中日ドラゴンズ応援日記2000 3/31〜4/30 
3/31 中日 2−4 ヤクルト  敗:野口
 

 ハイ!という訳で始まりました、2000年のペナントレース!故別所氏の言葉を勝手にアレンジさせて使わせてもらうなら中日優勝ガハハー!!って気分です。

ドラゴンズは去年の挑戦者という立場から、今年はチャンピオンフラッグを守る立場になったわけですが、気持ちは挑戦者のままで居てほしいものです。

 巷では巨人巨人と騒いでいますが、今年ほどすべての球団が侮れない年もそう無いと思います。横浜、広島はそれぞれ佐々木、江藤という主力が抜けた事で、かえってチームの競争が活発になってますし、阪神は去年叩き込まれた野村イズムがいよいよ本格的に使えるようになる事でしょう。

 そして、今日対戦する相手のヤクルトが僕にとっては一番怖い相手であります。正直ココとの開幕戦だけは避けたかった。何しろこのチームがセ・リーグで唯一抑えがしっかり固まっているチームであり、また投手陣に力もある、控えの選手層が厚い、優勝経験豊富な選手も多いと、個人的には優勝候補筆頭なんじゃないかとさえ思っているチームです。

 試合はまあこう言うとなんですが、予想どおりの結末。

 打線は打てない、そのためピッチャーも力尽きる。ニュードラゴンズの姿を見る事が出来なかったのは残念です。でも、まあ良いんじゃないですか?明日さえ勝てば。今日の敗戦はある意味では、去年の開幕11連勝の亡霊を振り払うという意味では良かったという見方もできますし。

 幸い明日からは月も変わります。よく野球選手や評論家が「ツキ」が変わるというのに引っ掛けますな。始まったばかりでツキもクソも無いだろうときっと皆さんお思いでしょうが、月が変わるというのは、ある種の気分転換効果があります。中日の選手には明日開幕のつもりでもう一度仕切り直してもらいたいものです。

 えらい冷静やなって?実はボク今日の試合面接があって見れんかったんですよ。もし見てたら、このボケェ、何しとんじゃコラ!!とか言ってるかも知れませんのう、ふぁっふぁっふぁっ!!

4/1 中日 2−0 ヤクルト  勝:バンチ S:岩瀬
 今日の先発は新外国人のバンチ。

 オープン戦最終登板で、6失点だった事から、「開幕に照準を合わせて着実に調子を落としている」とか、「ランナーが出るとカッカするガルベスタイプ」だとか結構キツイ事を言われていましたが、今日は申し分無いデキで、マイナス思考型の多い中日ファンを見返した形になったといって良いのではないでしょうか。

 ドラゴンズくらぶで我らがウーやんが今日のヒーローに挙げたのは中村武志捕手。守備において、好判断、盗塁阻止でバンチの好投を大きくサポートしたらしいです。

 今日は打つべき人(福留、立浪、山ア、ディンゴなど)が打って、抑えるべき人(岩瀬)が抑えて、監督としても今シーズンを戦う手応えのようなものを感じた一戦だったのではないでしょうか?って、明日の新聞読んでみんと分からんけど(笑)。

 ところで今中投手はいつごろ上がってくるんでしょうかね?焦ってほしくはないけど、ファン心理としては一刻も早い今中慎二の復活劇が見たいわけです。

 焦ってほしくないけど、早く勇姿を見たいというのは、ケンシンや日笠にも言えますね。

4/2 中日 5−1 ヤクルト  勝:山本昌 
 さすがはベテラン山本昌広なのです。

 昨日のバンチ同様完璧と言っていい内容だったですね。佐藤にホームランを打たれましたが、ソロホームランだし交通事故という事で良いでしょう。

 打線もようやく5点という大きな数字を残す事が出来ました。ただホームランはまだ出てません。ボクはホームランにこだわって大振りのアッパースイングになってしまう事が一番怖いので、この事自体は問題ないのですが、誰かが早いトコ打っておかないと、背番号22の人なんかが

僕に求められているのはホームラン!ボクはホームランが目的で使われているんだ!

とか、要らん事を考えて打撃を4年連続で大崩しする恐れがあるので、次の試合にでも

「ホームラン?野球はコツコツ重ねる渋いヒットとヘッドスライディング!他は何も要らねェ!!おりゃ―――っ!!

