もんちっち劇場






5/20 (木)



 

 日記のサボり癖がついてからずーっとほったらかしになってたHPですが、これからまた頑張って更新していこうと思いまする。



 この前ですが、久しぶりに大須に行きました。友達に連れられてチョロッと大須の町に彼の運転する車で入るとかはあったものの、実際に自分で街を散策するというのは8年ぶりでした(汗)。

 いやぁ、すっかり・・・・・・、いや、町並みは別に変わってないな(笑)。

 ただ、建物に入ってる店とかがガラッと変わってしまったので、何処に何の店があるかが完全にリセットされてしまったという状況です。



 とは言っても、いろんな店とか新しい店とか入ってるわけで、特に何処に行けば良いか分からんって事は無かったですね。

 自分ちの近所ばかり居ないで、いろんなところ出歩いてみるのはいいことですな。

 何より気持ちが若返るというか。ああいう探検するようなワクワク感は非常に精神衛生的にも素晴らしいことだと思ったわけです。



戦利品



緑茶なんだけど、勿体無くてまだ飲んでない(笑)。






5/22 (土)



 黒星山:

 「ひいふう、やっと見つけたっス!」



 吹雪:

 「おや、黒星山様。如何なさいました?」


 黒星山:

 「ひいふう、管理者が話があるって呼んでるッスよ?」



 吹雪:

 「私にですか?」


 黒星山:

 「何でも良い話があるとか…。まぁ、あの管理者の言う事だし、あんまり期待せず行ってみたらどうっスか?」



 吹雪:

 「良い話……、ひょっとして私に仕官の宛てが!?」





 吹雪:

 「吹雪ですっ、お召しにより伺いました!」


 管理者:

 「よう、来たなオカマ。今日も元気に男を惹き付けるフェロモン放ってますなぁ。」



 吹雪:

 「ほほう、用件は切腹の介錯ですか。」


 管理者:

 「待て待て待て、冗談の通じんやっちゃな。ほんの挨拶やんか。」


 吹雪:

 「そんな挨拶がありますか!」


 管理者:

 「まあまあ、ところで黒星山からはどこまで話は聞いてる?」


 吹雪:

 「えっ、黒星山様からは、何かいい話があるらしいとだけしか。」


 管理者:

 「そうかそうか。…よく考えたら、アイツにはそこまでしか話してなかったっけ。」



 吹雪:

 「なんなんですか。」


 管理者:

 「あー、良かった。アイツに余計なこと言って口でも滑られたら台無しになるところだった。」



 吹雪:

 「台無し?何がですか?」


 管理者:

 「いやいや、気にしなくて良い。話というのは他でもない。君、好きな娘とかはいるかね?」


 吹雪:

 「愚問ですね。私は武者修行中の身ですよ?女にうつつを抜かしている余裕などあるはずがないでしょう。」


 管理者:

 「……ひょ、ひょっとして、念のため聞いておくが……す、好きな男が居るとか…!?」



 吹雪:

 「何でそうなるんですか!!私は普通ですってば!!」


 管理者:

 「あー、良かったぁ〜…!吹雪が腐武器なんじゃないかと思って一瞬鳥肌が立ったよ。」



 吹雪:

 「嫌な当て字しますね。」


 管理者:

 「よし、じゃあ今はフリーっつーこったな。じゃあ、話は早い。用件というのはだね、見合いをしてみないかって事なんだよ。」



 吹雪:

 「あの…、さっき言いましたよね。武者修行中ですし、何より浪人の身なんですよ?女性にかまけている余裕など無いのですっ!」


 管理者:

 「まぁまぁまぁ、そう言わんと。桜家の生き残りは君一人だけ、つまり家を絶やさぬようにするためには、将来的には必ず嫁さんを貰って子供をもうけなきゃいけないわけでしょ?」



 吹雪:

 「え、ええ、まあ…。もちろん将来的には、どこぞの大名家に仕えて桜家を復興し、その…、
できれば可愛いお嫁さんが貰えたらなぁ…なんてことは、考えたりしないこともないこともないこともないですけど…


 管理者:

 「その辺は心配しなさんな。オイラはこのもんちっちランドの管理者だよ?ちゃんと、このお見合いで君の将来の伴侶となる女性が見付かった暁には、きっちり君が自分の家族を養える環境が整ってから引き合わせるよう、時期の調整というものをお膳立てしてあげようじゃないか。」



