もんちっち劇場
3/6 (木)
美咲:
「別れて欲しいの 彼と ♪」
クイーン:
「そんな事は 出来ないわ ♪」
美咲:
「愛しているのよ 彼を ♪」
クイーン:
「それは 私も同じ事 ♪」
とるこ:
「ちょ。(寒気ぞぞぞ〜っ!)」
管理者:
「んお?」
マタタビ:
「ほほう、山口百恵さんの名曲、『絶体絶命』でござるニャ。」
クイーン:
「おお、分かるか、さすがマタタビだ。」
管理者:
「何で知ってんだよこのネコ(汗)。」
マタタビ:
「ふふふ、拙者ファンですゆえ。」
とるこ:
「何だ歌か。ビックリしたぜ…。てっきり赤鬼と青鬼で男を取り合ってんのかと…。」
管理者:
「ははは、美咲とクイーンに取り合いされるまで愛される男なんて居たら、間違いなく世界一可哀想なおと…」
美咲 & クイーン:
「あ?(ぎろり)」
管理者:
「…世界一羨ましい男ですねぃー…。」
マタタビ:
「ま、まあまあ…。ところで、CDプレイヤーまで用意してデュエットしてると言うことは、やはり練習かニャにかで?」
美咲:
「ああ、来月の花見で、せっかくだから何か出し物でもやろうぜって事になってさ。各自クジでペア作ってオレとクイーンがコンビになったんだ。」
クイーン:
「フン。たまには、花見とかいう下郎どもの宴に参加して、下賤な者どもとの距離を縮めておくのも女王の務めとして…
管理者:
「はいはい。そーですね。お疲れ様ですね。
そーいや、何かゆきんこも手品か何かの練習をしてたな。」
とるこ:
「ババアなら、手品なんかしなくてもテキトーに歩き回ってれば別の場所に転移できるじゃねーか。」
美咲:
「たしかに、あの迷子芸はマジックと考えれば大したモンだ。」
マタタビ:
「あれは、阿雪殿は好きでやってるわけではござらんのだがニャ…。」
クイーン:
「まあ、雪之丞の話はともかく。」
管理者:
「哀れゆきんこ、『ともかく』の一言であっさり片付けられた。」
美咲:
「いろいろ考えはしたんだけど、やっぱり花見と言ったらカラオケが正攻法かなと思ってさ。」
マタタビ:
「ニャるほど。それで練習をしていたのですニャ?」
管理者:
「あんまり、往来でその練習をするのは感心できんな。一部の人間が聞いたら、早とちりで憤死・ショック死・世を儚んで自殺なんてことも起きるかも知れんぞ。」
美咲& クイーン:
「???」
とるこ:
「にしても、やけに選曲がお前ららしくねーんじゃねーか?」
美咲:
「まあなー。そもそも、この歌、ベータからのリクエストなんだよな。」
マタタビ:
「ニャんと!?ベータ殿も山口百恵ファンでござったか!?うむ。今度ゴールデンベストについて熱く語り合ってみようかニャ…。」
美咲:
「で、硬派のオレとタカビーなクイーンとしては、あんまり乗り気じゃなかったんだけどさ、
ベータ:
「バカだな、今は山口百恵ブームなんだって!CMでも『美・サイレント』とか、ソフトバンク犬のCMでも『いい日旅立ち』とか流れてるじゃん!時代は山口百恵ですよ!」
美咲:
「って、あまりに必死だったから、しょーがねーなって事になって。」
とるこ:
「へー、ブームなんだ。」
管理者:
「来てねえよそんなの(汗)」
マタタビ:
「そんニャの、とはニャんでござるか!そんニャのとは!」
とるこ:
「へー、ブームじゃねーんだ。」
美咲:
「なんなんだ、その素通りなリアクションは。」
クイーン:
「フン。特に何を歌うか決めていたわけではないし、年輩層(クセルクセス・雅文)もいるから、歌謡曲系が良かろうと思っていたところだったのでな、別段断る理由も無し…ということで、コレにしただけだ。」
とるこ:
「でも、ベータがそこまで必死にリクエストするのって、何か怪しくね?」
管理者:
「んー。ベータがねぇ…。『絶体絶命』をねぇ…。わざわざリクエスト……。さては!?」
美咲:
「ん?どした?」
管理者:
「いや、ひょっとしてベータの事だから、この一人の男をめぐって女同士がいがみ合う歌をリクエストしてさ、それを聞きながら脳内で『自分を取り合ってケンカする美咲とクイーン』を妄想しながら悦に浸ろうという下心があるのではないかと。」