と、セキさまにスタンドに叩き込んでいただきましょう。

4/4 中日 2−8 巨人  敗:武田 
 カールソンいいじゃん!オープン戦こんなに良かったか?たしかオープン戦では、見てるとだんだん眠くなる投手だったんだが…。今日はもう目パッチリっスよ。見てて気持ちのいい投球だった、うん。

 小山も今日は良かったかな。打線では立浪が3打席連続2塁打という離れ業をやってのける。また春先だけなら首位打者争いにも加われる中村もタイムリーツーベースを放ったのであった。

 それにしても工藤にまたやられやがりました。中日ファンは日本シリーズの雪辱戦を期待していたというのに、結局前回のリプレイ。更にヤツはわざとずっこけたフリのパフォーマンスをしたり試合中ヘラヘラ笑うなど、元横浜の佐々木以上に中日をバカにして今季初勝利を挙げた。

 ディンゴは苦しんでますね。でも覚悟はしてました。4月のうちは打てなくてもしょうがないかなと思っています。早いところ選手や判定、あるいは食生活なども含めて日本野球に慣れてもらい、本来のスイングを取り戻してほしいものです。

 武田?誰それ。

4/5 中日 0−8 巨人  敗:曹 
 去年中日は優勝したことで、にわかファンが急増した。もちろんこのまま行けば全国区の球団になる事が出来る。

 しかし。

 ドラゴンズはそもそも和を大切にするチーム。戦国最強軍団上杉軍と同様、一番トップから一番末端の地下槍(じげやり=上杉軍の農民兵の通称)に至るまで、一つの家族という形で統率が取れているのである。

 つまり、ドラゴンズは烏合の衆になるのを恐れ、真のドラゴンズファンのみによる精鋭軍団に戻そうとしているのである。つまり我々は試されているのだ。

という言い訳をしていると、かえってますます腹が立ってくるのでやめよう。

 大体、曹は3年後がメドじゃなかったんかい。

 まあ、この際投手の事はいいや。それより打線。

 三振が多すぎます。

 しかも見逃し三振が多すぎ。

 速球が全く打てんやないか。

 お金を払って、順番待ちして試合を見に行った中日ファンが気の毒で仕方がない。

 こんなボロボロの展開でも、最後まで声をからして応援していたファンは中日の宝だと思うぞ。

 もし、メガホンとか投げてたら話は別だが(笑)。

 とにかくバットを振りんしゃい(広島弁?)。甘い球を見逃して、追い込まれてから難しい球に手を出す中日お得意のパターンに陥ってますがな。

 まあいいや、シーズン後半にドン底に落ちるよりは今のうちに苦しんどいた方がいい。

 でも、せめてチーム本塁打1号ぐらいは打っとけ。

4/6 中日 1−2 巨人  敗:野口 
 dora01.jpg (30995 バイト)

このあとゴメスが歩いてディンゴがタイムリーを放つ。雪之丞が「タイムリーとは何ですか?」「ツーベースとは何ですか?」「ホームタッチアウトとは何ですか?」と聞きまくり、美咲にルールブックを顔面に投げつけられる。

謙信が食ってるのはポテトチップス。

弱え!!

話にならんぐらい弱い。

困ったもんである。

今日も二ケタ三振だっけ?

チーム打率が去年の中村の打率より低いって?

そりゃある意味すごいな(笑)。

野口も2点で敗投手にされたらたまらんぞ。

打線はいい加減にせんといかんよ、マジで。

苦しんでるんだろうけど、悪いがオレには甘えてる様にしか見えん。

この打線をバックに投げるピッチャーは大変だぞ〜(TT)。

なんで昨年の優勝チームのファンが、開幕6試合目で早くも負け犬根性自覚せなあかんねん!!

明日の先発はおそらくバンチと思われる。

強力マシンガン打線相手にどれだけ投げられるか。その結果次第で竜の救世主となるか、あるいはハズレ外人になるかある程度の予測が立つ。

前回の投球がフロックだったと言われないよう、ぜひとも頑張って欲しいね。

次の登板はバンチにとって真価が問われる1戦になるのではないかな。

4/7 中日 8−0 横浜  勝:バンチ  “ノーヒットノーラン達成 ”
 感動をありがとうバンチ様!!

 あのマシンガン打線相手にノーヒット・ノーランとは失礼ながら夢にも思いませんでした。

 終盤の気迫の篭もった投球は素晴らしいな。それに、普通は記録がかかってくると打席なんかいい加減に入るものなんだけど、バンチは打者顔負けのフルスイング。

 あの姿勢は本当に敬服します。

 今日は打線も良かった。どうも中日打線は余裕がないと打てないらしい(笑)。

 チーム本塁打第1号は大ゴメス様である。今シーズン初の「大ゴメス様」(笑)。

 そのあとディンゴにも場外アーチが飛び出し、今日はまさに外国人デーでありました。

 立浪、山アも4安打。セキさまも最後の最後でヒットを打ち先発全員安打(バンチも打ってる)。

 これで流れが良くなってくれればいいんだけどねえ。

 とりあえず今日は打ち過ぎたので、明日の先発(山本昌かな?)は、援護点が貰えない覚悟を決めておかないとまずいかも。

 ひとつ心配なのは、やっぱりバンチは盗塁をされやすいという事。足の速いチーム相手には今後頭を悩まされそうである。

 それにあの横浜打線がこのまま黙っているとは思えない。他球団も徹底マークしてくるはず。

 今後気を引き締めて行く必要があるだろう。

 でも、今日ぐらいはパーっとハシャいじゃおうぜ!!

