中日ドラゴンズ応援日記2000 9/1〜9/30 |
9/1(金) 中日 6−14 巨人 敗:野口 |
途中までは抑えてたけど、取られ出したら止まらないのが今年の野口の悪いところ。 巨人打線がどんどん調子に乗ってワンサイドになってしまった。 打たれたのが村田善というのが、明らかに相手を舐めてかかった証拠であろう。 もう一本村田には打たれたが、これは経験の乏しい宮越の失投が甘く入ったものだから、まあしょうがないけど。 仮にも一時的にエースと呼ばれた男としては寂しい結果ですな。 最後の山崎の3ランがわずかに中日ファンの溜飲を下げたのみであった。 もうこんな1軍の話なんてどうでもいいよ。 中日2軍優勝おめでとう!! バンザーイ、バンザーイ!! |
9/2(土) 中日 0−5 巨人 敗:前田 |
アルプスの少女ハイジのオープニングのふしで 前田は好投したんだけどね。 |
9/3(日) 中日 1−10 巨人 敗:バンチ |
バンチは本当に巨人戦に弱いですな。 打線に完全にびびっとる。 キャッチャーがそういうピッチャーの気持ちを盛り立てなきゃいけないんだけど、中村はバンチ以上にびびっとるから話にならんわな。 ホームランが怖いから外角で勝負するというのなら、その前に内角のボール球を投げさせて打者を踏み込みにくいように牽制しないと。巨人の打者、全員打席の一番プレートよりでどんどん前に出て来るやん。 中村が内角をほとんど投げさせないから舐められてる証拠でしょう。 松井がナゴヤドーム大得意といわれるけど、僕はそうは思いません。 やっぱりナゴヤドームはセ・リーグで一番広い球場には違いない。だからホームランも打ちにくい。 でも松井はやたらとここでホームランを打ってる。なぜか。 松井はナゴヤドームに強いんじゃなくて、中村のリードに強いのです。 その証拠に、鈴木がマスクをかぶってるときは、そんなに打ってません。 逆に中村がマスクをかぶってる時は、ナゴヤドームだけでなく東京ドームでもガンガン打ってる。 中日にだっていろんなタイプのピッチャーがいるのに、ほぼ全員に強いというのはピッチャーでなくキャッチャーに原因があるとしか思えんて。 岩瀬だけはあまり打たれてないけど、それはあのスライダーがあるから。
ところで中日2軍、完全優勝だって。 完全優勝ってのは他球団すべてに勝ち越して優勝することね。 |
9/5(火) 中日 3−1 横浜 勝:山本昌 |
9/6(水) 中日 2−0 横浜 勝:野口 |
9/7(木) 中日 2−6 横浜 敗:前田 |
日記サボっちゃった。てへ(死)。 あ、でもこれだけは言っとかなきゃ。 山本投手、通算投球回2000イニング達成おめでとう!!