美咲& クイーン:
「………。」
マタタビ:
「そ…それは、寂しい…!寂しすぎるでござる!」
とるこ:
「モテないベータなら、それぐらいの事は考えそうだなぁ。」
管理者:
「歌をリクエストしてきた時のベータの表情を思い出してごらん?そこに、答えはきっとあるよ。」
美咲& クイーン:
「……………。」
マタタビ:
「ふむふむ。ベータ殿のことゆえ、ニャにか下心があれば、必ず顔に出ているはずでござるニャ。」
美咲:
「……練習続けるか、クイーン。」
クイーン:
「よかろう。」
とるこ:
「あれ?」
CDスイッチオン。
美咲:
「殺らせてほしいの 彼を ♪」
クイーン:
「そんな事は 出来ないわ ♪」
美咲:
「この手で殺すの 彼を ♪」
クイーン:
「それは 私も同じ事 ♪」
管理者:
「ベータ死亡フラグが立ちました。」
とるこ:
「花見当日、血の雨が降りそうだな。」
マタタビ:
「ふむ…、血桜もまた風流……」
3/9 (日)
ついに我が家から太陽が消えました。
天からウチに舞い降りた何よりも大切な最愛の天使たち、ミーは一昨年、そして今朝トラの方も天へ帰って行ってしまいました。
ただ、ミーのとき同様安らかだったのがせめてもの心の救いです。
ミーの命日が実は3/10、そしてトラは今日3/9ですが、今年は閏年なので、2月が1日余分にあったという事を考えると、ネコには閏年なんて概念は無いはずなので、全く同じ日に永眠したことになります。
これは物凄い確率ですよ!1年365日あって、その中で暑い日もあれば寒い日もあり、雨の日もあれば風の日もあるのに、どちらも同じ日に、同じ時間帯に、同じ場所で、どちらも眠るように旅立ったのです。
もうこれは奇跡としか言いようが無い。
本当に心優しいネコです。
おかげで、残された我々は、きっとミーがトラを迎えに来てくれたのだと、今頃また昔のように親子で仲良く向こうで暮らしているのだと、死後の世界は存在して再び向こうで出会えるんだと信じることが出来ました。
また、1年で2度命日を思い出して本来なら2回悲しまなきゃいけなかったのが、1回だけで済みます。
これらの事だけでも、どれだけ精神的に助けられたか、おそらくとっくに力尽きていただろうに、この日まで頑張って生き続けてくれたトラにはホントに感謝してもしきれないです。
もちろん、心の中でいつまでも生き続けているし、ワシがくたばったらまた向こうで会えるし。
だから、ミーとトラに貰ったたくさんの幸せを大事にして、ワシも向こうに行くその日まで頑張って生きていこうと思います、最後の最後まで頑張ったミーやトラのように。
いつまでも悲しんでいたら、せっかく一緒に暮らして活力を与え続けてくれたミー、トラに申し訳が立たないからね。
もう泣く分はしっかり泣いたし、気持ちを切り替えて頑張るよ。思い出して辛くなる事はあるだろうけどね。
ミーは22年間、トラは23年間、一緒に暮らしてくれてありがとう!
しばらく会えなくなるけど、いずれオレもそっちに行くから、そのときはまたよろしく!
そして、ペットを飼っている皆さん、時間は有限です。向こうの世界は無限かもしれないけど、少なくともこっちの世界は一緒にいられる時間は限られています。
最後の最後に後悔することないよう、今一緒に暮らせる時間を大切にしてください。
ワシの場合は、もちろん、もっともっと一緒に暮らしていたかったけど、でも大切な時間を過ごせたと自分では満足してます。少なくとも後悔は無いなぁ。
3/18 (火)
いやいやいや(汗)。
家族全員揃って風邪をひいて大変でした('A`)。
最初にお母んが風邪をひき、金曜日にワシに伝染、昨日からようやく回復しました。
と思ったら今度は親父がダウンです。
変なトコで仲良し一家じゃのぅ(汗)。
昨日は幸い仕事は休みなので、養生しつつ絵を描いて過ごしました。
絵は吹雪。今まで描いた吹雪で一番理想イメージに近いかも。
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