もんちっち劇場




3/1(金)

 

◆頭長詩集その2

頭長スライム:
 「ぐへへへへへへ。」

頭長スライム:
 「ぐへへへへへへへへへへへへへへへ。」

頭長スライム:
 「ぐへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ。」

頭長スライム:
 「あの、無視せんでくださいます?」


鳴隼:
 「あたしを呼んでたの?楽しそうに笑ってるから邪魔しないでおいてあげたんだよ。」


頭長スライム:
 「この野郎、分かってたくせに、この腐れ眉毛チビが。」

鳴隼:
 「最高の褒め言葉さ。」


頭長スライム:
 「ありがたく思え、ど腐れ眉毛ウンコチビ。この頭長スライム様の新しい詩を一番に貴様に聞かせてやろうではないか。」

鳴隼:
 「いらない。」


頭長スライム:
 「そう言うな。聞かんといつか後悔するぞ。」

鳴隼:
 「聞いたら一生後悔するね。」


頭長スライム:
 「いや、ホンマにええ詩なんやって、自信作やって。絶対詩集作ったら儲かるから。」

鳴隼:
 「へえ。儲け話なら乗るよ。」


頭長スライム:
 「そうこなくっちゃな、さすがメイたん。」

鳴隼:
 「ど腐れ眉毛ウンコチビだろ?」


頭長スライム:
 「いいい、いえいえ、決してそんなことは。」

鳴隼:
 「じゃあ早速聞かせてもらおうかねぇ。」


頭長スライム:
 「おお。」

鳴隼:
 「その前に。」


頭長スライム:
 「ん?」

鳴隼:
 「本当にいい詩だったら、詩集を出すのにあたしも資金援助しようじゃないか。」


頭長スライム:
 「おう!」

鳴隼:
 「でも、あたしだけがお金出すのはおかしな話だろ?あんたの詩集なんだから。」


頭長スライム:
 「そだな。」

鳴隼:
 「せめて頭金で5万ぐらいは貰っときたい。」


頭長スライム:
 「むう。」

鳴隼:
 「あとは詩を聞いてからだね。レベルによって発行部数を変えるから。ま、そっちはあたしが立て替えてあげるよ。」


頭長スライム:
 「おうそうか。トータルでは、オレの方が得するわけだな。」

鳴隼:
 「そうだね。分かったらとっとと5万出しな。」


 
頭長スライムは鳴隼に5万円渡した。

頭長スライム:
 「さて、では今回の詩を・・・。
旅行けば・・・

鳴隼:
 「何やってんの?」


頭長スライム:
 「いや、詩を読んでるんだが。」

鳴隼:
 「あんた一流を目指そうって奴が、紙に書いた詩をずらずら読んでちゃサマになんないだろ。」


頭長スライム:
 「う、そ、そうか。」

鳴隼:
 「詩は読むんじゃなくて、詠むんだよ。紙の上の文字を発音するんじゃなくて、心の中の感動を文章にして声に出すの。ライブとかやって、紙を見て詩を読んでたら、お客さんも引くよ?」


頭長スライム:
 「そ、そうだな。てか、ライブ?そこまで計画してくれてんの?」

鳴隼:
 「いい詩ができたら、その方向も視野に入れてる。」


頭長スライム:
 「そりゃ、頑張らねばなんめえ。よっしゃ、暗唱するぜ。」

鳴隼:
 「そうそう。」


頭長スライム:
 「
旅行けばオーストラリア。

 一面のカンガルーの群れ。

 しまった、飛行機に財布を忘れ
・・・いかん。思いだせん!」

鳴隼:
 「そういう時は目を閉じるといいよ。」


頭長スライム:
 「目を?」

鳴隼:
 「目を閉じれば余計な情報が目に飛び込んでこないから集中しやすいだろ?暗唱も上手くいくよ。」


頭長スライム:
 「そうだな、たしかにそうだ。さっきからお前の佐渡島みたいな腐れ極太眉毛が気になってどうも集中できんかったんだ。」

 
頭長スライムは目を閉じた。

頭長スライム:
 「
旅行けばオーストラリア。

 一面のカンガルーの群れ。

 しまった飛行機に財布を忘れてきた。

 あれが無きゃ買い物できないじゃん。

 畜生悔しい。金持ち殺して巻き上げたろか。

 ダメだ。オレには腕力がない。

 仕方ない、オリンピックでも見ていくか。

 え、シドニーオリンピックってとっくの昔に終わったの?

 オーストラリアの名物じゃないの?

 ああ、もういやだ、死ぬしかない。

 異国の土に還ろうぞ。

 何を仰るウサギさん。

 生きてりゃいいことあるかもよ?

 嫌な事はみんな忘れて、一緒にカジノで遊びません?

 だから財布飛行機に忘れてきたっつってんだろボケェ!!


