、プレースタイルは立浪タイプという評価だな。」


 管理者:

 「立浪の後継者ということか。立浪以外にも、井端・荒木といい選手がいるから、手本にし競い合っていってもらいたいのぅ。」



 美咲:

 「桜井はパワーヒッター、足も速いらしい。植は大学通算17勝の左腕。長峰も左投手、191センチもある大型投手・・・ってことは、山北のライバルになるのか。」


 管理者:

 「ほうほう。」



 美咲:

 「小林は即戦力の期待がかかる左投手。瀬間仲のパワーはすでにプロ級だし、何よりハングリー精神に溢れてて楽しみな選手だな。んでもって、湊川は中日の隠し玉だとか。朝倉は高校の後輩になるらしい。」


 管理者:

 「ピッチャーは全員左腕なんだな。」



 美咲:

 「左腕王国よもう一度ってとこか?」


 管理者:

 「たしかに、山本昌、野口、岩瀬が頑張ってるうちに、次世代の左投手が欲しいところではあるな。そして、異彩を放つのはやはり瀬間仲ノルベルト。」



 美咲:

 「桜井もブラジル人とのハーフ、んで瀬間仲はブラジル国籍。ある意味やたら華やかなドラフトだなあ。」


 管理者:

 「実際活躍できるかな?」



 美咲:

 「できるだろう。瀬間仲はブラジルからプロ野球選手になる夢を抱いて留学してきて、『プロになって家族を楽させてあげたい』と思いながら辛い練習やホームシックに耐え抜いてきたんだ。日本人には無い強さがある。」


 管理者:

 「アンタ、本当にそういう話に弱いね(笑)。」



 美咲:

 「うっせーな!それに186センチ92キロの体格は強力な武器だ。実際コイツのホームランも見たけど凄い打球だったぞ。大化けする可能性は大だ。」


 管理者:

 「ふむふむ。オリックスも狙ってたみたいだが、取れてよかったのぅ。」



 美咲:

 「難点はブラジル国籍だから、外国人枠扱いなんだよな。日本に帰化する気マンマンらしいけど。」


 管理者:

 「よそはどうよ?」



 美咲:

 「うーんと、和田は周知の通りダイエー、同じく新垣も念願のダイエー入り。熊本工の山本は巨人が指名し、注目されてた高井はヤクルトが交渉権を獲得した。」


 管理者:

 「マック鈴木は?」



 美咲:

 「本人はヤクルトに入れるものと思ってたらしいけど、オリックスが交渉権を獲得したみたいだぜ。」


 管理者:

 「ふぃー。助かった。これ以上ヤクルトにいい投手が集まったら手が付けられん。」



 美咲:

 「若い投手だけでも、藤井に五十嵐に石井に弥太郎に石川に・・・。高井が入ったらますます強力になるぞ。」


 管理者:

 「ぐええー。当分巨人ヤクルト2強時代が続きそうだなぁ(泣)。」



 ベータ:

 「よーう!何の話してんの?」



 美咲:

 「ドラフト。」


 ベータ:

 「ドラフトかぁ。知ってるぞ、選手をせりに掛けるんだろ?」



 管理者:

 「どーゆー歪んだ理解の仕方しとんじゃ。」



 美咲:

 「まあ、実際に球団が支払う額はとんでもないけどな。契約金1億なんて今じゃ珍しくないし。」


 ベータ:

 
「いちおく!?」


 美咲:

 「さらに年俸は安くても480万。期待の即戦力だと1300万とかいくぞ。」


 ベータ:

 「ぼ・・・、ボロい商売やのぉ〜!!」



 管理者:

 「全くだ。いきなり年収1000万が夢じゃないんだから。サラリーマンで稼ごうと思ったらどれだけ業績をあげないかん事か。」



 ベータ:

 「よし決めた!オレもプロ野球選手になる!!」



 美咲:

 「はあ?」


 ベータ:

 「うはははっ!!それで給料ガッポガッポ!!金を稼いで女を買うぞ!!おおっと、よだれが出ちまったい。」



 管理者:

 「とても元勇者の発言とは思えませんな。」



 美咲:

 「おいコラ、最低野郎。お前野球のルールわかってんのか?」


 ベータ:

 「何となく分かる。アレだろ?ピッチャーってゆーのが、バッターっつーのにボールを投げつけて、バッターはそれをピッチャーに打ち返す。」



 美咲:

 「ん?」


 ベータ:

 「バッターが打ち返せずにボールぶつけられて倒れたら、審判がカウントを数えて、10カウントでアウト。10カウント以内に立ち上がったら、またピッチャーが投げる。その打席で3回ぶつけられたら3ダウンKOで三振。」



 管理者:

 「ぉぃ。」



 ベータ:

 「ピッチャーに打ち返した場合、ダウンさせればヒット。10カウントKOさせればホームランと。うん、完璧!」



 
美咲:

 「分かった分かった。せーぜー頑張んな。そーゆースポーツを誕生させるところからな。」






11/23(土)



 エープ:

 「おーい。」


 ベータ:

 「・・・いや、こいつはちょっと休日が少なすぎる。」



 管理者:

 「これなんかどうだ。時給悪くないぞ?」



 ベータ:

 「いやいや、これは朝が早いからなぁ。」



 エープ:

 「おいってば!」


 ベータ:

 「んお!?そういうお前は、高い魔力を持ち回復魔法を中心とした白魔法を使う回復系キャラでありながら、直接戦闘力も非常に高くてパーティの主戦力の一翼を担っていた、我が妹のエープではないか!!」



 エープ:

 「なんなんだよ。その思い切り説明的なセリフは。」


 ベータ:

 「ところで管理者よ。こいつの名前もう少しどうにからなんかったのか。サルみたいじゃんか。」



 管理者:

 「もともとギリシャ文字の『エプシロン』からとったんだがな。」



 エープ:

 「だったら普通『シロン』とかになると思うんだけど。」


 管理者:

 「そんな可愛らしい名前、お前には勿体無い、つか気持ち悪い。」



 ためごろう:

 「ぜーたくですぅ。世界観が壊れてないだけマシですぅ。もっと酷い名前で頑張ってる人もいるんですよぉ!」



 エープ:

 「ごめんなさい。」


 ためごろう:

 「あうっ!まさか素直に謝られるとは!悪い事言っちゃいました、ふえーん。」



 ベータ:

 「下には下がいるもんだな。」



 管理者:

 「お前は呼んどらんぞ、ためごろう。」



 ためごろう:

 「違いますぅ。キャロルちゃんですよぅ。」



 管理者:

 「まだ寝言こいてんのかお前は。」



 ベータ:

 「ところで何しに来たん?」



 エープ:

 「いや・・・。兄貴が腹すかせてるかなと思って、おにぎり持ってきただけ。」


 ベータ:

 「おーっ!気が利くじゃんか。いっただきまっす、むしゃむしゃむしゃ。」



 エープ:

 「そんなにガっつくと喉に詰まるぞ。」


 ベータ:

 「(悶絶中)」



 管理者:

 「お約束ですな。」



 エープ:

 「ほら、お茶。」


 ベータ:

 「ぐほっ、死ぬかと思ったぜ。」



 ためごろう:

 「おにぎり喉に詰まらせて死ぬ元勇者なんて、恥ずかしくて天界に報告できませぇん。」



 ベータ:

 「んぐ。もごもご・・・うげっ、これ梅干じゃん、いらね。」



 管理者:

 「ぜーたくなやっちゃな。」



 ためごろう:

 「そうですぅ、好き嫌いはいけないんですよぉ。」



 ベータ:

 「(無視)。エープ、梅干の入ってる奴はいらん。変わりに食え。」



 エープ:

 「もぐもぐ。」


 ためごろう:

 「エープさんも、素直に言う事きいてちゃダメですよぅ!我儘は直さなきゃ。」



 管理者:

 「そうだ!お前が甘やかすからこの馬鹿は・・・。」



 ベータ:

 「うっさいうっさい!人の家庭に口出しすんな。」



 エープ:

 「ところで何してんの?」


 ベータ:

 「アルバイト求人雑誌読んでるの見りゃ分かるだろ。いつまでもプーしてるわけにもいかんし。」



 エープ:

