もんちっち劇場






1/10 (水)



 明けましておめでとうございます。



 という、新年明けて早々に、とんでもない大訃報が飛び込んできてしまいました。

 星野監督が…、星野監督が遠い世界に旅立ってしまわれた…。

 物心ついた時から身近なヒーローとして見続けてきたファンとしては、人格形成の一部でもあるほどの大きな存在なので、ちょっとショックが大きすぎてしばらく心にぽかーんと穴が開いたような心境です。

 すい臓がんだったらしく、ずっと隠してたらしいですね。それだけにあまりに突然の訃報ににわかに信じられませんでした。

 ちょっと前まであんなに元気だったじゃないか…、ホントは2年前に分かっていたのに、周りに気取られないようにずっと隠していたなんて。

 それはあまりにもカッコ良すぎるんじゃないですか(泣)。伊達男というのは、この人のためにあるような言葉だな…。



 オイラが子供のころは名古屋で星野監督知らない人はいない、ヒーローすぎてある意味神様みたいな存在でした。

 そのうち、鬼の星野と仏の星野の二面性を理解できるようになり、神様のように見えたあの人は、今度はドラゴンズファンみんなの父親のような、より親しみのある存在になりました。

 指導方法に関しては時代の違いもあり、当時は誰も気にしてなかったけど、今となってから見ると「アレはあかんよな」という部分もあったのは確かですが、それ以上に相手への優しさや思いやりにあふれたエピソードが沢山あって、やっぱり今でもトータルで見ると圧倒的に好きな部分が上回る、やっぱり最も尊敬する人の一人なのです。

 御年70、今の時代ではあまりにも早すぎる別れで、まさかの想いが強すぎて、しばらく心の整理がつかなかったし、今でも酷くションボリしてる状態です。

 阪神に行ったり、楽天に行ってしまったりして、「ちくしょう、仙一なんてもう敵だ!!何で中日を捨てるんだ!」なんてフテくされた時もありますが、結局好きで好きでしょうがないから悔しすぎて悲しすぎて気が狂いそうだったのをそうやって自分の気持ちを慰めてただけだったんだな…(´・ω・`)。

 もう、この世の中のどこにもあの人は居ないんだと思ったら、途方もなく悲しくなってしまいました。やっぱりオイラはいつでも変わらず星野仙一が、あの笑顔が大好きだったんだよ。



 現実を認めたくなくて、なかなか言いたくないんだけど、でもやっぱり言わなきゃいかんよね。

 星野さん、今まで本当に本当に、数えきれない感動をありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。



 もう、これ以上は書けん…、子供の頃からのいろんな思い出がいっぺんに脳裏をよぎり出して目と鼻から水が止まらなくなってきやがった。








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