 
頭長スライムは、さも満ち足りたように目をあけた。

頭長スライム:
 「ふぃー。どうだ?ベストセラー間違いなしだろ?なあ・・・・・・?」





頭長スライム:
 「あ、あのど腐れ眉毛やわらかウンコチビ!!ゼニ持ってトンズラしやがった!!ぐぁー!!や、や・ら・れ・たーっ!!ひでぶ!!」


 予想通りのオチがついたままおわる。





3/6(水)

 うへははは。

 嬉しいなったら嬉しいな。

 あー、ハッピーハッピー。

 ん?

 なにがそんなに嬉しいかですと?

 ふふふふ。

 名作「卒業」シリーズのヒロインの一人、新井聖美と一緒にご飯を食べる夢を見・・・って、何を言わすねん(おのれが勝手に喋ったんじゃい。)!

 えー、そうですよ!もちろん死ぬほど好きですよ聖美ちゃん(ヤケクソ)!続編出してくれよ〜、聖美ちゃんに会いたいよー。

 いまだにデュオ取り出して、時々「卒業」やってるんよ、ワシは(笑)。

 「卒業Vacation」に至っては、全日程の全時間でどこに聖美がいるかすべて網羅しているぐらいでごわ(怖)。

 あー!そんな目で見るな!!

 大体それぐらい聖美が好きじゃなかったら、美咲なんか作らんわい。

 うおっほん。話を元に戻さねば。

 えー、ハッピーな理由は・・・、

 月刊マガジン連載中のテニス漫画「GUT’S」で、どうせ最後は負けるんだよと半ば諦めていた、ワシの大好きなキャラ、ヨー=ヨーマンが、掟破りの主人公撃破を成し遂げたこと・・・・・・

 ちゃうっちゅうねん(ノリツッコミ)。確かに嬉しいけど。ええ、よく勝ってくれましたよ。

 決勝ならともかく、スポーツマンガで主人公と準々決勝で対戦するキャラが、主人公を破る勝率を考えたら、これはもう大快挙ですよ。

 まして、周囲は主人公の味方する観客ばかりで、たった一人ぼっち。罵声は飛べど、応援の声は一切飛ばない異常な空気。

 しかも、その前の対戦で主人公の好敵手を破ってしまったので、大抵パターンから言ったら主人公の格好の敵討ちの相手として華々しく散らされるであろう立場。

 しかも、次の主人公の対戦相手と思われるようなキャラがすでに登場して、この試合をテレビで見ている。

 そんな100%負ける条件が揃った状況で、見事主人公を返り討ちにしたのだから凄いヤツだぜ、ヨーマン!!

 もともとはネコみたいな顔しててスッゲー可愛いっていう理由だけで好きだったヨーマンですが、話が進むにつれて、誰よりも小さい体と少ないスタミナというハンデを乗り越えるべく、誰よりも一生懸命戦い方を工夫してここまで来た、という健気な努力家であることが判明したら、ますます好きになりました。

 ・・・・・・だから、そうじゃなくて。

 えー、ワシが嬉しいのは、中日の川上憲伸投手が好投したことだす。

 なにしろ野口がリタイアとか中里が大怪我とか泣きたくなるよーなニュースばっかりの中で、ストレートは谷繁が目を丸くする勢い、新球カットファストボールが実戦で通用するメドがたち、新ストライクゾーンはどうやら上手く生かせそうと、いいこと尽くめ。

 課題のフォークがイマイチだったとのことで本人は納得はしていなかったと言う事ですが、もし納得行くレベルまで到達したら、投手部門のタイトルは総舐めできるんじゃないかしらん。ということで、ハッピーだったわけです。

 前日のバンチも良かったし、何とか柱は2本そろったねぇ。

 しかしまだ勝てんのう(^^;)。





3/13(水)

 いやー、すごいですな。

 まさか1年も間を明けてしまうとは。

 ええ、「パーフェクトゲーム」です。

 知らん?そりゃそうでしょうなぁ。一応このホームページのメインコンテンツなんですよ(^^;)。

 歴史&野球をテーマとした創作サイトなんですよ、うちは。忘れられてると思いますけど。

 で、歴史側が「謙信奮戦記」。

 野球側が「パーフェクトゲーム」なわけです。

 今はさらに歴史サイドに「オレは西涼の錦馬超」も加わってますけど、メインコンテンツと言うほどの更新頻度ではないんで。

 といっても、メインコンテンツが1年も間を空けてたんじゃ話になりませんな、ぎゃははー(ロビンマスク笑い)!!