 吹雪:

 「え!?本当ですか!?」


 管理者:

 「要するに早めに将来のお嫁さんをここでキープしちゃおうじゃないか、ということだよ。」



 吹雪:

 「うわあ、それは助かります!……あっ、でも、そんな、私だけ良いのでしょうか?他の方々はあんなに苦労してらっしゃるのに…。明彦殿とか、ベータ殿とか、ユース殿とか、黒星山様とか…。」


 管理者:

 「ああ、そりゃしょうがないべ。明彦とか、ユースとか、黒星山は、わざわざ自分から困難な山登ってるわけだから自業自得だし?ベータはそもそも、お見合いしたいという女性が現れなかったからダメなわけだし。」



 吹雪:

 「はあ。」


 管理者:

 「その点、君を売り込んでみたところ、結構な数の娘が君に興味を示してだね。その中でも特に真剣に君と将来を前提にお付き合いしたいという5人を今回ピックアップしたんだよ。」



 吹雪:

 「なんと、ある程度話はすでに進んでいるのですか?」


 管理者:

 「そうそう、つまり君が現在は浪人だとか、身長が160センチも無いとか、顔も声も何もかも女にしか見えないとか、ホモ団に追いまわされてるとか、全てを理解した上で、それでも良いといってくれる5人なのだよ。」



 吹雪:

 「ところどころカチンと来る言い回しですが、手回しはさすがの一言ですね…。では、その方々をさっそく紹介していただけますか。」


 管理者:

 「おっ、結構その気だね!」



 吹雪:

 「あはは、分かりますか。正直ワクワクドキドキしてるんですよ!」


 管理者:

 「胸キュンでドキワク?」



 吹雪:

 「胸キュンでドキワクですっ!」


 管理者:

 「そうかそうか、日本男児たる者、やっぱり正直が一番だよ。よし、じゃあ、まず最初の一人目だ!」



 吹雪:

 「はっ!」
←何故か着物を直す吹雪


 管理者:

 「うっお〜……!こりゃ、一人目からすっげぇぞ…!何と言うかもうダイナマイツ!ダイナマイトボディが来たよ!」



 吹雪:

 「えええ!?」


 管理者:

 「聞いて驚け、おっぱいが美咲よりデカイ!すげえ爆乳ちゃんだぜ!!」



 吹雪:

 「ななな、何と!そそそそ、そのような方が!?いやいやいや、どどど、どうしましょう!ちょ、ちょっと私には刺激が強すぎるような!いやぁ、参っちゃいますね!」


 管理者:

 「すっげー嬉しそうだな、このスケベが!」


 吹雪:

 「もう!そんなこと言わないで下さいよ!で、どんな方なんですかっ!?」


 管理者:

 「こういう方です。」





 管理者:

 「名前は…、
六段坂徳重(ろくだんざか のりしげ)さん 38歳。あー…、ちょっとトシ行っちゃってるかなぁ〜。」


 吹雪:

 「それ以前の問題でしょ!?ヒゲ生えてますよ!?男性じゃないですか!!」


 管理者:

 「失礼なこと言うな!六段坂さんは、
は立派な女性だ!」


 吹雪:

 
は!?」


 管理者:

 「15年前モロッコで性転換手術して、戸籍上も女になってるんだ。」


 吹雪:

 「ちょっ……!」


 管理者:

 「心は立派な女だよ。んー、まあ確かに見た目はちょっと個性的過ぎるかも知れんが。」



 吹雪:

 「
ぶわっ(´;ω;`)


 管理者:

 「お、おいおいおい!本気で泣くヤツがあるかよ!分かった!まだ4人居る、他のコにしよう、他にな!」



 管理者:

 「じゃあ、二人目を紹介しよう。」



 吹雪:

 「……ホントに、六段坂殿が最初の一人目なんですね………。」


 管理者:

 「うん、間違いなく5人のうちの1人だよ。残る枠はあと4つだ。」



 吹雪:

 「…というのは冗談で…本当の一人目が…」


 管理者:

 「ところがどっこい……冗談じゃありません……!現実です…!これが現実……!」



 吹雪:

 「ぐうう…!耐えろ吹雪!このような謀りごとは戦場では日常茶飯事だ…!この程度でくじけてはならぬ……!!心を強く持つのだ…!」


 管理者:

 「二人目は、
新田加奈さん。20歳。安心してくれ、生まれたときから、れっきとした女性だ。」


 吹雪:

 「おお…。」


 管理者:

 「しかも美人だぞ!藍西市の美人コンテストで今年まで4年連続優勝でミス藍西に輝き続けてる実績の持ち主だ!」



 吹雪:

 「そ、そんなに美しい方なんですか!」


 管理者:

 「にわかに顔が輝いてきたな、この淫乱が。」



 吹雪:

 「淫乱って男性に使う言葉として適当とは思われぬのですが…。」


 管理者:

 「でも、らんま1/2の天道あかねが乱馬にインラン男とか言ってたぞ?」



 吹雪:

 「あの方は半分女性ですし…。って、そんな話はいいんですよっ!でも、そんな美しい方がどうして今お付き合いしてる男性が居ないのでしょうか?」


 管理者:

 「んー、今年の3月まで彼氏は居たらしいがなぁ。」


 吹雪:

 「3月に別れた、ということですか。ひょっとして性格に難があるとか?」


 管理者:

 「いや、それはないよ。ボランティア活動をしてたこともあるし、近所の評判も上々。街では評判の看板娘だったみたい。」



 吹雪:

 「そうなのですか。それほどの女性を袖にするとは見る目の無い男も居たものですねぇ。私はこの加奈殿に是非一度お会いしてみたいですよ。」


 管理者:

 「ちゃんと写真もあるよ。ホラ。」




 吹雪:

 「………え?」


 管理者:

 「今年の3月8日に交通事故で亡くなったんだな、これが。おや、奇遇。3月8日ったら、君の誕生日じゃないか、強い縁を感じるなぁははははは。」


 吹雪:

 「はははははじゃないですよ!ど、どういうことですか!?えっ!?すみません、頭が混乱してきました!」


 管理者:

 「自分が死んだってことにまだ気づいてないみたい。身体は朽ち果ててるけど、元気にピンピンしてんだよね。で、元彼に「化物!!」と痛烈な捨て台詞喰らって逃げられたから、すごく落ち込んでるらしくて。だから君のように優しい男の人と付き合いたいんだってさ。」



 吹雪:

 「そうだったのですか…って、断りづらくなるような話を添えないで下さいよ…!私じゃなくて霊媒師の方に持っていくべきお話でしょう!?」


 管理者:

 「器量よしなんだけどなぁ…。」



 吹雪:

 「器量が良くとも死霊なのは……!」


 管理者:

 「上手いコト言うね、山田君、座布団1枚持ってきて!」



 吹雪:

 「加奈殿の成仏と冥福と来世の幸福を祈らせていただきますので、この話はどうか無かった事に…!そもそも、私と付き合ったとしても根本的な解決にはならないと思うのです。」


 管理者:

 「そうだよね、オバケ怖いしね。」



 吹雪:

 「怖いですね。貴方のお顔も怖いですね。」


 管理者:

 「思ったより吹雪がわがままだなぁ。もうあと3人しか残ってないよ。」



 吹雪:

 「わがまま!?わがままですか、私!?普通だと思うんですけど!?」


 管理者:

 「ベータなら、六段坂さんはともかく、新田さんにはアタックしてそうな気がするけどねぇ。」



 吹雪:

 「ベータ殿!すごすぎますっ……!!」


 管理者:

 「ああ、不破師範ばりに凄い漢だ…!」



 吹雪:

 「おやっ?この方、いいじゃないですか……!」

 管理者:

 「お、この人に目を付けたか…!そだね、妙にキラキラ美人な人より、こういう素朴系な人が君には合ってるかもしれんなぁ。」



 吹雪:

 「そうですね。かなり私の好みです。どういう方ですか?」


 管理者:

 「長井喜代さん。農家の人だ。茨城県の人みたい。」



 吹雪:

 「常陸の国ですか。」


 管理者:

 「働き者で評判だったみたいだねー。旦那が早世して、ひとりで5人の子供を育てながら畑仕事も頑張り…」



 吹雪:

 「えっ、お子様が居らっしゃるんですか?」


 管理者:

 「後家さんだね。そういうのはやっぱり気になる?」



 吹雪:

