もんちっち劇場
12/9 (木)
ぼくのかんがえたさいきょうのうんこ
管理者:
「おお、吹雪吹雪!聞いてくれ!」
吹雪:
「おや、管理者殿、なんでしょう?」
管理者:
「新しいモンスターを考えたんだよ!見てくれ、これ!」
吹雪:
「もんすたあ とは?」
管理者:
「あー、お前に分かりやすい言葉で言えば、物の怪とか妖怪とか?」
吹雪:
「ああ、なるほど!」
管理者:
「その名もウンコビッチだ。」
別にその絵を紹介しても構わんのだが、タイトルを見れば何の絵が描かれてるのかは一目瞭然、というか、恐らくこのタイトルを見ても、それでもあえてここまで前進した人たちは既に、その映像が(不覚にも)脳裏に浮かんで(しまって)いるだろうから、あえてココにその画像は貼らないでおく。
吹雪:
「……こ、これは………!(滝汗)」
管理者:
「すごいだろう。ウンコが魂を持った魔物だ。」
吹雪:
「は、はあ…。」
管理者:
「弾丸を受けても、その内部に弾丸を食い込ませた後、外部に弾き返す。撃ち込んだ弾が3倍の速度で射撃したヤツに跳ね返るという強力技だ。」
吹雪:
「そ、……それはいろんな意味で恐ろしいですね。」
管理者:
「また、刀で斬っても、また切られた部分がくっ付いて復活するのだ。なんつーか不死身?」
吹雪:
「ま、まあ。内臓とかがあるわけじゃないですもんね。」
管理者:
「まてよ?斬られたら分裂して増えるってのもいいかもしれんな。」
吹雪:
「増えなくて良いですよ!?一体で充分怖いです!!」
管理者:
「それも一理ある。ゴジラも、アメリカ版は無駄に増殖してしまったから返って凄みが無くなったからな。1体だけだけど、その1体が途方もなく絶望的に強い、だからこそゴジラは怖いのだ。それを安易に増やすからゴジラの重みがなくなってしまった。
我がウンコビッチに同じ徹は踏ませたくない。礼を言うぞ吹雪。」
吹雪:
「ご、ごじら?まあ、ともかく、万夫不当の猛将は下手に何人もいるよりも、一人の方が活躍が目立ちますかねぇ。」
管理者:
「それからねー、今言ったのはみんな受身の強さじゃんね?もちろんコイツからの攻撃もあるよ。強力なメタンガスを放って敵を内部から蝕んだり…
吹雪:
「(私はこの方を少年の心を持った大人だと常々思っていましたが…)」
管理者:
「あと、体内にたくさんの細菌を持ってるから細菌兵器攻撃も出来る。」
吹雪:
「(単に大人になってないだけなのかも…)」
管理者:
「攻防共に死角のない完璧な魔物だと思わんかね?」
吹雪:
「(どうしたら、この方をまともな大人として社会復帰させられるのでしょうか)」
管理者:
「聞いてンの?」
吹雪:
「(頭ごなしに否定したらヘソを曲げてしまいそうですし…)」
管理者:
「おーい!!」
吹雪:
「!?はい?」
管理者:
「お前今、このバカいい年こいてワケの分からんモン作って遊んでんじゃねーよバカ死ねとか思ってただろ?」
吹雪:
「と、とんでもない!そこまで思ってません!」
管理者:
「そこまで?」
吹雪:
「いえいえいえ!そんな事は欠片も思ってません!」
管理者:
「ほーう?じゃあ、今何考えてた?言ってみ?この絵を見ながら他の事考えてたとでも?」
吹雪:
「うぁ…ええと、その…。ウンコビッチ殿は、雨の日は身体が溶けてしまうんじゃないかと、その事を心配しておりました。ほ、ほら、やっぱり最強を語るなら、どのような環境でもその凄さが発揮できませんと…」
管理者:
「おお…!それは確かにいいところに目をつけたな…!そうか、無敵のウンコビッチも、あくまでそれは好天に恵まれた状況下での話だという事によく気づかせてくれた。どんな地形、どんな環境でも対応できるための設定をさらに考えないといけないな。」
吹雪:
「そ、そうですね…!頑張って練り直してくださいませ。」
管理者:
「よしっ、もう一度設定を考えてくる!ありがとー、吹雪!!じゃーねー!」