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9/9(土) 中日 2−1 阪神 勝:バンチ |
この投球を巨人戦でやってほしいよ。 まあ、実際のところ今日も調子は良くなかったらしいけど。でも巨人戦はひどすぎ。 せめて、山本に最優秀防御率、バンチに最多勝を取ってもらわんとね。 ま、ギャラードのセーブ王は、もう当確と言って良かろう。 あと、三振奪取王が取れれば最高なんだけど、さすがに今から石井一久に追いつくのは苦しい。 だから、山本とバンチは頑張って欲しいね。 この試合で立浪が3割に乗ったらしいから、今シーズンはこれでお役御免なんだろうか? |
9/10(日) 中日 0−8 阪神 敗:宮越 |
この試合見てへんのよ。 語りたくもないし。 宮越と朝倉が被弾とは聞いたけど、まあ、これも試練だと思って頑張って欲しいですね。 将来の中日の投手陣をしょって立ってもらわないと困るからね。 そういや2軍で矢口が最多勝だっけ。 ひょっとしたら1軍に上がってくるかも。楽しみだなあ(^^)。 2軍は完全優勝プラスタイトル争いに名前がひしめいてる状況。結構結構。 それに引き換え1軍の打線は相変わらずひどいね。 いつになったら中日ファンと中日首脳陣に胃薬のいらない日々は訪れるんでしょーか。 |
9/13(水) 中日 6−8 広島 敗:落合 |
美咲「お、どうした?ずいぶん機嫌悪そうだな。」 もんちっち「せっかく昨日の試合友達と見に行くはずだったのに、冠水でつぶれちまったんだ。」 美咲「まあ、仕方ねーな。洪水なんだから。今日の試合はどーなってる?」 もんちっち「序盤でいきなり6点も取ったよ。やっぱりなぁ。打線が今まで60イニングぐらいタイムリーなしで来てたから、そろそろ爆発する頃だと思ってたんだよなぁ。ああ、中止にならなければ、じかに見れたのに。」 しかし野口が大量リードを踏ん張れず。 気がついたら6−8で大逆転負け。 美咲「・・・・・・見に行かなくて良かったじゃねえか・・・。」 もんちっち「・・・そうだな。」 |
9/15(金) 中日 0−8 ヤクルト 敗:山本昌 |
もんちっち「バンザーイ!バンザーイ!!貴ノ浪ようやく勝ち越しだ!!」 黒星山「実に久しぶりッスね!!」 ヘレン「マダ二日残ってマース。両方勝てば二桁勝利デース!!」 美咲「そりゃいいな!二桁勝てば来場所への励みにもなるし。とにかくこれで関脇に戻れる訳だろ?」 雪之丞「あの・・・?話の内容が・・・。」 もんちっち「オリンピックのサッカーは初戦南アフリカに勝ったし。」 美咲「ブラジルは強いから、次のスロバキア戦がカギだな。」 雪之丞「あの・・・、中日・・・。」 もんちっち&美咲&黒星山&ヘレン「野球の話をしたくねえんだよ!!」 雪之丞「ははあ。」
まあ、山本の自責点が3点止まりだったため防御率トップを何とかキープできたのがせめてもの救い。 |
9/16(土) 中日 3−2 ヤクルト 勝:バンチ S:ギャラード |
バンチが勝って最多勝争いトップに並んだのだ!! 工藤、メイの二人は巨人の選手、巨人は試合消化数が中日より6試合も多く、せいぜいチャンスがあってもあと2回が限界であろう。 それに、高橋尚成の規定投球回の事も考えると、6試合余裕のある中日のバンチ(最多勝争い)、山本昌(最優秀防御率争い)は圧倒的に有利なのだ!! だから、最多勝争いについてはむしろ中日よりもさらに4試合消化の遅いヤクルトの五十嵐の方が強敵である。 五十嵐は中継ぎだから何回も登板機会もあるし。
種田が20打席ぶりにヒットを打ったそうな。そんなに苦しんでいたのか。あまりに良い場面で打つ記憶の方が強いから、スランプに陥ってたなんて知らなかったよ。 今日は猛打賞で打率も.330近くまで回復したので一安心ですな。 |
9/17(日) 中日 3−1 ヤクルト 勝:前田 S:ギャラード |