英雄です。

バンチ様

あんま似てないな(−−;)。

拝みましょう(笑)

なぜアンダーシャツにディンゴのロゴが入っていたですか?(笑)

4/8 中日 3−12 横浜  敗:山本昌
 今日会社説明会で試合見とらんのよ。だから中日本社のホームページから推測するしかないアル。

 打線は一応今日も2ケタ安打という事で、点には結びついてないがまあ良し。今日は援護がないとさえ思っていたぐらいだから、むしろ良かったのかもしれません。

 でも、予想外にも投手陣がぶっ壊れた。

 そりゃ、昨日の借りを返そうと横浜打線が燃えてくるのは当然だろうけど、正直山本なら大丈夫と思っとりました。しかし!途中まではゲームをしっかり作ってたみたいだけど、味方がリードするとすぐに点を返され、しまいにゃ中継ぎがメッタ打ちという、エースらしからぬ結果に終わってしまったのであります。

 …ってトコですか?

 打線復活はちょっと期待できそうだが、投手陣をなんとかせんと。大体遠藤ってオープン戦投げてたか?

4/9 中日 1−2 横浜  敗:鈴木平
 パ・リーグの最多勝経験者を捕まえてこんな言い方は失礼かもしれませんが、使えるメドが立ってホッとしたというのが首脳陣の心境ではないでしょうか。

 打線の援護に恵まれず勝ち投手にはなれなかったけど、今後のローテーションを任せられると思います。 試合は負けたけど、今後の収穫にはなったのではないでしょうかね。

 これでヤクルト、巨人、横浜の3カードを終えて3勝6敗、借金3。今ごろになってこの9試合の予想を言うととって付けたようでアレですが、正直僕はヤクルトは表3枚で来るから1勝2敗。巨人戦は中日が裏ローテだから1勝2敗。横浜戦も連戦の疲れで1勝2敗のトータル3勝6敗と予想していたので(いや、ホントホント)数字の上では覚悟していたとおりでございます。

 予想が当たれば、これから少し状況がマシになるはずなんですけど。ただ次の相手は苦手の広島だからなあ(^^;)。打線ではようやく井上に当たりが戻ってきたような気がするんですが。

 とにかく4月は悪くても借金2で切り抜けてほしい。

4/11 中日 2−13 広島  敗:武田
 いかんいかん、広島戦から状況がマシになるなんて思ったけど、甘かった。ローテーションの事考えてなかった。武田じゃ勝てんわ。武田はさっさと2軍に落とし、足を完全に治させるべきです。

 打線が良くなれば良し。打線が良くなるにはやはり関川がカギ。関川はおそらくこの広島、阪神戦辺りで調子が戻ると僕は思ってますんで、その辺までは辛抱しようと思っとります。

 とにかく今の中日は病人そのもの。病人が健康体に無理して勝とうとせんでもよろしい。病気を治す事から始めましょう。(もちろん、試合を見に行かれた方はやりきれない気持ちだとは思いますけど。)

 ボロ負けが続くけど、考え方を変えれば貧打と投壊が同時に起こったというのは良い事です。絶対長いシーズン中貧打も投壊もあります。それが片方だけ起こって、投手が頑張ったのに打線が打てなくて負けた、点をいっぱい取ったのにそれ以上に取られて負けたという方が結果的には辛いわけです。

 もちろんこれ以上借金が膨らむのは困るけど、これ以上ひどい状態はそうないと思うし、好不調のサイクルで言えばそろそろ光明も見えてくる頃でしょう。

 投手陣も現在は苦しいけど、必ず穴を埋めてくれるピッチャーが出てきます。そのうち、落合も川上も復帰します。最終的には優勝争いに加われる戦力はあると思うので、まあ中日ファンの皆さん、胃の痛くなる試合が続きますが、苦しみを先に味わったと思って、もうしばらく待ちましょうや。

 今は思考錯誤の段階。いろんなオーダーを試したり、作戦を試したりして、戦える体勢を整えている時期です。今走ってるチームだっていずれはどこかで息切れします。戦力が整っているチームは必ず最終的には勝てる組織を作って軌道に乗るから、温かい目で見守ってやりましょう。

 …とでも言っておかんとストレスで死にかねん。

4/12 中日 2−4 広島  敗:野口
 これで野口が敗戦投手になるというのはどうにも納得いかん。

 可哀相すぎるぞ、野口。鈴木平悪送球で広島のランナーが同点のホームを踏んだ時のベンチでの野口のあの悲しそうな表情は見ていて非常につらかった。

 しかし、貧打投壊は覚悟の上とはいえ、ミスを重ねちゃダメですわ。今日は勝てる展開だったんだから。1点目を取られたのも記録に出ないミスとアンラッキー&誤審。これじゃ野口がやり切れんよ。