 「何かやりたいのがあるのか?」


 ベータ:

 「あるわけねーだろ。だから少しでもラクそーなのを探してんだ。」



 管理者:

 「・・・( ̄▽ ̄;)。」



 エープ:

 「だったら、そんな仕事探すより、前に言ってた骨董品の店やろうよ。」


 ベータ:

 「骨董品?」



 エープ:

 「『旅を終えて平和になったら、この旅で集めた貴重なアイテムとかを並べて兄妹で骨董品の店を開こう』。そう言ったのは兄貴だぜ?」


 ベータ:

 「・・・・・・言った・・・っけ?そんなこと・・・。」



 管理者:

 「そんな大事な事忘れるなよ!」



 ためごろう:

 「ベータさんってアルツハイマーなんですかぁ?」



 エープ:

 「ふー。いいよ。兄貴がド忘れするのは予想してたから、アイテムはあたしがちゃんと保管しておいた。」


 ベータ:

 「ううーん。そうかそうか、そうだったのか。どーりで必要なくなったアイテムを、まるで犬みたいに後生大事にとってあるなぁと思ってたんだ。今謎が解けた。」



 ためごろう:

 「無責任な事ばっかり言ってますぅ。」



 ベータ:

 「・・・あ!・・・・・・ひょ、ひょっとして、そのアイテム類って・・・・・・。」



 エープ:

 「地下室に保管してあったやつだよ。」


 ベータ:

 「・・・・・・( ̄□ ̄;;;)。」



 管理者:

 「どした?」



 ベータ:

 「す、すまん、エープ。・・・てっきりガラクタだと思って今朝、鳴隼に全部売り払っちまった・・・・・・。」



 管理者:

 
「げぇえええええっ!!?」


 ためごろう:

 
「うそぉおおおっ!?」


 ベータ:

 「そ、そんな大事なモンだとは思ってなかったんだよお(汗)!!」



 エープ:

 「・・・・・・。」



 ためごろう:

 「これは、うちのキャラの性格から言って そろそろ必殺技が炸裂するころですねぇ。エンゼルフェザー(注:ためごろう最強の蘇生&回復魔法)の準備しとかなきゃ。」



 エープ:

 「・・・・・・はー。分かったよ。売っちゃったものは仕方がない。」


 ためごろう:

 「あらぁ?」



 管理者:

 「うおお!!耐えた!持ちこたえよった!!」



 エープ:

 「その売り払ったお金を元手にして次の商売を考えよう。」


 ためごろう:

 「すごいですぅ。気持ちの切り替えが早いですぅ。」



 エープ:

 「この兄貴と暮らしてりゃ嫌でもそうなるの。あれ全部売ったら1000万は越えるはずだけど、いくら残った?」


 ベータ:

 
「いっ・・・いっせ・・・!?」


 エープ:

 「う・・・。嫌な予感。」


 管理者:

 「先を聞くのが怖いが・・・、何ぼで売れたんや?」



 ベータ:

 
「・・・・・・12万で買い叩かれました。」


 管理者:

 
「ぎゃああああああっ!!!」


 ためごろう:

 「(ショック死寸前)」



 ベータ:

 「いや、だって、鳴隼が『大したモンないねぇ。これじゃお金は出せないよ』とか言ってたんだぜ!?これでも金額を釣り上げてもらった方なんだって!!」



 管理者:

 「おい、ベータ。相手は鳴隼だぜ?あの外道の言葉を信じる方がおかしい。お前が商品知識が無いのを見破って、わざとそう言って低価格に誘導したんだよ。」



 ベータ:

 「うわああああっ!!あんにゃろ、なんてガキだ!!血も涙もねえ!!」



 ためごろう:

 「そもそも鳴隼さん相手に取引するってことが既に間違いですぅ。」



 エープ:

 「もういいよ。またイチからやり直そう。その12万は生活費に当てるから、出して。」


 ベータ:

 「
・・・ごめん。おんまさん(競馬)につぎ込んで全部スリました。


 ためごろう:

 「・・・・・・。・・・ベータさんって、つくづく最低ですぅ。」



 管理者:

 「一日にして一千万を越える資産がゼロか。」



 エープ:

 「うーん、しばらくは、あたしの貯金で食べていけるけど、早く何か収入見つけないと。」


 管理者:

 「つ、強い!!結局最後まで取り乱さなかった!!」



 ためごろう:

 「私ならもう首をつってますぅ。ベータさんが、あんなでも食べていけるのは、妹のエープさんがしっかりしてるからなんですねっ!(尊敬)」



 管理者:

 「妹のヒモかよ・・・。なんて情けねえ勇者だ。」



 ベータ:

 「うるへえ。うーん、何か儲かる仕事は・・・。あ、そうだ!」



 管理者:

 「?」



 ベータ:

 「エープ、お前兄ちゃんのことは好きか?」



 エープ:

 「はあ?」


 ベータ:

 「いいから答える!オレの事が好きか、嫌いか!はい、どっち!?」



 エープ:

 「・・・・・・そりゃ、その・・・、・・・
好き・・・だけど・・・。(ごにょごにょ)」


 ベータ:

 「よし!!じゃあ、話は早い!大好きな兄ちゃんのためにソープに沈んでくれ!!儲かるぞぉ!!」



 エープ:

 「・・・殺しちゃうよ?」


 ベータ:

 「あ、あわわわわ!!ついに怒ったあ!!」


 管理者:

  「当然だ!!」



 ためごろう:

 「最低にも程がありますぅ!!」



 ベータ:

 「うげえ、みんなして!!」



 エープ:

 「兄貴がそんな手段に出るんなら、あたしはもっと手っ取り早く儲かる方法を知ってるぞ。」


 ベータ:

 「!?さすがエープちゃん!なになに?どんな方法!?」



 エープ:

 「兄貴の肺と腎臓と角膜売ろうか。」


 ベータ:

 
「煤i○□○;)!!」


 エープ:

 「片方ずつは残しといてやるから、ありがたく思えクソ野郎。」


 ベータ:

 「妹がひどいんですぅ(TT;)。」



 ためごろう:

 「めったに怒らない人怒らせると本当に怖いですねぇ。」



 つっても、コイツ激怒しないだけで普段から仏頂面だが。





11/25(月)



 なんか地球と土星が衝突する夢を見た。

 これは吉夢か凶夢か。





11/29(金)



 また最近ウイルスメールが増えてきたな。うっとーしー事この上ない。

 今日は床屋に行ってきたので、さっぱりスッキリ(謎)。



 うべべ:

 「床屋に行くズラ。先生にもお金貰ったし。」


 とるこ:

 「・・・・・・それ以上どこを切るんだ。」



 うべべ:

 「だんだん黒々としてきたから、そろそろもう一度刈っておくんズラ。」


 とるこ:

 「まあ好きにすれば。」



 うべべ:

 「先生がとるこも一緒に行きなさいって。」


 とるこ:

 「やなこった。何でオレまで。大体何が悲しゅうて魔界のスーパーエリートであるオレ様が、お前のような肥溜めの化身と並んで歩かにゃならんのだ。」



 うべべ:

 「誰が肥溜めの化身か。」


 とるこ:

 「一人で行けやボケ。」



 うべべ:

 「オラもおめーなんかと一緒に行きたくねーズラ。でも、先生の言葉には従わねば。」


 とるこ:

 「けっ。何が『先生』だ、このいい子ぶりっ子が。オレはゴメンだね。」



 うべべ:

 「ちなみに、散髪が終わると子供はガムをサービスでもらえるズラ。」


 とるこ:

 「何ぐずぐずしてやがる、このノロマ。さっさとガム貰・・・床屋に行くぞ!」



 うべべ:

 「(・・・。)」





 とるこ:

 「どーゆーこった、こりゃ。」



 うべべ:

 「『誠に勝手ながら、急病のため本日お休みさせていただきます』・・・。」


 とるこ:

 「オレのガムはどーなるんだ!!」



 うべべ:

 「知らんズラ。うーん、近くに他に床屋はなかったズラか?」


 とるこ:

 「オレが刈ったろか。」



 うべべ:

 「大怪我させられそうだから断るズラ。」


 とるこ:

 「大怪我どころか、頭かち割ってぶっ殺すつもりだけどな。」



 うべべ:

 「(無視)。うーん、仕方ない、引き返すズラ。」






 
帰り道。


 うべべ:

 「ん?こんなところに新しく床屋さんが出来てるズラ。」


 とるこ:

 「『Mr.バーバー』・・・?ジジイなのかババアなのかはっきりせんか。」



 うべべ:

 「とるこ・・・。バーバーっつーのは『床屋』っつー意味だべ。」




Mr.バーバー:

 「いらっしゃ〜い!ささ、どうぞどうぞ、こちらへ座って♪」


 とるこ:

 「いや、ちょっと待てオレは・・・。」



Mr.バーバー:

 「ぐふぐふぐふ。今日はどうします?思い切って短くいっちゃいましょーか?」


 とるこ:

 「煤i○□○)!!違う違う!オレはただの付き添いだ!切るのはあっち!」



 うべべ:

 「ズラ〜。」



Mr.バーバー:

 「あ?てめえの髪なんか、どこに切る分があんだよ。」


 うべべ:

 「うべーっ煤i○□○;)!?」



 とるこ:

 「正論だけに何も言い返せん。」



Mr.バーバー:

 「(´д`;)ハァハァ。さあ、切りましょ切りましょ。ああ、楽しいなぁ。」
(ちゃきちゃきちゃき)←はさみ鳴らす音


 とるこ:

 「ぎゃーっ!!よせーっ!!」



 うべべ:

 「ああっ!とるこがピンチズラ!必殺、鼻水ボンバー!!」



Mr.バーバー:

 「ぐああっ、汚ねぇ!!」



 うべべ:

 「とるこ!変態がひるんだズラ!今のうちに逃げるズラ!!」



 とるこ:

 「なんつーか、助けられたけど絶対に礼を言いたくねえ助け方だな。」





 とるこ:

 「うがーっ!!なんなんだあの店は!!」



 うべべ:

 「変質者だったズラな。」


 とるこ:

 「つーか、この世界の住人って、変人、変態、変質者が多すぎると思わんか?」



 うべべ:

 「否定はしないズラ。」


 とるこ:

 「くっそー。やられっぱなしで引き下がるのも我慢ならん。」



 うべべ:

 「でも、戻ったら、今度こそ奴の餌食ズラよ?」



 美咲:

 「よー。何してんだ?」



 クイーン:

 「往来の真ん中で座り込んで、踏まれても文句は言えんぞ。」



 うべべ:

 「(うぎゃあ!物凄いコンビズラ!!)」



 とるこ:

 「そっちこそ、珍しい組み合わせだな。どっか行ってたのか?」



 美咲:

 「あー、クイーンが前にパウダービーズクッション欲しいけど体面上買いに行けんって言ってた(10/16)から、オレがかわりに店内に入っ・・・ってえ!!(←つねられた)何しやがんだこのヤロー!!」



 クイーン:

 「そこでベラベラ喋ったら、何のために貴様に頼んだんだ!」



 美咲:

 「あ、そーか。わり。」



 とるこ:

 「ぱう・・・ぱう・・・なに?」



 うべべ:

 「ズラ〜。」



 美咲:

 「良かったじゃん。よく分からなかったみたいだぜ。」



 とるこ:

 「!いーこと思いついた。」



 うべべ:

 「?」



 とるこ:

 「あのよー。この町にとんでもねー変態が居るんだよ。」



 美咲:

 「変態?デブ(黒星山)か。それとも突起物(頭長スライム)か。」


 うべべ:

 「この先にある床屋なんズラが、入るなり、とるこが襲われたズラ!」



 とるこ:

 「おう、命からがら逃げてきたんだ。ありゃー、絶対変質者だぜ!」



 クイーン:

 「ほぉ。児童虐待の類かもしれんな。」



 美咲:

 「なに?」


 クイーン:

 「普通の異性には関心が持てず、幼い子供に異常に反応してしまう人種と見た。」



 うべべ:

 「おおっ、プロファイリングズラ。」



 美咲:

 「よし分かった。実際確かめて、それが本当ならぶっ飛ばしてやる。案内しな。」






Mr.バーバー:

 「おやぁ、さっきのボーヤ、帰ってきてくれたんだね!」



 とるこ:

 「けけけけー、変質者!てめえの天下も今日限りだ!今度は、この世界が誇る赤鬼と青鬼を連れてきたぜ!!」



 美咲
&  クイーン

 「
誰が赤鬼だ!!
  