前田が頑張りました。 これで前田の防御率は4.08。もう少しで防御率3点台に復帰できます(^^)。 これでヤクルト戦25試合やって16勝9敗。 なぜかヤクルトにはやたら強いドラゴンズである。 肝心の巨人に8勝17敗。一方ヤクルトは巨人に対し13勝10敗と唯一巨人に勝ち越している。 ヤクルトが残り4試合のうち一つとれば巨人の完全優勝を防げるわけである。 巨人独走の要因を作り、巨人を食い止めてくれているヤクルトを叩いたというのは・・・。 恥ずかしくてヤクルトファンの人に顔向けできんやんけ。 まあ、だからといって、この状態でさらにヤクルトのカモにされたら中日は滅亡ですが。 |
9/19(火) 中日 6−1 横浜 勝:野口 |
野口がなんだかんだと勝ち星が8つ目。 なんとあと二つ勝てば3年連続の二桁白星ということになります!! いつ勝ってたっけこんなに・・・・・・・・・(^^;)。←ファン失格 |
9/20(水) 中日 1−15 横浜 敗:朝倉 |
雪之丞「今日の試合を・・・・・・振り替えるのはやめましょうね。」 美咲「おう。」 んで、もんちっちはショック死。 |
9/21(木) 中日 5−3 横浜 勝:小山 S:ギャラード |
なぜでしょう(^^;)。 今日勝ったことで巨人の広島での胴上げは無くなりました。 次巨人と当たるのはウチです・・・。 星野監督「巨人を走らせたのはウチだから、ウチが責任を取らんといかん。」 そんなトコばかり律義に男らしくならないで〜!!これ以上中日ファンの心を傷付けんでくれ〜い!! こーなったら2つとも勝てよ(>▽<;)!! そうすれば胴上げ見なくてすむから!! |
9/23(土) 中日 7−2 巨人 勝:バンチ |
もんちっち「やめろ美咲!東京ドームに行くなんて!今年の中日の戦いからいって巨人に二つとも勝つ可能性はまず考えられん!胴上げを見に行くようなもんだ!死ぬぞ!!」 雪之丞「左様。熱狂的中日ファンの美咲殿にとっては切腹に等しい行為。」 美咲「うるせえ!東京ドームは敵地で、しかも胴上げを見ようという巨人ファンでスタンドがいっぱいのなか、中日の選手たちは戦わなきゃいけないんだ!敵だらけの視線の中で戦う心細さに苦しむ事になるんだぞ!」 もんちっち「それはそうだが!」 美咲「中日ファンはな、どんな時でも中日の選手たちを見捨てたりしない。苦しい時こそ側にいて応援するんだ。逃げたりしないんだ!!胴上げの恐怖と敵だらけの心細さに押しつぶされそうな選手たちに、敵ばかりじゃない、ここにも中日を応援する味方がいるんだって・・・、不屈の中日魂を見せつけて来てやるぜ!!」 雪之丞「美咲殿!」 美咲「もう止めるな!何と言われようとオレは行く!」 もんちっち「美咲・・・。」 雪之丞「美咲殿・・・。」 雪之丞「行ってしまわれた・・・。」 もんちっち「・・・・・・漢・・・だな・・・。」 雪之丞「女性に対してのその台詞は褒めてるのか貶してるのかイマイチよく分かりませんが。」 |
9/24(日) 中日 4−5 巨人 敗:ギャラード |
中日は3点までがセーフティリードですな。4点以上勝ってるとギャラードを温存しようとするので、非常に危険です。 采配批判はしたくないということで、今までずっと我慢してたけど、今日だけはもう我慢できん。 たとえ何点差があっても胴上げ阻止を目指すなら9回はギャラードでいかなきゃいかんかった。 なにしろ、前田は8回を投げ終えた時点で、8回ウラに打順が回ってくることもあって、完全にお役御免モードに入っていたのがテレビでも伝わってきていた。 その前田に9回を投げろといわれても、体力的にも、ましてや、今日負けたら胴上げという極限状態でここまで無失点で来たという精神的な面でも、もはや前田は限界をとうに越えていたのである。 しかも、あとはギャラードで終わりという気持ちになってしまっていたのだから、一度切れた気持ちを奮い立たせるのは土台無理な相談であろう。 その結果前田はランナーをガンガン出してアウトを取れずにKO。 最悪の状態でギャラード投入。 ギャラードもあんなピンチの場面でいきなり投入されて、異様な雰囲気の中で投げるのだから打たれるのも仕方ない。 江藤のホームランはノーツーのカウントになった瞬間に予想できたし(だって満塁だからストライク投げるしかないじゃん、しかも変化球2球でボールになってるんだから次は間違いなく直球が来ますわな。ストライクゾーンの甘い所に直球が来ると分かってりゃ、江藤ほどのバッターならそうそう打ち損じませんて。)、そのあとの二岡のも流れからいえば打たれて当然のホームランであった。