 まあ、連敗中のチームの典型的なパターンだが、もう少し覇気を持ってやってもらえんもんかなあ。

 しかし広島もスパッとミンチ―を諦めたのは達川のファインプレーやね。

4/13 中日 3−2 広島  勝:バンチ
 最初の感想は、「良かったね、バンチ(はぁと)」の一言に尽きる。

 あれだけ好投して味方にエラーされてハイ負け投手では気の毒すぎるからねえ。

 もう今日は9回表までひどかったですよ。観客は3万3000人しか入らないわ、打線は打てないわ、バンチ見殺しはおろか足まで引っ張ったんだから。

 でも9回裏まで我慢して応援してたファンは得したよね。いやあ良かった。

 渡辺がヒットで出塁。あの東出って守備上手いなあ。打撃も良さそうだし。正田みたいになるかもしれん…って敵の事はどうでも良いや。この後の山アが良かった。

 もし、オレがホームラン打って同点に追いついたるわい!なんて考えてたら、このサヨナラはなかった。右方向に流し打ってチームバッティングに徹したから、このあとディンゴの同点タイムリー、関川のサヨナラヒットが生まれたのである。

 3連戦って言うのは特に3戦目の勝敗の意味合いは大きい。今日勝った事で明日からの阪神戦は気持ちよく戦えるはずだ。特にディンゴと関川は。

 多分先発山本昌だよね。今度はしっかり頼むぞ〜。

4/14 中日 1−7 阪神  敗:山本昌
 先の予想を立てるとロクな事にならんな。

美咲「関川、ディンゴが打てるんじゃなかったのか!」

もんちっち「いえいえ、気持ちよく阪神戦に入れるってだけで、打てるってワケじゃないです。」

美咲「この屁理屈じじい!!(ハイキック)」

もんちっち「誰がじじいじゃ!オレはまだ21だぁあっ!!(カウンター)」

 カウンター失敗。先にヤツの蹴りがヒットした。

もんちっち「あべし!!」

というようなケンカをおそらく連日仲間同士で繰り広げているであろう中日ファンの皆さん、こんばんは。

 今日も見事に負けました。

 相手投手星野はトータルで見れば良かったんだろうけど、ゴメスが同点ソロアーチを放った後、少し崩れそうな気配を見せたんですわ。

 でも、その裏の阪神の攻撃で、いきなり山本が失投して広沢に一発を浴び、さらにピンチで昨日のケガの後遺症でいつものスイングができない新庄をわざわざ敬遠、山本昌に完璧にタイミングの合っていた田中と勝負するという、いかにも去年のチャンピオンらしい、度量の大きさを現在の借金も忘れて見せつけました。

 もちろん打たれました。点も取られました。

 せっかくゴメスが作った反撃ムードも消滅、見事星野は立ち直り107球完投を達成しました。

 その上中継ぎが打たれ結局今日もワンサイドゲームになりましたとさ、めでたくなし、めでたくなし。

 今日、星野のハエの止まるような速球に目がなれてしまった中日打撃陣が、次の試合打てるのかどうかも非常に心配なのであります。

4/16 中日 0−2 阪神  敗:小池
 今日の中日スポーツで、中日ファン落語家の三遊亭円丈さんがコラムにこう書いてました。

 「スカッとしたくて野球を見るのに、見れば見るほど気分が悪くなる。負けてもいい。負けるのは仕方がない。でも、見ていて元気が出る試合を見せて!

 全く同感でございます。

 勝負の世界に勝敗はツキモノ。調子が悪ければ負けも重なるだろうし、相手も必死なんだから勝てない時だってもちろんある。常に勝ってなきゃ気が済まないのは巨人のオーナーぐらいだ。

 だからファンは負けること自体に腹が立つ訳ではない。負ける中に必死さが伝わってこないから頭に来るのである。もちろん選手たちは必死に決まってる。手を抜いてるはずがない。

 でも、凡退すればすぐにうつむき、好投している投手は見殺し、打たれるピッチャーは大概逃げて逃げてフォアボールを出す。負けが続いてる時にはどうしても慎重に、無難に行こうとするものだけど、流れを変えるには思いきったプレー、積極的な行動が大事なのである。

 暴走してアウトになったっていい。次の塁をどうしても奪いたかったんだという気持ちは、ファンにもチームメイトにも伝わる。それが伝われば必ずそのあとの打者が塁に出てくれる。他の仲間ががむしゃらに頑張ってる姿を見れば、他の選手にも勇気が沸いてくるものなのである。

 やる事をやって負けた試合は誰も文句は言わない。以前も言った「病気を治せ、勝てなくてもいい」というのは、この事を言っているのだ。

 今日も打線沈黙で再び小池見殺し。小池がクサらなければ良いけどなあ。頑張れ小池。

 更に近々ケンシンが戻ってくるそうだが、予定よりかなり早い。正直言ってメチャクチャ不安である。故障と言ってもケガではないから野球をやれる身体である事は確かだが、キャンプの大半を棒に振ってしまっているから、調整がどうかという心配がある。

 それに今戻ってきても、生贄が一人増えてしまうだけのような気も…。

 それから4月は打てなくてもしょうがないとは思ってるけど、ディンゴもそろそろ上向きの気配を見せないと、そのうち替えられてしまうぞよ。李鐘範だって、今シーズンにかけて必死で練習してきてるんだから。

 内角を打つのが窮屈だったら、打席でホームベースから離れて立ったらどうだろうか。ディンゴのリーチの長さなら外角は届くだろうし、日本のストライクゾーンはメジャーのそれより外角は狭いんだし。

4/18 中日 1−5 広島  敗:野口
 今日の中日新聞朝刊でものすごいデータが判明しました。

 前々回優勝時の1988年と勝敗表がここまで全く同じなのです。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
1988
 
2000
 

(○=勝利、●=敗戦)

 14試合まで同じ成績と言うのは16,384分の1の確率、今日も負けて15試合同じだから確率は更にグンと下がって・・・オレ、数学嫌い。32,768分の1になるのかな?