吹雪:
「お疲れ様ですー。」
吹雪:
「ふー。
(……まずは新聞を毎日読ませるところから始めましょうか………)」
美咲:
「どうだった?」
管理者:
「うん、吹雪は意外と話を合わせてくれる。どんなにバカバカしい話でも、とりあえず真剣に聞こうとする…と。どんなに困っても相手が傷つくような言葉は使わないヤツだ。
それから、性格タイプとしてはお節介型だな。アホを何とか独り立ちさせようとか思案してる顔だったぞ、あれ。」
明美:
「ふむふむ。黒星山辺りは稽古の邪魔とか言って、聞きもせず追っ払ってきたもんねー。鳴隼はその話を全部聞いてやったら、いくら支払ってくれる?とか言い出すし。」
美咲:
「キャラによってリアクションというか、受け取りかたが随分違うもんなんだな。」
明美:
「十人十色ってヤツ?」
管理者:
「よし、次は…、げえっ、クイーンかよ…!行きたくねえなぁ……(泣)」
美咲:
「ははは、そんな魔物見せたら絶対殺されるぞ」
明美:
「何言ってんのよ、キャラの性格調査は管理者として重要な業務でしょ!?例外は許されないわよ。」
管理者:
「せめて話しかける「バカバカしいテーマ」をもう少しまともなモンにしたいんだけど…。」
美咲:
「せめても何も、自分が考えたテーマだろが、それ。」
管理者:
「最初は楽しかったんだが、5人ぐらいにウンコビッチ語ってるうちに、どんどん恥ずかしくなってきた。」
明美:
「泣き言は早いわよ、まだ50人ぐらい残ってるんだからね。」
このように、たくさんのキャラクターを動かすには、日頃から常にキャラの特性を把握しておくことが大変必要なのです(ぇ)。
きっと、プロアマ問わずたくさんの創作活動をしてる人たちも、こういう努力をしてるに違いないよ(゜∀゜)!ウンコビッチを語ったり!
……そうか?
12/11 (日)
友達二人とボーリング行ってきたよー。
戦友Nと、KAIさんの2人のことなんですけども(笑)。
二人は楽々スコア3桁を出すんだけど、オイラは3ゲームやって69、62、71…m9(^Д^)プギャー
まるで女の子のスコアです(笑)。
コレがかわいい女の子なら、「子猫ちゃん、ボクがやり方を教えてあげるよ」てな感じでコンパの台風の目になるわけですが、30のオッサンがこのスコアでは、もはや痛々しくて空気です、誰も目を合わせません(笑)。
と言っても、そこは20年以上の付き合いの親友達なので、温かく励ましてくれまくりですよ(笑)。大丈夫、最後まで楽しく盛り上がれたとも。
ところで、よく考えると、オイラって、非常に物事の飲み込みが悪いタイプの人だという事を改めて感じました。
振り返ってみれば、小学校の時の水泳も、息継ぎが上手くできないため25メートルが泳げず、6年生になるまで赤帽特訓を受け続けた最後の一人になってしまったし。
ちなみに、結局最後まで息継ぎは習得できなかったので、最終手段として、25メートルを息継ぎ無しで窒息する前に泳ぎ切るという強硬手段で赤帽特訓卒業いたしました(汗)。勝負には勝ったが試合には負けたような気分だ…(笑)。
高校の時は、ウチの学校は修学旅行の代わりに「スキー合宿」というのをやらされたわけだけども、結局オイラだけ滑れなくて、インストラクターに完全に置いて行かれたんだよな(´・ω・)。
ボーリングも何回やっても上手くならないし、絵も小学生の時、緑化運動のポスターとか自画像の宿題とかで、学校中の笑いものになったのもホロ苦い懐かしい思い出ナリ。
家庭科の裁縫も、いつもオイラは完成が最後だったな。
北斗の拳のアミバ様が「オレはどんな拳法も誰よりも早く習得できる天才だ、なのに誰もオレを認めようとせん、なぜだ!何故誰もオレを認めない!!」と憤慨しておられますが、とんでもない、オイラは貴方をとても尊敬しておりますよ、羨ましくてしょうがない。
何ごともいきなり身になる人は、オイラから見たらまさに天才、雲の上の人ですよ…!