誰が青鬼だ!!


 とるこ:

 「ぎゃああ!!違う違う、ぶっ飛ばすのはオレじゃねーって!!」



Mr.バーバー:

 「あらぁ!いらっしゃーい、お客様!ささ、どうぞどうぞ、こちらに座って!!」



 美咲:

 「ん?」


 クイーン:

 「むう?」



Mr.バーバー:

 「ぐふぐふぐふ。今日は大漁ですなぁ。よだれが止まらんぜよ。」
(ちゃきちゃきちゃき)←はさみを鳴らす音


 美咲:

 「おい、話が違うじゃねーか。ガキが目当てじゃなかったのか?」


Mr.バーバー:

 「ぐふぐふぐふ。私は小さい頃から、モノをはさみで切るのが好きで好きでネェ。中学の時に髪を切る感触の快感に目覚めたんですよ。ふっひっひっひっひっ。」



 クイーン:

 「そっちのタイプの変質者か!!」


Mr.バーバー:

 「
こんな今時珍しいスーパーロングヘアーが二人も来るなんて。今日は人生最良の日だぎゃあ(´д`;)ハァハァ。」


 美咲:

 「だああああ!ちょっと待て!オレは客じゃねえよ!」



 クイーン:

 「貴様ァ、私の髪に指一本でも触れてみろ!楽には死なさんぞ!」


Mr.バーバー:

 「ええ〜、そうなの?せっかく切りがいのある髪なのに残念・・・。・・・、そうだ、キミ。最近失恋した事無い?気分転換に切っちゃおうよ。」



 美咲:

 「自慢だがオレは恋愛なんかしたことがない。」



 クイーン:

 「自慢なのか。」



 美咲:

 「そして今後も永遠にしない。」



 クイーン:

 「(威張って言う事では無いと思うぞ。)」



Mr.バーバー:

 「じゃあ、あんたたちは何しにきたん?」



 美咲:

 「オレたちは、そこのガキが変態に襲われるって聞いたから・・・」



Mr.バーバー:

 「
ガキ?」



 クイーン:

 「!!やけに静かだと思ったら、とっくに逃げているではないか!!煤i○□○;)」





 とるこ:

 「けけけー。今頃あの変態、二人にぶっ殺されてるぜ。ざまーみろってんだ。」



 うべべ:

 「うーん、二人を無理やり巻き込んで、そのうえ置いてきたよーで気がひけるんズラが・・・。」


 とるこ:

 「気にしねー、気にしねー。」



 ゆきんこ:

 「おかえりなさいまし。」



 うべべ:

 「先生、あいにく床屋は休みだったズラ。」


 ゆきんこ:

 「左様でございましたか。」



 うべべ:

 「切ってこれなかったから、お金は返しますズラ。」


 ゆきんこ:

 「ははあ。実は先ほどから、かわりに二人を散髪したいと、お客人がお待ちになっておりますが。」



 とるこ:

 「誰だ?」



 うべべ:

 「ズラ〜?」


 とるこ:

 「ともかく会ってみるか。」



 うべべ:

 「ズラな。」






スパーン(ふすまの開く音)


 美咲:

 「ど〜も、赤鬼で〜す(☆☆)。」



 クイーン:

 「青鬼見参。」



 とるこ&  うべべ

 「煤i○□○)!!!!」


 美咲:
 「さて・・・、ガキども。
そこ座れ。


 クイーン:

 「この私自ら髪を切ってやるのだ、感謝するがいい。・・・まあ、髪を切るのは慣れておらんから、うっかり首を落としてしまうかもしれんがな。」



 とるこ&  うべべ:

 「(((;゚Д゚)))ガクガクブルブルガクガク・・・・・・・。」


 なお、Mr.バーバーは本日をもって全ての営業を終了しました。

 

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