本来ならスポーツの世界だから、たとえ敵球団であっても優勝おめでとうと言わなきゃいけないんですけど・・・。 あまりに今シーズンは巨人に煮え湯を飲まされ過ぎました。 最後の最後まで屈辱を味わわされすぎました。 もちろんそれは巨人が悪いわけじゃないんですけど。勝てなかった中日が悪いわけで(もちろん中日も負けたくて負けてるわけじゃないけど。まあ、強いて誰が悪いかといえばの話ね。)。 いちおう中日ファンにもプライドというものがありまして・・・。ええ、このちっぽけなプライドにこだわるよりも、一言祝福できる方が、人間としてナンボも立派だということも分かってはいますが。 なんかここで「おめでとう」と言ってしまうと身も心も巨人に屈服するみたいで、非常に惨めな気持ちになってしまうんで、今年だけは勘弁してください。 去年、悔しいのを必死に飲み込んで「おめでとう」と言ってくれた巨人ファンの方に申し訳ないとは思いますが。 |
9/26(火) 中日 4−1 阪神 勝:山本昌 |
9/27(水) 中日 8−2 阪神 勝:野口 |
9/28(木) 中日 5−4 阪神 勝:正津 S:ギャラード |
9/30(土) 中日 4−0 ヤクルト 勝:バンチ S:ギャラード |
山本昌が0点に抑えて防御率争いのトップを固めれば、バンチも最多勝をほぼ当確にする14勝目。 そしてセーブ王確定のギャラードが駄目押しの36セーブポイントをあげる。 また、野口も9勝目で3年連続の二桁勝利に王手。 福留もケガが治ってからは好調。来年につながりそうで良い傾向である。
もんちっち「気が抜けてもうたな〜。」 美咲「でもさ、巨人って終わってみたら78勝だろ?ブっちぎってるようで、去年のウチより勝ちは少ないんだよな。」 もんちっち「去年は中日巨人のマッチレースだったからな。今年は2位以下が潰しあいすぎた。」 雪之丞「直接対決で負けたのも響きましたね。」 美咲「それもあるけど、中日が今69勝(残り6試合)だろ?ということは、最高でも9勝しか差はないわけじゃん。今年の中日って巨人戦以外でせっかく勝ってた試合をみすみす取りこぼしたのが10試合ぐらいあったよな・・・。」 もんちっち「ということは、やっぱり1戦1戦を大事に取っていたら・・・。」 雪之丞「連覇はできたわけですね・・・・・・。」 美咲「そーゆーことだな。それに、オレの言った通りだったろ?巨人が勝率.593ペースをキープするのは大変だって。最終的には.578まで落ち込んだじゃねーか。」 もんちっち「むう。ということは、今年のペナントレースは・・・。」 黒星山「巨人が走ったんじゃなくて、中日が自滅したという事っスね!!」 もんちっち・美咲「ぐわっ!てめえ、デブ!!肝心なセリフをとりやがって!トップ絵といい出しゃばり過ぎだ!!」 黒星山「早いもの勝ちっスよ〜〜〜(逃)!!」 もんちっち・美咲「この野郎!待ちやがれ!!」 ドドドドドドドドドドドド・・・・・ 雪之丞「なるほど。自滅ですか・・・。これが勝負の世界の難しい所ですね・・・・・・って誰もいない、トホホホ。」 |
9月総括 12勝9敗 |
トータルでは今月は勝ってるんですよね。 でも今月初めの直接3連戦で負けたのが結局響きましたな。 ただ負けただけならまだしも、3連戦の初戦であまりに派手に負けたもんで、巨人に「オレ達は優勝できる!」っていう自信をつけさせてしまいました。 逆に中日はアレで意気消沈してしまった感じです。 135試合の中の1試合にしかすぎないんですが、その1試合がいかに重要か思い知らされた戦いでした。 勝負の世界に「たられば」は禁物といいますが、もしあの試合が逆の結果になっていたら・・・、94年の10.8、あるいは96年の10.6が再現されていたかもしれなかったですね。 |