 「ふむう…。出来れば年の近い方が望ましいんですが、でも年上の女房は金のわらじを履いてでも探せといいますしね…。それに苦しい生活の中で頑張っておられるご様子、私などのような者でも力になれるのなら……、一度会ってみたい気持ちはありますね…。」


 管理者:

 「おお、そうか。」



 吹雪:

 「ところで、5人の子宝を授かったにしては随分写真が若々しくないですか?」


 管理者:

 「ああ、写真がそれしかなかったらしくてね。何でも若い頃の写真はそれ以外は空襲で全部焼けたとか。」



 吹雪:

 「はっ?こ、この方おいくつなんですか?」


 管理者:

 「あれっ、言い忘れたっけ?今年で94歳だよ。」



 吹雪:

 
「ぶっ!!」


 管理者:

 「うおっ!?ツバ飛ばすなよ!」



 吹雪:

 「いくらなんでもそれは無いでしょ…!」


 管理者:

 「いやぁ、女はいくつになっても女ってことじゃないの?若い殿方の腕の中で死にたい、とかさ。」



 吹雪:

 「いや、確かに女性には違いないですけどね…、あれ?この封筒宛先「もんちっちランド老人介護センター」宛てになってますよ?」


 管理者:

 「あれ?」



 吹雪:

 「???」


 管理者:

 「……ああー、やだなぁ、喜代おばあちゃん、ボケちゃって…。老人介護の依頼とお見合い話と思い切り勘違いしてるわ。なんか申込用紙みたいなの入ってるもん…。それだったら若い頃の写真なんか要求するわけないのに〜。」



 吹雪:

 「
唖然


 管理者:

 「と、とりあえず間違って送ってることを伝えないとな。幸い電話番号も記入されてるから電話かけることにしよう。ピポパ、とな。」


 TRRRRRR…

 TRRRRRR…



 管理者:

 「あ、もしもし?長井喜代さんの御宅ですか?あのですね、老人介護の…え?え?ええ?ああ…そうなんですか!?それは何と言っていいか…、その、お気を落とさないよう…ええ、はい…、はい…。失礼します。」



 吹雪:

 「どうかしたんですか?」


 管理者:

 「喜代おばあちゃん…、今朝息引き取ったって…。」



 吹雪:

 
「き、喜代殿ぉおおお〜〜〜〜!!」


 
吹雪は泣いた。いっぱい泣いた。その涙は美しかった。人間の善性が流させる涙だったからだ。


 吹雪:

 「なんですかこのナレーションは。」


 管理者:

 「ナレーションなんて、えらいハイカラな言葉知ってるなぁ。」



 吹雪:

 「なんだかシンミリしてしまったんですが…。」


 管理者:

 「そうだよなぁ。お見合い候補の5人中、すでに2人がこの世を去ったんだもんなぁ。」



 吹雪:

 「どういうことなの…」


 管理者:

 「だが、くじけてはならん。人は哀しみを乗り越えて生きて行かなければならないのだ。それが残された者が旅立った人のためにしてあげられる、せめてものはなむけだ。」



 吹雪:

 「そうですね!では、加奈殿と喜代殿の分も私は頑張って嫁探しをしますっ!さあ、管理者殿、4人目を!」


 管理者:

 「よく言った!4人目はこの娘だあ!!」



もんちっちランド動物園在住
ローランドゴリラ子さん(16)

 吹雪:

 
「ついに人類じゃなくなった!!」


 管理者:

 「だが、キミと同じ16歳だぞ!?」



 吹雪:

 「根本的におかしいのに、今さらそんな些細な共通点に何の意味があるのですか!?」


 管理者:

 「まあな、ゴリラの16歳ってことは、人間にするといくつなのか分からんしな。」



 吹雪:

 「論外ですよ!最後の人を紹介してください!!」


 管理者:

 「そんな目に青筋立てて怒らんでもいいやないか。んじゃ、最後の人だけど…」



 吹雪:

 
「人類ですよね!?」


 管理者:

 「うん、人類。ただ、先に言っておくと…、日本人じゃない…。」



 吹雪:

 「…異人さんですか。言葉や文化の壁の問題はありますけど、だからと言って駄目という事はないですよ。要は大事なのは心と心だと思いますし。」


 管理者:

 「おお、そうか。そう言ってくれると、安心して紹介できる。えーと、この人は……なんて読むんだろうな…?向こうの文字はよく分からんよ。」



 吹雪:

 「書類、向こうの言葉で書かれてるんですか。」


 管理者:

 「うん。ああ、でも心配するな、この書類が読めないだけで、ちゃんと向こうは君の事は理解したうえで申し込んできてるから。」



 吹雪:

 「そうなんですか?」


 管理者:

 「しかも凄いぞ、この人は一国の姫君だったりする。君の桜家再興のすごいスポンサーになる事間違いなしだ!」



 吹雪:

 「そ、そんな方が、私のような浪人でいいのですか!?大志は抱いてるつもりですが、まだ何の力もない、何処の馬の骨とも分からぬ男ですよ!?」


 管理者:

 「うん、何処の生まれとか何してるとか気にしないらしい。とにかく君がいいらしい。うーん、それにしても何て読むんだろうな、この人の名前は…。」




j◎L%尻∀~ さん
フォーマルハウト星系 第5惑星のとある王国の王女

 吹雪:

 
「異人は異人でも、その意は人と異なるとは……!」


 管理者:

 「異星の人類だから、嘘はついてないよ!?大好物が地球人の肉なんだって。君の写真を見せたところ是非食いたいと。」



 吹雪:

 
「ははは!その時点で桜家は断絶しちゃいますね!!」


 管理者:

 「キレてんの?」



 吹雪:

 「ええ、キレてますとも!」


 管理者:

 「まさか、一番最初の六段坂さんが一番まともとはなぁ…。」



 吹雪:

 「それは私の台詞ですよ!まったく、コレのどこがいい話なんですか…。」


 管理者:

 「うん。オレがオマエをおちょくって楽しめるという、オレにとって良い話だったってオチで。」



 吹雪:

 「…やっぱり切腹の介錯しましょうか。」



 管理者:

 「うわあああ!オカマが怒ったあああ!!」



 吹雪:

 「誰がオカマですかっ!!……って、ちょっと待ってくださいよ。この話は何処から何処までがネタなんですか?何処から私をおちょくって話を作って来たんですか!?」


 管理者:

 「ん?黒星山にお前を呼びに行かせたところからずっとネタだけど?」



 吹雪:

 「ということは、喜代殿が死んだという電話も作り話ですか!?」


 管理者:

 「ああ、喜代おばあちゃんなら、孫の家で大好きな大岡越前でも観ながらノンビリ余生を過ごしとるよ。もっと言うなら新田加奈って人も、普通に生きてるし彼氏とも仲良くやってる。」


 吹雪:

 「加奈殿も!?良かった!ああ、ホントに良かったです!!」


 管理者:

 「
(;゜Д゜)


 吹雪:

 「これで良い気分で一日が過ごせます!いやあ、良かった!!この世は神も仏もあった!!良い話をありがとうございました管理者殿!」


 
上機嫌で吹雪は管理者ルームから出て行った。


 管理者:

 「………。

 我がサイトにも底抜けのお人好しが生まれていたか……。」





5/24(月)



 こんばんは、もんちっちです。

 一念発起しまして、ある計画を実行に移すことにしましたんで報告させていただきます。

 まず最初に思い立ったのは、頂き物ページの改装計画です。

 ネット友達のみんなからここ数年の間に、ウチのキャラをたくさん描いていただきました。ホントに大感謝です。

 感謝しっぱなしで、貰うだけもらって展示できてないという状況になってましたので、コレを何時までも放置してたらダメだと。

 せっかくなので、溜まってる頂き物を展示するにあたってリニューアルという形をとりたいなーと思いまして、それについて動き出したところです。

 んで、その作業をしながら更なる計画が持ち上がりました。

 といっても、こちらの計画も前々からいつかやろう・・・、いや、いつかやらなきゃいけない、という計画だったんですが、ホームページを移転する事を考えています。

 というか、すでに移転先は確保しまして、データの転送も終わりました。

 あとは修正と、頂き物置き場のリニューアル計画も合わせながら移転作業を進めていきまする。

 トップページにその移転の案内もだしまする。

 と言ってもこのサイトが即座に無くなるわけではなく、今年の12月中旬ぐらいまでは存在してるはずですが。

 移転の理由としては、まず容量の問題ですね。

 長い事このサイトも続いてますのでだんだん容量も押して来てまして、まだ即座に悲鳴をあげるほどではないんですけども、いずれ引っ越すのならこれ以上規模が大きくなる前に移ったほうが良いのでは?ということで。