 とにかくすごい確率です。

 しかも干支も同じ辰年。これで行くと今年は優勝だーっ(^▽^)/!!

なんてジンクスに頼ってたら、おしまいだぞ中日!!

 頼むから朝っぱらから泣きたくなるような情けない記事読ませんでくれ・・・。

 ドラファンをなんとか元気付けようという記者さんの涙ぐましい努力は痛いほど伝わってくるけど。

 ちなみに1988年の明日の試合は勝ちました。

 

 ドラゴンズクエスト

ホシーノ王「ノグーチが“勝てない病”の呪いをかけられた。ノグーチだけでなくコイケーや、ヤーマモトマーサにも感染しておる。このままでは我が国の残された勇者、バチンやケンチンにも感染する恐れがある。」

勇者ドメ「どうすれば治せるんですか!?」

ホシーノ王「うむ。この呪いを解くにはアイテム“ダセンノエンゴ”が必要じゃ。それを持ってきてくれれば・・・。」

武闘家セッキー「それを使えば治るんですね!?」

僧侶タナミツ「それは一体どこにあるんですか?」

ホシーノ王「分からん・・・。」

戦士ヤマシャキ「それが分からないんじゃ探しようがないですよ。」

ホシーノ王「だ――っ!!うるせ―――っ!!それを探してくるのがてめえらの仕事だろうが!!

 

 それにしても2軍強いね。10勝2敗。首位打者李鐘範を筆頭に2位高橋光信、3位森野将彦、4位神野純一。この4人が5位以下を大きく突き放してます。

4/20(木) 中日 0−3 広島  敗:バンチ
 ピッチャーを生かすも殺すも打線次第。

 ついにバンチも見殺されました。

 今日はディンゴをはずして、筒井や2軍から上げた神野などを起用したものの成果は上がらず。まあ、いきなり結果を出せと言うのはキツイので彼らは仕方がないとは思いますが。

 今年の中日を見て寂しいのは吠える選手がいない事。

 吠えるなんてチームの調子が悪きゃ吠える時ないじゃんと思うかもしれませんが、吠えると言うのはガッツポーズだけではないですよ。

 悔しがるのもそうだし、そもそもここでいう「吠える」と言うのは、なにも腹の底から野獣のような声を出すという意味ではございません。

 全力で振る、全力で走る、全力で取る、全力で投げる。すなわち、他の選手に「オレもやらなきゃいけない!!」という闘争心を掻き立てるプレー全てを指しているのです。

 よく使われる表現に「球に食らいつく」とありますが、食らいついてるようには見えません。淡々とただその日のその試合をこなしているだけです。

 スランプは誰にでもあります。これは仕方ないです。でも、こうも全員が集団催眠にかかったようにスランプに陥る事は絶対にありません。本当のスランプは一部のはずです。

 中日の選手に心がけてもらいたいのは、自分で自分に「打てない」と暗示をかけない事です。

 中日の選手さん達は、真面目で気のいい人達ばかりで非常に気持ちが良いんですが、逆境を乗り越えるたくましさという面で非常に頼りないです。まあ、自分も人の事言えるようなたくましい人間ではありませんけど。

 人間不調になるといろいろ余計な事を考えてしまいますが、こういう時は頭の中を空っぽにして、原点に返ってプレーする事です。キャンプで必死に一番良い形を作ってきたのだから、頭で考えなくても身体が覚えているはずでしょう。

 頭で余計な事を考えるからその良かった形を崩してしまうのだと思います。

 コレが悩むと言う事です。悩む工夫するとは全く別物で、求められているのは工夫する方です。

 とにかく頑張れ。オレは絶対に最後まで応援するよ。

4/22(土) 中日 6−0 横浜  勝:小池
 今日は良い試合でした。小池投手セ・リーグ初勝利おめでとう。

 あれだけ好投してきたんだから今日初勝利じゃ遅すぎるぐらいだ。

 今日は李効果とでもいいましょうか。今日一軍登録された李鐘範は、ボテボテの内野ゴロでも一塁に全力疾走、結果はアウトながらも必死の姿勢はファンにも伝わったし、他の選手にも伝わったのだろう。

 証拠に立浪、山アの3塁打。とにかく必死に走った。ひとつでも先の塁をというドーム野球の原点に返ったようなプレーが頻発。こういう状態ならもともと力のあるチームなのだからそうそう負けはしない。