取り組んで、ちょっとで何か上達を実感できれば、それだけその物事が楽しくなるのでやりがいがあるというモンですが、オイラのようにコツを何か掴むまでに普通の人の5〜6倍の時間が掛かる人は、苦痛が先に来るので努力し続ける楽しみが得られないのですよ(´・ω・`)。
情けなさの方が先に来るんだな。みんなどんどん先に行くのに自分は全く付いていけないし。
まあ、絵を描くことと、ゲームで遊ぶ事の二つに関しては、上達は恐ろしく鈍くとも、その前にそれそのものが非常に楽しくなったおかげで、未だに続けていられております。
というか、別に愚痴を言いたかったわけじゃないんだ。泣き言言おうとしてるわけでもない、5〜6倍掛かろうとも、努力し続ければ何とか人並みにはなれるってことは、大好きなお絵描きである程度実感は出来てるんで、上達の遅さは腹立たしいけども、まあ別にゆっくり上達するのを楽しんでるので、まあコレはコレで良しなのです。
そうじゃなくてー、そんなわけで、コツを掴むのに何かと苦労するヘッポコのオイラのわけですが、話をボーリングに戻しまして、戦友Nのくれたいくつかのアドバイスの中から、ひとつ自分に上手くマッチしたものがあったのですよ…!
最終3ゲーム目の第7フレーム辺りだったんで、わずかしか試せなかったんだけども、そこから一気に安定して最後は偶然じゃなくて狙ってスペアも取れたんですよ。
コレはちょっとコツが掴めかけているのかも…?あとちょっと頑張れば夢の100も行けるかも…、いや、さすがにそれは無理でも、まず80や90を目指して頑張りたいなぁ(´∀`)。
あれれ、おかしいな、振り返ってみると、オイラは「友達のおかげでボーリングのコツがつかめたかも」的な自慢話を書こうとしたはずだったのに、テキスト量を稼ごうと寄り道したら、ボヤキ日記みたいになってるぞ(゜Д゜;)。
12/23 (木)
今日のネタは、うさポンちの日記の中の企画、ラジオ番組「ダイニで仏に会ったよう」とのコラボレーション企画です。
ざっくり説明しますと、うさポンちのダイニキャラが、いろんな質問や悩み事にラジオ番組のパーソナリティ風に相談に乗ってくれる、というコーナーなのです。
今回はその番組に、ウチのエロ勇者ベータがハガキを投稿して採用されたので、そのリアクションをネタにいたしまする(゜∀゜)。
ちなみに、ウチのキャラとうさポンちのキャラは面識がある設定になってます。
今回のネタの範囲は、うさポンの日記の10/28〜10/31の部分なので、そっちも見てみてね!(宣伝)
ベータ:
「ふんふんふーん♪」
エープ:
「ご機嫌だね兄貴。」
ベータ:
「ああ、今日はラジオ番組にオレが出したハガキが読み上げて貰えるかもしれないからさー。楽しみなんだよ。」
エープ:
「へえ。どんなハガキ出したの?」
ベータ:
「そいつは聴いてからのお楽しみ、よし、そろそろ時間だな…、スイッチON!!」
ピッ
♪コワイものなんかないよね ときめくほうがいいよね 大きな夢があるよね だからピッとりりしく♪
有早:
「いやいやいや!お便り読む間も無く早くも中盤戦かよっ!(汗」
砂嵐:
「やはり、女子が3人も集まれば、話も弾んでしまいますしね。」
有早:
「ゲリラがどうとかって話が弾むのは、女子としてどうなのか。」
エープ:
「あれ、中盤戦…?ちょっと過ぎてるんじゃない?」
ベータ:
「ホントだ…!あああ!?この時計遅れてるじゃん!?うおお、最初の方聞き逃したあ!!」
清美:
「では、『解決善処!お悩みダイニ相談室』のコーナーへ移りたいと思います。今回はなんと、サイト外からお便りを頂きました。」
有早:
「おおっ?凄いじゃん。」
ベータ:
「おおっ!?オレが出したコーナーだ!ちょうどいいところだった!!さすが愛と正義の大勇者!肝心なところでは運がいい!!」
エープ:
「良かったねー。」
ベータ:
「ところで、いつもとパーソナリティ違うな。いつもは、ゆたか達男性陣なのに。」
清美:
「ええっと…ラジオネーム…愛と生…??の大…男??」
有早:
「なになに?どーした?」
清美:
「字が読めないです…」
有早:
「はぁ?貸してみりん。えー…愛と生羊の…」
エープ:
「貸して味醂?」
ベータ:
「『貸してみろ』、の三河弁らしい。」
エープ:
「ファンタジー世界出身の兄貴がなぜそんな知識を…。」
清美:
「生き羊??」
有早:
「もーなにコレーっ!?あたしより字ぃきったないじゃんっ!読めんわっ!」
ベータ:
「なははは、字が汚すぎて読めんとは放送事故もいいトコだな。困った奴も居たもんだ。」
清美:
「小島さん、汚いだなんて失礼ですよ。幼い子ががんばって送ってくれたお葉書かもしれませんし。」
有早:
「ああっ、そっか!ごめんねー!上手に書いてくれてありがとうねっ!」
砂嵐:
「見せて頂いてもいいでしょうか?…えっと、ラジオネームは多分、『愛と正義の大勇者』さんですね。」
ベータ:
「はれ?」
エープ:
「アンタのハガキじゃねーかっ!!」
右が実際に書かれてた文字
字が汚いうえに、誤字まである。
左は本来書くべき字のお手本
清美:
「ああ、なるほど。これは羊ではなく、下のこれが『我』になってて、こうくっついてるわけですね。」
有早:
「すごい。砂嵐のねーちゃん、よく読めるわね。」
砂嵐:
「いえ、親戚の子がよく手紙を書いてくれるのですが、こんな感じなんですよ。幼稚園で覚えたばっかりの平仮名と、見よう見まねの漢字を一生懸命使って書いてくれて…。」
ベータ:
「……………。」
エープ:
「……………。」←笑いを必死で堪えてる
有早:
「それはそうと、『愛と正義の大勇者』というフレーズに、ヤな予感を抱いているのは私だけだろうか。」
エープ:
「大丈夫、あたしもです。」
ベータ:
「なんでだよ!?いい予感バリバリじゃん!!」
清美:
「お悩み内容も読めますか?」
砂嵐:
「はい。
『いい加減生まれたときから続く彼女居ない歴にピリオド打ちたいんだけど、何故か全っ然ナンパが成功しない!そこで、これだという良い口説き文句を教えてくれ(゜
Д゜;)!!』
……と、書いてありますが…」
清美:
「…間違いありません。」
有早:
「ヤツね。」
エープ:
「おお…もう…。」
ベータ:
「何だよこのリアクションは!?オレにとっては切実な問題なんだぞ!?彼女欲しい彼女欲しい童貞卒業したーい!!」
砂嵐:
「?お二人とも、愛と正義の大勇者さんとお知り合いなのですか?」
清美:
「ええ…」
有早:
「まぁ。っつか、この問題は解決できんわ。はい終了〜。」
ベータ:
「Σ(〇□〇)!!!」
砂嵐:
「えっ?どうしてですか?(汗」
有早:
「だって、ベ…愛と正義の大勇者だよ?」
エープ:
「うんうん。」
ベータ:
「お前までなんやねん、そのうんうんは〜!!」←コブラツイスト
エープ:
「うあああ!タップ!タップタップ!!」
清美:
「ベ…愛と正義の大勇者さんだって、それなりの話術を身に付け、それなりの身だしなみで挑めば、もしかしたら1000人中一人くらい、何かの間違いで罠にかける事ができるかもしれませんよ?」
ベータ:
「何かの間違いとは何だーっ!!」←卍固めに移行
エープ:
「あたしは何も言ってないってえの!!いてててて!!」
有早:
「あんた、気付いてないかもしれないけど、多分あたしより酷い事言ってるわよ。」
砂嵐:
「あの、お二人とも…(汗) しかし、今宇佐美さんが言われていた『話術』と『身だしなみ』は重要そうですね。」
ベータ:
「ほほう…!エープ、ちょっとメモメモ!重要ワード出たぞ!!」
エープ:
「だったら卍解けよ!!」
有早:
「えぇ〜?これ真面目に考えんのぉ〜?(汗)あたし、ナンパ野郎応援する事自体ヤなんだけどー。」
ベータ:
「うるせー!!オレだって、ゆたかに答えて貰えると思って出したんだよっ!!まさか、女性陣にさらし者にされるとは思わんかったっつーの!!」
エープ:
「そういうトコでムキになって言い返すところが兄貴のモテない理由だと妹は思うのでした。」
砂嵐:
「まあまあ(苦笑)。愛と正義の大勇者さんも、きっと小島さんのように素敵な恋愛がしたくて、一生懸命お相手を探していらっしゃるのでしょう。ここは、恋愛の先輩として、アドバイスして差し上げましょうよ。」
有早:
「えっ…べっ、別に先輩だなんて…っ(汗///」
清美:
「まだ告白すら済ませていらっしゃらない事は、秘密にしておいて差し上げましょう。」
有早:
「おぃ超言ってるしっ!つか、余計なお世話よっ!(汗」
清美:
「あっ。いつの間にか、もうこんな時間ですね。早い所解決善処して、次のお便りへ行かなくては。」
有早:
「え、そんなやっつけ仕事でいいのっ!?(汗」
ベータ:
「おーい!?まだほとんどアドバイス貰ってないよー!?」
エープ:
「世間様は北極で稲作の方法を探る如き不毛な質問に付き合ってる暇は無いのでございます。」
ベータ:
「何だとこのヤロー!!」←ロメロスペシャル
エープ:
「うぎゃあああ!?ゴメン!今のはさすがに言いすぎた!反省してる!!北極をサハラ砂漠に訂正!訂正!!」
ベータ:
「大して変わらんわ!!全く…、かつての『毒舌暴言王エープ』の輝きが戻ってきやがったな。」
清美:
「砂嵐さんは、どのようにナンパされた時、ときめくと思いますか?」
砂嵐:
「う〜ん…ナンパなんてされた事が無いのでよく分かりませんが…やはり、親切で丁寧な方は好印象ですよね。周りに対して、さり気無い細やかな気配りができる事。相手の話に適度な相槌で応えながら、じっと聞き入ってあげられる事。柔らかい笑顔ができる事。それでいて、下品で無い面白い事が言える事。これだけ当てはまれば、よほど嫌な印象を与える事はないと思います。」
エープ:
「あっ…!兄貴、なんか今凄く大事なこと言ってるよ!?」
ベータ:
「お前の悲鳴でよく聞き取れなかったが…、ええと、親切で…?」
エープ:
「丁寧で、気配りができる聞き上手。」
ベータ:
「おお、んで、笑顔サイコーで下品じゃなくて面白いことが言える人!」
エープ:
「やった!お互いに聴き漏らしてたところカバーしてた!」←ハイタッチ
ベータ:
「イエー!なんという絶妙のコンビネーション!!オレ達は最高の兄妹だぜ!!」←ハイタッチ
エープ:
「照らし合わせてみると…、兄貴は親切だと思うよ。無駄なところで。」
ベータ:
「なんだそれ。褒めてんのか、けなしてんのか。」
エープ:
「どっちか言うとけなしてる。」
ベータ:
「あとでアルゼンチンバックブリーカーの刑な。」
エープ:
「褒めてますよ。親切じゃなきゃ勇者は務まらないもんね。」
ベータ:
「もうおせーよ。アルゼンチンバックブリーカーの刑は覆らない。」
エープ:
「チッ、ヨイショして損した。」
ベータ:
「丁寧…はどうだろう?」
エープ:
「兄貴の全細胞を探し尽くしてもそんな単語は出てきませんな。」
ベータ:
「辛辣だなぁ…、まあそこは自覚してるから置いとこう。気配り…コレもダメか。」
エープ:
「(これはそうでもない。ホントに困ってる人とか苦しんでる人とか、即座に支えたり力になってあげる姿をたくさん見てきた。でも、それを言うと調子に乗るもんな。)話になりませんな。」
ベータ:
「(´・ω・`)」
エープ:
「………次は…と」
ベータ:
「柔らかい笑顔が出来る事。こうかな?ニカッ」
エープ:
「また、エッチな事考えてるね、兄貴。イヤらしい。」
ベータ:
「なんでだよ!!」
エープ:
「ユーモアがあるけど、下品ではない人。」
ベータ:
「コレはセーフでしょ?」
エープ:
「どう考えてもアウトだろう。」
ベータ:
「えー、オレ面白いじゃんね?」
エープ:
「でも下品だからな。」
ベータ:
「なんで!?どこが!?」
エープ:
「アンタ、自分の部屋一度見回してみろ。AV所持数のギネス狙ってんのか?」
ベータ:
「アレは、ほら。英雄色を好むって奴だ。」
エープ:
「ニートが何を言うか。」
有早:
「それじゃ、砂嵐のねーちゃんの言った点を踏まえた上で、ベー…愛と正義の大勇者さんの言う『良い口説き文句』って、どんなんだと思う?」
清美:
「良い口説き文句…難しいですね。」
ベータ:
「おっ、これこれ!コレが聴きたかったんだよー!」
エープ:
「ちなみに、いつもは何て口説いてんの?」
ベータ:
「んー?そこのおぜうさん、『オレとハネムーン行こうよ。』とか。『キミには死相が出ている。1年以内に僕の子供を産まなければ不幸になるよ。』とか。」
エープ:
「それで落ちる女が居たら見てみたいわ。」
ベータ:
「えっ!?そんなにマズイ!?結構練ったのに!!」
エープ:
「じゃあ仮に、立場が逆で、女の人が貴方の子供産んであげる。とか迫ってきたら引くでしょ。」
ベータ:
「まさか。即座にホテル直行しますよ。」
エープ:
「けだもの!!」