 今のCOOLでは300メガが容量の限界なんですが、今度移るさくらネットの方では10ギガまでいけますので、容量の心配なく暴れられます(笑)。

 あと、もう一つの理由としては、最近オイラのスケベ度がチョロチョロ上がってきてるというか、元々高かったんですけど、それを隠して猫かぶりしてるのもいい加減疲れてきたので(コラ)、そのうちなにかちょっとぐらい過激なモンは描くのではなかろうかという自己分析から、規制のもう少し甘いところに行こうか、という非常に俗物な理由です(笑)。



 さて、最後に、なかなかチャットとかで会う機会がないので、恐らく頻繁にココを見てくれてるであろう、愛するとりょりょどんにこの場を借りて連絡を・・・。返信求むー!

 メールで連絡したほうがいいのかとも思ったんですが、ブログ見たらメールをどれにするか悩んでるみたいだから、ちょっと無事にメール届くか不安なのでこちらに(汗)。

 今度頂き物置き場改装の際に今まで貰いっぱなしになってる絵を展示したいというのは上記したとおりでして。
 そこで、どうか是非、以前描いてもらった例の大人とるこのイラストも展示させていただきたく、許可をいただきとうございまする。何とぞ良いご返事を…!(;´Д`)ハァハァ





5/26 (水)



 橋本勇気さんからバトンが回ってきました。



 「君の事もっと知りたいバトン」



●あなたの本名は?

 昔、同姓同名の野球選手がいました。



●何型ですか?

 A型ですが、世間一般的に言われるA型とはどうしても自分が同じタイプとは思えませんべい。

 なんというかA型のいいところ「真面目で几帳面で責任感が強い」が完全に欠落してるような…。

 悪いところは大体あってる(笑)。



●動物占いは何?

 今やってみたら「ペガサス」と出ました。

 自分勝手で奔放でこらえ性の無い自己中心ところはドンピシャです。

 結構信頼できるなこの占い。

 ただ、他の誰よりも鋭いひらめきを持つ、というのはやっぱり欠落してる(´・ω・`)。

 ああ、A型とペガサスタイプのいいところ取りなら最強の人間が出来上がるのに…。

 ドラえもんの「両方の悪いトコばっかり似ちゃったんだな。」の台詞が脳裏を駆け巡る。



●家族構成は?

 両親。それから、天国の別荘に遊びに行ってる猫2匹。(というか匹とは言いたくない)



●あなたはどんな顔?

 若い頃は近所の人らに川上憲伸似とかダルビッシュ有似などと、真に受けたら史上最大級の大恥を掻くようなお世辞を言われた事はありましたが、今はすっかり太ったこともあるし、髭男爵の山田ルイ53世似という事にしときます(笑)。



●恋人いますか?

 美咲でしょ、ゆきんこでしょ、鳴隼でしょ、クイーンでしょ、エープでしょ…虚しくなってきたのでやめる。



●顔が好きだ!という異性の芸能人は?

 うーん、顔が好きだったと言うのなら、ポッキーのCMやってた頃の新垣結衣さんかな。別にファンなわけじゃないけど。



●一番好きな歌手は?(複数はダメ)

 歌手となると、村下孝蔵さんだなぁ。惜しい人を亡くしたなぁ…(´・ω・`)。



●あなたの部屋はどんな部屋ですか?

 カオス。



●何処の携帯使ってる?

 ソフトバンク 



●ナンパされた(した)事がある?

 したことは無いです。

 されたことは高校の時に友達と一緒に居た時に1回だけ。



●モノを盗んだ事ある?

 死ぬまで借りるだけだぜ!!

 ウソウソウソウソ、返す気はありますよ。(;゜∀゜)



●マイミクに親友いる?

 マイミクに親友がいると言うか、親友がマイミクと言うか。



●短気?

 子供がそのまま大人になったレベルの短気(酷)。



●SとMならどっち?

 Sです(キパ)←ぉ



●コスプレ好き?

 自分の外見に自信が無きゃ楽しめないと思うのよね。

 だからダメだわ。



●人生の教訓になった本は?