 李は本当に崖ッぷち、実に気合が入っていた。プライドの高い選手だからなおさらだ。今後もこの調子で来日一年目のようにチームを引っ張っていってほしいね。

 だからといって、ディンゴもこのまま終わってほしくない。猛犬の逆襲を期待したい。

4/23(日) 中日 3−7 横浜  敗:武田
 うむ〜、連勝とはいかなかったか・・・。さすがベイスターズ。まあ、1勝1敗で良しとしておこう。

 武田は11日のミニキャンプを張って調整してきたらしいけど、やっぱり11日では足りないのでは?もともと開幕に間に合うはずがなかったのを無理して合わせてきたんだから、それも相手がマシンガン打線では武田には荷が重過ぎたのではないでしょーか。

 もう一人のケンシンですが、監督は「ピッチャーにまで打たれやがって。話にならん。」と、まあ物凄いキツイコメントを残してましたが、5月中盤の昇格を覚悟していた選手を無理やり4月に上げておいていくら何でもそれはないんじゃないですかい(^^;)?

 ケンシン本人も昇格前、「今のままじゃ絶対に一軍じゃ通用しない。」と自己評価を下してましたし。

 まあ、エースなんだから気力で何とかしてほしいという気持ちも監督の一喝には含まれてるんでしょうけどね。

 山アに今シーズン初アーチが飛び出しました。良かったね。なによりこれでホームランが出てない事で、焦って大振りになる心配がなくなりました。コレがなによりめでたい。

 とりあえずこの日の負けは今までに比べればそれなりに抵抗して負けてるので、トンネル脱出も近づいたかなと見てます。

4/25(火) 中日 4−3 ヤクルト  勝:岩瀬  S:ギャラード
 今日は良い試合だったなあ。

 結果が勝ったからだけじゃなくて、選手の気合が伝わってきたからです。

 中村のヘッドスライディングもありました。立浪は必死にファールでくらいついて相手投手に球数を多く投げさせました。

 こーゆープレーをして戦えば負けてもいやな気分にはならないし、自然と白星もついてくるものです。

 中日ドラゴンズ最大の武器は、打撃力でも投手力でも機動力でもなく気迫です。

 去年は実にたくさんのガッツポーズが出ました。勝ちたい。勝ちたい!勝つんだ!!っていう気迫と全力プレーが勝利を呼び寄せてきた訳です。

 中日はチームワークは良いです。しかしそれだけではダメなんです。チームワークの土台に気迫が無ければただの馴れ合い集団に成り下がってしまう。気迫とか勝利への執念があればチームワークの良さは強力な武器になりますが、土台が無いと逆に弱点になります。

 だから気迫が乗ってこないとチーム全体がスランプに陥るし、気持ちが乗っているととんでもない逆転劇を演じる事ができる訳です。

 これが勝つときと負ける時のあまりの差の激しさから、「お調子者集団」といわれるドラゴンズの原因ではないかと思います。

 今日は良い勝ちです。最悪の時期はこれで越えたと思います。後は軌道に乗るだけです。

 心配があるとすればゴメス。彼はいつも4月・5月は悪いんですが、今年はちょっとケースが違うような気もする。やはり外国人野手が一人多く、下手をすれば挽回のチャンスをもらう前に2軍に落とされる可能性があるというプレッシャーからか、打席でも焦りのようなものが見られます。

 特にストライク・ボールの見極め方が、たとえしっかり見送ったとしても軸が崩れたりするんですよ。それで相手投手は投げやすくなるし、ゴメス本人は次の球への対応が遅れる。

 この辺がしっかりしてこないと、ゴメス爆発まではまだしばらく時間がかかるような気がします。(・・・て言ってたら明日いきなり爆発したりして。それに越した事はないけど)

 さて、野口です。のぐちん。

 勝たせてあげたい。なんとか1勝目を挙げて楽に投げれるようにしてあげてほしいです。

4/27(木) 中日 4−5 ヤクルト  敗:岩瀬
 今日はテレビ中継なかったんで、時々ドラゴンズのHPにつないで、戦況を確認してました。

 山本は初回のピンチをなんとか凌いでその後は安定してたし、5回表終了で4対0だから、「お、こりゃ連勝いけるぞ(^^)」なんて思ってたんですが。

 そろそろ終わっただろと思ってもう一度HPにつないで見たら4対4の同点になっとる。

 ・・・・・・もうヤクルトの流れだ・・・。今日は負けた・・・と思ったら本当にサヨナラ負けしました。

 監督のホームページによると4点差になってからチームが浮き足立ってしまったらしいです。

 勝てないチームのサガか(−−;)。

 連勝すれば浮き足立つ事もなくなるんだけど、浮き足立つから連勝できないんだよね。

 なんかタマゴが先か、ニワトリが先かっていうような話になってきたな(T_T)。

4/28(金) 中日 4−3 阪神  勝:岩瀬
 今日の感想は会話形式でいってみよう。

 