砂嵐:
「そうですね。これと言った口説き文句を用意するより、やはり態度が肝心なのでは無いでしょうか。声の掛け方は、本当に自然なもので良いと思うのです。
街頭でなら、「すみません。この近くにコンビニありますか?」等、尋ねるフリをして声を掛ける事で、自然に女の子との会話に持ち込めますし、その後は状況に応じて、
「そのバッグ可愛いですよね。うさぎが好きなんですか?」
「これからどちらへ行かれるんですか?」
「実は、素敵だなぁと思って、声を掛けさせて頂いたんです。」
「よろしければ、ホンの数分で良いので、一緒にお茶して頂けませんか?」
というように、紳士的に誘うのが良いと思います。なるべくテンションを上げて、明るいイメージで行うのが良いでしょう。」
有早:
「なるほど。確かに、いきなり「50センチ差カップル目指しませんか?」とか言われるより全然好印象かも。」
ベータ:
「結構まわりくどいなぁ…。もっとストレートの方がいいと思ったんだけどな。」
エープ:
「アンタのストレートは、危険球で一発退場だから。」
砂嵐:
「…そして、もしお茶まで持ち込めたら、後は女の子を退屈させないような面白い話をしたり、女の子を褒めたり、自分のプロフィールも適度に話して、焦らず少しずつ女の子の心に近づき、最後は「今日は楽しい時間をありがとうございました。また、一緒にお茶して頂いても良いでしょうか?」というような感じで、連絡先を交換できたら良いですね。」
清美:
「なるほど。見事にナンパのシナリオが完成しましたね。」
有早:
「砂嵐のねーちゃん、ナンパの才能あるんじゃない?」
砂嵐:
「いえいえ(笑) でも、ナンパというだけで警戒する女の子も少なくは無いので、中々成功は難しいと思います。愛と正義の大勇者さん、これらはほんの参考にして頂いて、めげずにがんばって素敵な恋を見つけて下さいね。」
清美:
「以上、『解決善処!お悩みダイニ相談室』のコーナーでした。」
ベータ:
「うーん、ためになった…!コレでオレにも彼女が出来る!」
エープ:
「でも、兄貴が今のナンパテク使うの想像したら気持ち悪い。」
ベータ:
「なんだとー!さっきから聞いてりゃ、ケチばっかりつけやがって!!オレがやれば出来る男だって証明してやんよ!!今から練習でお前をナンパするぞ!」
エープ:
「ほっほっほ、どこからでもどうぞ?」
ベータ:
「なんでそこでハート様なんだよ。」←知らない人は「北斗の拳 ハート」で検索してみよう
エープ:
「ぶひひひ〜、私の身体が拳法殺しと呼ばれているのを忘れましたか。」
ベータ:
「やめろやめろ!ハートの顔が浮かんでくるじゃねーか!!」
エープ:
「いてえよ〜!!」
ベータ:
「やかましいわ!!」
長くなったので今回はココまで。ナンパ練習編はまた今度〜。
エロ勇者のたわけた相談に乗ってくれた、宇佐美清美嬢、小島有早嬢、そして熱弁を奮ってくれた塩津砂嵐嬢に感謝です!!
12/24 (金)
というわけで、昨日の続き。
〜あらすじ〜
塩津砂嵐直伝(?)のナンパテクを習得すべく、ベータは妹のエープを使ってロールプレイするのだった。
ベータ:
「自分から言い出したとはいえ、冷静になって考えてみると、何が悲しくてクリスマス・イブの晩に、実の妹(それも気持ち悪い紙袋を四六時中被ってるような奴)相手に、ナンパの練習をせにゃならんのだ。」
エープ:
「シュールよのぅ。」
ベータ:
「お前が言うな。
まあ、下手にお前の顔見ながら練習しても気持ち悪いしな。顔が見えない方がイメージトレーニングにはいいかもしれん。」
エープ:
「気持ち悪い顔で悪かったな。」
ベータ:
「え?うおお、違う!そんな酷い事言ったつもりじゃないぞ!家族の顔に向かってナンパは気持ち悪いって意味だぞ!!」
エープ:
「どうでもいいわ。やるんなら、とっととやってくれる?」
ベータ:
「お、おう。えーっと、まずは道を尋ねるような感じでさりげなく近づくんだったな。よし。」
テイク1
ベータ:
「やー、そこのおぜうさん。」
エープ:
「その切り出し方何とかならんか?」
ベータ:
「切り出しやすいんだよ。」
エープ:
「不審人物みたいなんだよ。」
ベータ:
「まさか紙袋被ってる女に不審人物呼ばわりされるとは。じゃあ、どうやって切り出すんだよ。いきなり話しかけられたら人間ビビるじゃんよ!?」