 小学校の時に読んだ道徳の本。

 学校ではなんでもっとしっかり時間をとって、道徳の授業をキッチリやらないのか。

 それで世の中が全て変わるとは思わんが、それでもある程度は良くなるのではなかろうか。

 あと、「ドラえもん」。



●何故かここで、好きな曲のフレーズを1つ

 「嵐になれ 誰よりも強く 男なら
  嵐になれ 哀しみを砕き 辛くても
  嵐になれ 全てをぶつけて 立ち向かえ 
  嵐になれ 倒れてもすぐに 立ち上がれ
  決して逃げるな」

 熱唱ストリートファイター2のリュウのテーマなんだけど、はっきり言ってこの歌の歌詞全部が紹介したいフレーズなんだよ。それぐらい素晴らしい歌詞。

 他にも高校サッカーの曲とか、バンプオブチキンのグングニルとかも捨てがたい。

 とにかく青臭いぐらいの情熱に満ち溢れた曲は好き。



●回してくれた人はどんな人?

 親バカ同盟のチャットのお友達でございます。
 綺麗な絵を描くだけでなく、細部までホントに一生懸命練りこんで描いてるので、とても尊敬してるのです。
 作品に魂を注ぎ込むって言うのはこういう事なんだなと。



●回してくれた人の色は?

 薄紫。



●最後に次のイメージカラーの人にまわしてください!

 ははは、よく来たなバトン君。

 このサイトはバトンの終着駅…かつて、数多のバトン達がこのサイトに迷い込み、そしてここから抜け出すこと叶わずに、このサイトの土となった…、さあ、君も彼らの後を追うが良い、ぬふふはははは(強制終了)





5/28 (金)



 霧野家は、父親の雅文の友達のオッサン軍団が休みの日には大挙押し寄せてたまり場になっているのである。

 美咲ちゃんだって女の子なわけですから。セクハラ、ダメ ゼッタイ (命が惜しければ)





5/31 (月)



 右子:

 「右子です。」


 左子:

 「左子です。」



 右子:

 「あたしたち年頃の乙女が二人集まったら、当然したいじゃん恋ばな?」


 左子:

 「いいね、ってゆーか、するっきゃないっしょ恋ばな。」


 右子:

 「で、実質どうなの?どっちが勝つの?」


 左子:

 「なにがよ?大体アンタいつも話が唐突すぎんのよ。」



 右子:

 「うっさいわね。それぐらい長い付き合いなんだから感じ取りなさいよ。」


 左子:

 「無茶言うんじゃないわよ。突然話振っておいてそれを予測しろって、バカじゃないの。」



 右子:

 「誰がバカよ、バカ。」


 左子: 

 「アンタのことよ、バカ。」



 右子:

 「何ですって大バカ。」


 左子:

 「文句あんのクソバカ。」



 右子:

 「ちょっと待った。このままじゃ口喧嘩が延々と続くだけで話が進まないわ。」


 左子:

 「そうね。まるで『バキ』シリーズのように話が進まないわね。」



 右子:

 「話を戻しましょ。要するによ、
霧野美咲争奪戦よ。果たして最後に笑うのは明彦なの?神田なの?」


 左子:

 「そんなもん明彦に決まってんじゃないよ。」



 右子:

 「どうして?」


 左子:

 「どうしてって、消去法だけど?だって、神田なんてボコボコにされてばっかで全く相手にされて無いじゃん。明彦はどうにか人間扱いされてるから、どっちかっつったら明彦有利でしょ。」



 右子:

 「ああもう左子ったらやっぱり上辺しか見てないわ。神田が勝つに決まってんでしょ。」


 左子:

 「なんでよ?」



 右子:

 「いいこと?明彦は良く扱われてるんじゃなくて心を許されて無いだけなの。いわば遠慮してもらってるだけなの。まだ二人の間には壁があるわけよ。その点神田に対しては全くの無遠慮、これは二人が心が通い合ってる証拠よ。二人の間に建前はいらないわけよ。」


 左子:

 「はあ?バカじゃないの?明彦だって結構扱い悪いじゃん。この前焼きそばパン買いに走らされてたわよ。」



 右子:

 「でも神田の様に蹴られたりはしないじゃん。」


 左子:

 「そりゃ明彦なんかが美咲の蹴り貰ったら死ぬっしょ。」



 右子:

 「死ぬね。」


 左子:

 「死体も残らないね。」



 右子:

 「魂も消し飛ぶわね。」


 左子:

 「みんなの記憶からすらも消滅しそうだわ。」



 右子:

 「でも、よ?明彦は高校2年のときに転入してきてるのに対して、神田は高校1年から美咲に会ってるじゃんね。圧倒的に優位な時間があったわけじゃんね。」


 左子:

 「はあ?アンタバカァ?ゼロにいくつ掛け算したってゼロじゃん。常識。そんなの何処が有利なの?」



 右子:

 「美咲が野球にもう一度情熱燃やしたのは2年からじゃんね。ってことは1年の時は特にすることないじゃんね。ってことはもう男遊びしかないっしょ。もう神田と遊びまくりでしょ。」


 左子:

 「そうだったとしても、別にわざわざ神田選ぶ必要はないじゃんね。」



 右子:

 「いや、寄ってくる男神田しか居ないし。他の男皆怖がって逃げるし。だから、神田×美咲しかありえないわけよ!」


 左子:

 「空白期間は側に居た男がリードって安直すぎん?」



 右子:

 「そんなことないわよ。あのスケベの神田があんなエロすぎる身体の女と何も無いわけないじゃんね。もう100回はヤッてるわね、間違いないわ。ヤリまくりよ!」


 左子:

 「神田がスケベ?はっ、そんなの明彦には遠く及ばないわよ。ああいう大人しそうなのに限って陰では凄いのよ!もうどこまでマニアックなプレイに走るか想像もつかないわ。ヤリまくりよ!」



 右子:

 「だから、ヤリまくりよ!ヤリまくり!ヤリまくりなのよ!!」


 左子:

 「ちがう、ヤリまくりなのよ!!ヤリまくり!ヤリまくりよ!」




明美:

 「ヤリま…っくべら!?」



 美咲:

 「大声で何バカなこと喚き散らしてんだてめーは。」



明美:

 「いやぁ、あんまりあんた達の三角関係がじれったくて、バキみたいに話が進まないから、あたしが強引に進めてやろうかと。」



 美咲:

 「余計なお世話だ。そもそもオレは生涯不犯だっつってんだろ。」



 鳴隼:

 「どう聞いても美咲達3人を貶めようとしてる内容にしか聞こえないけどねぇ。」



明美:

 「それは最後まで聞いてないからよ!最後までオチを聞けばこのネタにはちゃんと愛があることが確認できるわ!!」



 鳴隼:

 「だってさ。」



 美咲:

 「じゃあ、オチまでやってみろ。」



明美:

 「えっと、どこまで行ってたっけ?」



 鳴隼:

 「
ちがう、ヤリまくりなのよ!!ヤリまくり!ヤリまくりよ!ってトコまで。」


明美:

 「あ、そこか。」



 右子:

 「アンタとこうやって言い合いしてても埒があかないわ。要するにアンタは何があっても神田は認めないってことね?」


 左子:

 「その通りよ。アンタこそ明彦は絶対認めないってワケ?」



 右子:

 「そうよ。」


 左子:

 「じゃあ、二人の結論としては神田も明彦も美咲には相応しくない、ということなのね。」



 右子:

 「そうなるわね。じゃあ、誰が美咲に相応しいのかしら?」


 左子:

 「結局一番美咲と仲のいい人間が相応しいんじゃないかしら。」



明美:

 「ということはあたしねっ!あたしこそ美咲の伴侶に相応しいのねっ!?
フンガー!愛してるわ美咲っ!!


 鳴隼:

 「おや、急展開。」



 美咲:

 「ちょ、おま」



 右子:

 「左子っ、そっちに回って!逃げ道を封じるのよ!」


 左子:

 「分かったわ右子!逃がしてなるもんですか!!」



 明美:

 
「さあ美咲、あたしの愛を受け取るのよ!チューしてあげるチュー!!」


 美咲:

 
「いらん!!」


 ちゅどーん! ←トラースキック炸裂!


 明美:

 「ぐほあ!!みっ、美咲っ、照れてるのね!そんなウブな貴女も素敵よおお
おおぉぉぉ……


 その言葉を最期に残し明美の巨体は地平のかなたへ消えた。


 鳴隼:

 「あーあ。」



明彦:

 「で、僕たちの変態疑惑は最後まで解かれずじまいなんだね…。」





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