 ある日のもんちっちランド管理人(もんちっち)と野球コーナー支配人(美咲)の会話。

美咲「今日は勝つよ。」

もんちっち「えらい自信まんまんだな。相手は引き分けはさんで9連勝中の阪神だぜ?」

美咲「だから勝つんだよ。これだけ連勝すればそろそろプレーが雑になるはずだ。そこをつけば勝てる。」

もんちっち「ふむ、一理ある。でも、かたや何をやっても上手くいくチーム、かたやどんな手を打っても上手くいかないチーム。その勢いの差たるや・・・。」

バキィ

もんちっち「ぐはっ!」

美咲「てめーみてーなマイナス思考人間がいるから勝てねえんだよ!」

もんちっち「うう・・・。なにも殴らなくても・・・。」

 

試合中

アナウンサー「ランナーを二塁に背負ってピッチャーバンチ、打席には新庄。キャッチャーの中村が大きく外に構えました。」

もんちっち「敬遠か。次が田中でその次がピッチャーの湯舟。しかも1塁も空いてるから当然だよな。」

美咲「いや〜、歩かすなら中村はきちんと立たんと。バンチは勝負するかどうかで迷ってるから、中村が歩かせる意思をはっきり示さないと失投するぞ。」

アナウンサー「バンチ投げた!あ――ッ!失投だ!ボールがストライクゾーンに入ってきた!打ったー、新庄!打球が伸びる、入ったぁー!ホームラン!阪神2点勝ち越し!!」

もんちっち「ぐわあああ!!すげえ!お前の言ったとおりになったぞ!!」

美咲「ふ・・・ふっふふ・・・。

もんちっち「すごいよお前!今すぐナゴヤドーム行って解説やって来たら?。」

美咲「あらぁ、何の事かしら。わたしは高校二年生だし、そろそろ灯台目指して受験勉強しなくっちゃ。うふふー。

もんちっち「うげ・・・。美咲が狂った・・・。しかも東大と灯台を間違うベタネタまで・・・。」

美咲「灯台(未だに間違い中)入ってぇ、OLになってぇ、社内恋愛してー。うふふー。

もんちっち「美咲ィ――ッ!!しっかりしろ!!戻って来い!気持ちは分かるが、正気を取り戻せえええ!!(T□T)

 

 しかし中日が追いつき最後はサヨナラ勝ち。

もんちっち「おおーっ!勝ったーッ!阪神の連勝も止めたぞーっ!」

美咲「(ケロッ)な、オレの言った通り勝っただろ。相手のミスが出ただろ?ふふん。オレはこうなるって分かってたもんね。」

もんちっち「・・・お前途中で東大→OL→社内恋愛という青写真描いてたじゃねえか。(ぼそ)」

美咲「何か言ったか?」

もんちっち「いえ、なにも。」

美咲「言ったよな?

もんちっち「いいえ、言ってません。」

美咲「言っただろ?

もんちっち「いいえ。」

美咲「言ってないよな?

もんちっち「いいえ。」

美咲「やっぱり言ったんじゃねえか!!

もんちっち「うわあ!しまった!小学生でも掛からねえような罠に!!」

 もんちっちまた殺される。

 

 なんですか、今日の日記は(−−;)。

 まあ、負けたと思った試合を勝って浮かれてるって事です、わはは。

4/29(土) 中日 3−2 阪神  勝:小池  S:ギャラード
 小池が頑張るねえ〜。

 今日も8回投げて被安打がたったの3でしょ?四球が5つあったみたいだけど実にいいピッチングだよね。

 本当に失礼ながらバンチと小池は嬉しい誤算。バンチは未知数だし、小池は実績はあるけどオープン戦で苦しんでたから、期待はしてたけど不安も結構あったんです。

 それが今では二人でドラゴンズを支えてくれてます。彼らが好調なうちに実績のある、マサ様やのぐちんに出てきてもらうと。

 んで、ケンシンが万全になって出てくれば先発陣も安定するし、中継ぎもそのうち落合英二が戻ってくるだろうから、岩瀬っちも楽になるでしょう。

 こうやって見ると、改めてストッパーの大切さを感じますな。

 「ギャラードが頼れる」ってなってから急に投手陣の先の展望が開けてきた気がします。

 ところで山アどの。打率が3割超えてるのに、得点圏打率が1割台中盤とゆーのは何なんですかい(^^;)?

 さて、今日のヒーローですが、もちろん先発小池、代打同点アーチの愛甲、勝ち越しタイムリーの立浪、9回を見事に締めたギャラードは欠かせませんが、この人なくして今日の勝利は語れません。

 守備で途中出場した久慈照嘉遊撃手であります!!(ドンドンパフパフ)