エープ:
「本当に道を尋ねる時みたいに、すみません〜から入ればいいだろ。」
ベータ:
「……あ、そうか。いかんいかん、ナンパするぞって構えすぎてたわ。よし、それでもう一度だ。」
テイク2
ベータ:
「すみません、この近くにラブホテルありますか?」
エープ:
「何を聞いとるんだ、何を。」
ベータ:
「マニュアルどおりでも芸がないから、オレ流にアレンジしてみた。」
エープ:
「逃げられるか殴られるぞ。」
テイク3
ベータ:
「すみません、この近くにコンビニありますか?」
エープ:
「そこにあるじゃん。」
ベータ:
「あ、ホントだ。いやー、助かりました、じゃあこれで……って、オイぃ!!」
エープ:
「何か?」
ベータ:
「あっさり会話が終わっちまったじゃねーか!!そこからナンパトークに持っていくのに、強制終了させんなよ!!」
エープ:
「何を言っとるんですかアンタは。相手がわざわざナンパトークを聞こうと話を合わせて来る訳ないだろ。話を切り上げようとする相手をどうやって捕まえるかが大事なんだから、ココが兄貴の頑張りどころじゃん。」
ベータ:
「あっ…、そうか!そうなるわけか!」
エープ:
「演劇の練習してるんじゃないんだぞ。あたしは容赦なく話を切り上げにかかるよ。」
ベータ:
「そっかそっか、よし分かった、もう一度頼む!」
テイク4
ベータ:
「すいません、この近くにコンビニありますか?」
エープ:
「さあ…、分かりません。」
ベータ:
「えっ…っと……!ちょっと待ってくれ!
今度は反対のパターンかよ!いくらなんでもいきなり難易度が高すぎる!まずは丁寧に答えて貰えたって体でやってくれ!」
エープ:
「仕方ないなぁ。この先を行った所にありますよ。」
ベータ:
「いやぁ、どうもありがとうございます。おや?そのバッグ可愛いですねー、うさぎが好きなんですか?」
エープ:
「何ジロジロ見てんのよ。気持ち悪い。」
ベータ:
「キツイ!!」
エープ:
「ワガママだなぁ!」
ベータ:
「いくら何でも冷たすぎるだろ!!そんな対応されたら、こっちから話切り上げたくなるよ!!」
エープ:
「こういう返しだって充分あり得るよ。それをどうやって警戒解くかの勝負だろ。」
ベータ:
「くそー…、思った以上に難しいでやんの…!これからどちらへ行かれるんですか?」
エープ:
「どうして貴方にそんなこと言わなきゃいけないんですか。」
ベータ:
「実は素敵だなぁと思って声かけさせていただいたんですよ。」
エープ:
「やめてください、どういうつもりですか。」
ベータ:
「よろしければ、ほんの数分でいいので、一緒にお茶でもどうですか?」
エープ:
「お断りします。」
ベータ:
「この紙袋てめえ!!難攻不落じゃねえか!!小田原城か!それともコンスタンティノープルかお前は!!」
エープ:
「きゃー!!おまわりさーん!暴漢に襲われるー!!」
ベータ:
「これじゃ、全く取っ掛かりが掴めないじゃんかよ!」
エープ:
「そこでくじけちゃダメだろ。あたし程度がキツかったら、美咲とかクイーンみたいな奴が相手だったらどうすんの?」
ベータ:
「うーん、それはー…。…というか、いくら何でもああいうのは、あんまり居ないと思うんだが…。」
エープ:
「それに、断り方が少しずつ和らいでただろ。ああいうのを繰り返して少しずつガードを解きほぐして『じゃあ、ちょっとだけ』に持っていくってコトなんじゃないの?訪問販売はそういう感じだよ。」
ベータ:
「あれっ、徐々に和らいでたっけ?んー、言われてみればそうだったかも。」
エープ:
「最初は誰でも警戒きついよ。誰だって知らん人と何時までも喋っていたくないもん。ただ、繰り返すうちに押しに弱い人だったら根負けしたりするかも。
とにかく、ひとつの決まり文句で一撃突破できるなんて考えは甘いと思う。
砂嵐だって、それでも成功は難しいって言ってただろ。」
ベータ:
「んー。そうかぁ。言われてみれば確かにナンパとセールスって似てるなぁ。」
エープ:
「あの手この手で相手の懐に入るって意味じゃ同じようなもんだね。」
ベータ:
「よし、そこは分かった。じゃあ、今度は喫茶店に連れ込み成功したところを。」