 言い訳するなら、30話目は実際は既に作ってたんですが、パソコンクラッシュによって闇の彼方へ葬り去られまして、それで一緒にやる気も葬り去られてたわけですが、それにしても1年は空きすぎです。反省しております。

 ちなみに、なぜそんな闇の世界に飛び込んだやる気が回復したのかといいますと、愛する島津さんのホームページの日記で(今この瞬間島津さんが引いたに違いない)、うちのぱーげー(パーフェクトゲーム)を、褒めてくださってまして、単純なワシはそれが嬉しかったので火がついたと言う事です。

 それ以前にぱーげーを読んだロイスさんに掲示板に感想カキコをもらっていたのもパワーになりました。

美咲:
 「火がついたって・・・、その日記を読ませてもらったのが2月の1日だろ?まして、掲示板に感想があったのは、いつだよ。一体どれだけかかっ(消音)」


 ありがとうございました島津さん、ロイスさん。

 島津さんのホームページの作品は素晴らしいのばかりです。文章も凄く上手なんで、読んでて「あー、こんな表現の仕方があるんだ!!」と目から鱗が落ちる事もしばしば、すでに鱗を失ってしまったほどでございます(謎)。

 中でも最近始まった「熱球戦録ヴァルキューレナイン」は、かの名作「プリンセスナイン」のキャラ達が将来道活躍しているかという夢溢れる物語。いわゆるプロ野球編ですね。個人的に今すごく楽しみにしている話です。

 そして、なんと言っても「バトル・オブ・甲子園」。無茶苦茶好きです。更新再開した時は嬉しかったなあ。島津さん頑張ってくださいね〜(←そういうエールはメールで出せ(爆)。)。

美咲:
 「(消音中)」


 最近は更新も凄くはかどっておられますので、ぜひぜひ訪ねてみてくださいね。

美咲:
 「(消音中)」


 さーて、次回はパーフェクトゲーム第1部最終回です。気合入れねば。





3/19(火)

 我らがケンシン公が「靴擦れ」のため足の小指を負傷!

 さらに落合までもが駐車場の車のチェーンに脚を引っ掛けて転倒し肩に違和感と、一体どうなってるんでしょうかドラゴンズ(^^;)。

 センイチ(←敵であるうちは、ずっと呼び捨てる)がいなくなって、緊張感がブチ切れたんでしょうかなぁ。

 特に川上の靴擦れって、いつもと違うスパイクを履いて足をいためました・・・って、クロカンやん!!クロカンの坂本君そのまんまやん(笑)!!

 ・・・ってことは、やっぱり川上は大投手になるのか。よかったよかった。(←ショックでノーミソが少しイカレてきてます。

 幸い大事には至らないとのことですが、本当に祈祷でも一度お願いした方がいいんじゃないでしょーか(^^;)。





3/20(水)

 ちょっぴり自虐的に現在のドラゴンズの状況を、おなじみ燃えよドラゴンズを替え歌にして歌ってみたり。

 いやいや、けっして中日を馬鹿にする気なんてさらさらないですし、選手を悪く言うつもりもありません。

 ただ、ネタとして思いついてしまったので、一応載っけておくだけです。



 ♪ 野口は違和感肩に張り

 期待の中里肩脱臼

 落合チェーンでずっこけて

 川上憲伸くつずれだ〜

 やばいぞ まずいぞ ドラゴンズ

 耐えよドラゴンズ(ファン)〜♪




 赤い字で書いてあるのは血の涙を流しながら歌っていると想像していただけるとありがたい。



 打線はとりあえず、ヨッシャーの指導でホームランは出るようになってるみたいですな。

 あと、本人はこう言う事いわれるのが一番嫌いというものの、岩瀬の酷使問題。

 いや、ホンマに心配なんやって。

 なんか今中のあとを追ってしまいそうで。

 毎年頭に岩瀬が今年故障しませんようにって祈る限りで。

 なもんで、岩瀬を楽にして上げられる新手のセットアッパーの出現を心待ちにしているわけです。

 遠藤が一番候補なのかもしれないけど、どうも精神的に脆い気がする。というか、山崎とイメージがダブる。二人とも気が優しすぎるのか?

 個人的には小山の復活を期待してたりする。ルーキーの久本とか。

 ところで、最近新聞記事に洗平の情報がないような。彼はどうなってるんでしょうかなぁ。





3/28(木)

 増刊のゴラクを読んでたんですが。

 えーと、増刊のゴラクといえば、以前一度ちょろっと話題に出しました「新宿天使リン」という漫画がありまして。

 主人公が葉隠真琴そっくりやと、浮かれた覚えがあります。まあ、どちらも金井たつお先生が絵を担当してらっしゃるわけですが。

 タイプは違うものの、基本的にさっぱりした性格、強い、困ってる人をほっとけない、暴走癖あり・・・などなど、外見のみならず内面にも共通項が多く気にいってるので、チェックをしてるわけです。

 すると。

 えーと、サムライガール21が月1シリーズ連載になったことで、第1部最終回直前の真琴のごとくワシもしょんぼりしてたわけですが、なんとこちらの漫画まで月1連載になってしまっておりました。

 こうなると、金井たつお先生がよほど多忙なのか、まさか身体を悪くしてしまったのではないかと、凄い心配になってしまいまする。



 ゴラクでは漂流の街というタクシードライバーのマンガが非常に心が温まるので好きですにゃー。

 というか、この山口正人先生のマンガはみんな好き(この原作は宮崎信二先生という方ですが)。

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