 9回の場面、ノーアウトで1塁ランナー新庄をおいて、たしか矢野がサードゴロだったんですわ。

 それをドメが拾って1塁送球。もちろんファーストはアウトです。

 しかし、今年の阪神はやはり手ごわい。1塁がアウトになってる隙をついて一塁ランナーだった新庄が2塁を蹴って一気に3塁へ走ったんです。

 愛甲が急いで3塁へ投げました。

 この時福留はサードゴロを拾って投げ終わった状態なので、3塁のベースカバーには入れません。そこで福留のかわりにショートの久慈が3塁ベースカバーに入ったのです。

 そして、ボールを受けとって新庄にタッチしました。

 結果はアウト。

 阪神側は猛抗議でした。

 無理もありません。ビデオで見たら完全にセーフだったんですから。

 新庄の足の方が久慈のタッチより先に3塁に触れていました。

 しかしここが名手久慈の技の見せ所。

 上手く新庄に覆い被さってタッチしたので審判からは新庄の足が見えなかったんです。

 そのため、同時のタイミングと言う事で判定はアウト(同時の場合はアウトと判断するのが一般的)。

 もちろん久慈は騙してやろうなんてコスイ事を考えてやったワケじゃないです。むしろアウトをセーフと勘違いされない様に完璧なタッチングを心がけた結果がこうなったわけです。

 よっ!サギ師!!(コラ)

 このあとバトルが内野安打だったから、このプレーがなければ同点になって試合がどう転んでたか分からないところだったぜ(^^;)。

 阪神ファンの方申しわけない。でも相手は最下位の中日なんで大目に見てやって(ダメ?)。

 今日とにかく勝った。連勝!これで波に乗っていきたいですね。

 明日の試合で先発投手がいきなり大量失点する事さえなければ、追い風ムードに乗れるんじゃないでしょーか。

 あれ?でもひょっとして相手先発星野じゃねーだろーな。

 あのスローボールと対戦するとその後の試合にも影響が出るからイヤです(^^;)。

4/30(日) 中日 7−2 阪神  勝:武田
 4月最後のカードで3タテをかまし、いい感じで5月には入れます。

dora02.jpg (35683 バイト)

 今日の試合はゴメス、関川、井上といったレギュラー陣をはずして、神野や渡辺といった控え選手を起用しました。

 結果的にはこれで打線がつながり大量7点を奪いました。

 特に圧巻だったのは一挙6点のビッグイニングもそうですが、それ以上に7回裏の大西に注目したい。

 まずは内野安打で出塁。

 それからすかさず盗塁。

 李が歩いてランナー1、2塁になったところでチャンスに滅法弱い山ア。

 この打席でも案の定山アはショートゴロゲッツーコース。

 幸い1塁はぎりぎりセーフでしたが、みんながっかりしてました。

 しかしこの時、大西は一気に3塁をけってホームに突っ込んでいたのです。

 あわててホームに返球するも相手はチーター大西。間に合う訳がない。

 相手の隙をついた積極走塁による1点。まさに21世紀の中日が目指す攻撃スタイルでした。これには、星野監督も今日一番の笑顔を見せてました。

 こういう野球ができれば次の巨人戦も大丈夫。

 特に工藤はランナーによる揺さぶりが苦手だから今日の攻め方でいけばOKでしょう。ランナーをなんとか出す事が大事だね。

 あと最終回はケンシンが登板したそうですが、0点に押さえたもののヒヤヒヤリリーフだったようで。

 やはりまだ調整が遅れているのかなぁ。

 5月反攻には絶対に欠かせない男だけにどうしても気になりますね。

4月総括  9勝14敗

 というわけで、4月を通しての(3月31日含む)総括です。

 我らがドラゴンズは9勝14敗。

 球団史上初の連覇に向けてロケットスタートを図ったドラゴンズ、見事にロケットスタートに成功しました。

 後ろに向かってだがな。

 まあ、戦力がボロボロで手探り状態だった事を考えれば借金5で済んで良かった。

 特に飛びぬけて突っ走ってるチームもないのでそう遅れを取った感はないです。

 はじめに悪いもんが出てかえって良かったと前向きに捉える事にしましょう。

 最後の3連戦で3タテかました事により、5月反攻に向けての展望は大きく開けました。

 また、開幕前に山田久志ピッチングコーチが言っていたんですが、

「4月、5月でなんとか投手陣を整備する。特に誰かを抑えに定着させてきちんとした先発、中継ぎ、抑えの投手リレーの方程式を完成させる事を目標にする。」

 コレは見事に果たせました。

 一番大事な事が達成できました。

 先発のコマがやや不安なものの、中継ぎは正津、前田、鈴木平、中抑えに岩瀬、そして抑えにギャラードという、2000年度版ドラゴンズ投手リレーの姿が見えてきました。

 ここに、今後落合が復帰して、他にも小山、佐野、宮越、日笠、山北、佐藤などなどといった選手が加わる事になるでしょう。投手リレーの骨組が完成した事が一番大きいと思います。

 あいにく打線がいまだにオーダーが固定しませんが、少しずつ上向きの気配も見せています。

 中日にとって一番ツライ時期は終わりました。他球団は中日が一番苦しんでいる時期に中日との差を広げる事が出来ませんでした。

 つまり、中日にはまだまだツキがあるという事です。

 5月の巨人横浜6連戦を4勝2敗で行ければ、かなり中日の先行きは明るいと言えます。

 というわけで、5月反攻の材料はかなり揃っています。

 期待して5月を迎えたいと思いますですよ。

 と言ってコケたら大恥かくぞ、わし(−−;)。

戻る