しかし、ここでも、ベータがホテルに連れ込みたいトークを連発して100回を超えるダメ出しを喰らいまくったのだった…。
ベータ:
「お、女の子と話するのってめっちゃ難しい…!!」
エープ:
「とにかく、下心を抑えるのと、流行を把握して話題を増やしておくのと、自分ばっかり喋るんじゃなくて相手にも喋らせたほうがいいね。」
ベータ:
「なるほどなぁ。よし、最後に次に会う約束を取り付ける練習だ。」
エープ:
「はいはい。」
ベータ:
「今日は楽しい時間をありがとう。良かったらまたオレと会ってくれないかな。」
エープ:
「それは…無理だと思います。」
ベータ:
「ええっ!?なんで!?何か気に障ること言ったっけ、オレ!?」
エープ:
「そうじゃないんです。実は、父の会社が火の車で、今後の見通しが立たないの。この街も出て行かなきゃいけなくなりそうで…。」
ベータ:
「えーっ!?そんな!せっかく仲良くなれたのに…!!」
エープ:
「せめて300万…いや、せめて200万円あれば会社も助かるのに…。あ、ごめんなさい、ベータさんに言ってもしょうがない話だったわね、忘れてください。」
ベータ:
「200万!200万あれば会社が助かるんだな!よし、分かった、オレがなんとかすr
エープ:
「ちえい。」
べしっ←空手チョップ
ベータ:
「いった!?何すんだ!?」
エープ:
「今のは典型的な結婚詐欺の手口だよ。あっさり掛かりすぎ!」
ベータ:
「ちょ、おま、ナンパの練習に結婚詐欺パターンまで入れんなよ!!」
エープ:
「あたしとしては兄貴がナンパ成功しようがしまいが、どーでもいいんだよ。それより変な女に引っ掛からないかが心配なの。」
ベータ:
「うーるーせー!!結局は説教かよ!!もーいい!お前の力を借りずとも、見事ナンパ成功させてみせてやらー!!」
〜後日
ベータ:
「すみませーん、この辺初めてでして、○○駅にはどう行ったら行けますかね?」
美女:
「○○駅ですかぁ?それだったら、私も同じ方角ですから一緒に行きましょうか?」
ベータ:
「あ、それはいいですねぇ。じゃあよろしくお願いします。」
ベータ:
「(コレはいい感触だ!)」
ベータ:
「いやァ、今日はついてるなぁ。素敵だなーって思ったんでちょっと声掛けさせてもらったんですよー。」
美女:
「まあ、お上手ねっ。」
ベータ:
「いえいえ、実は結構本気で言ってるんですよ。あ、そうだ。時間どうです?良かったらそこの喫茶店でも寄って行きません?」
美女:
「あら、いいですよ。」
ベータ:
「(おお、我ながら恐ろしいほど理想的な展開だ…!見たか、エープのアホたれめ。世の中のお姉さんはずっと優しいんだよ、お前と違ってな!)」
〜中略〜
美女:
「うふふ、ベータさんって面白い人ね。」
ベータ:
「こちらこそ、とても楽しい時間を過ごさせてもらったよー。ね、良かったらまたこうして会えないかな?」
美女:
「え…、そ、それは…」
ベータ:
「だ、ダメなの?」
美女:
「実は……」
エープ:
「兄貴、おかえり。」
ベータ:
「おー、妹よ。お前との練習が役に立ったぞ!」
エープ:
「えっ…!!嘘っ…、ナンパ成功したの…!?」
ベータ:
「なーははは!彼女最後に『お母さんが重い病気で入院して、治療費が必要なの。せめてあと50万あれば…』だってさ!」
エープ:
「………。」
ベータ:
「一度挨拶したいからお袋さんに会わせてくれるか聞いてみたら、色々と言い訳して全然会わせようとせずにまた今度ってなった。」
エープ:
「うわ、マジだ。」
ベータ:
「お前とやった結婚詐欺の練習がマジで役に立った……!!」
エープ:
「コレに懲りてナンパやめたら?」
ベータ:
「んだなー。女の子は怖いなー。(´・ω・`)」
12/25 (土)
ドラゴンズの新井良太選手が阪神へトレード決定。
美咲:
「ぎゃああーああ!!」
管理者:
「おぎょええええ!!」
美咲:
「去年の中里に続いて今度は新井まで居なくなった…。」
管理者:
「好きな選手がどんどん居なくなるーぅ。」
美咲:
「そのうえ、またしても、同じセ・リーグのチームかよ。」
管理者:
「まあ、阪神にはお兄ちゃんが居るからなぁ。」
美咲:
「もう寝る。知らん。」
管理者:
「そうしましょう。もう、ふて寝するしかないわ。」
|