ネコの豆知識

まだ、思いついたのを並べただけ。気が向いたら、項目ごとに分けようかな。

参考文献:学研ひみつシリーズ「ネコのひみつ」、What’sマイケル、はぐはぐetc

◆ネコのご飯のあげ方。

 ネコにも人間と同じように1日朝、昼、晩の3回に分けてご飯をあげるのが良いです。また、水も毎日取り替えましょう。水を一度沸騰させてからネコが飲めるように冷ましたものをあげるとネコちゃんの寿命が延びるというデータもあります。

◆ネコのご飯は薄味で。

 我々人間の食べる物をネコに与える場合は、5〜8倍ぐらいに味を薄めたものをあげる様にしましょう。ネコは人間より味覚が発達してますので、人間と同じ物を食べると辛いのです。また、それでもネコは食べるでしょうが、ネコの身体には良くありません。何しろネコは人間よりはるかに小さいわけですから、同じ濃さのものは危険です。それから、からし、わさび、こしょうなど、また醤油、みそでも効きすぎたものはおなかを壊しやすいです。

◆ネコにエビの殻やイカを与えてはいけない。

 「ネコが腰を抜かす」と言いますが、それは実際にはネコがおなかを壊すのです。エビやカニは殻を取れば大丈夫ですが、イカやタコは全部ダメです。これらを食べるとネコにとって消化が悪いのでおなかを壊し、健康を損ねます。

◆ネコに貝類を与えるのもダメ。

 貝の中に含まれる物質が、ネコの耳の裏をものすごく痒くさせます。するとネコは痒いので、必死でそこを何度も何度も掻き続けます。すると、ネコの耳は薄いですので、耳がちぎれてしまう事もあるらしいです。

◆これらの食べ物にも注意。

 ネコは魚の骨は大丈夫と思いがちですが、タイの骨のように固い骨の場合口やのどに刺さったり、胃を痛めたりします。固い骨を取り除いてあげる必要があります。また、ネコは鶏肉を好みますが、骨はのどに刺さりやすく、皮は消化に悪いので取り除きましょう。

◆ネコのひげは切ってはいけない。

 常識的に考えてもダメですよね。ネコのひげはレーダーとして、狭いところを潜り抜ける時や、他にも危険を察知したりとか、いろんな役目を果たしています。ネコのひげを切ってしまうと、ネコは不安定になります。

◆頻繁にブラッシングする事。(長毛種は特に!)

 ペルシャネコや、チンチラ、ヒマラヤンといった、毛の長いネコはこまめに飼い主の手でブラッシングしてあげる必要があります。ネコは毛繕いをする時多少なりとも毛を飲み込んでしまいます。毛の短いネコなら、吐く事で毛玉を取り出す事が出来ますが、長毛のネコは体内で長い毛が絡まってなかなか上手く吐き出す事が出来ません。ひどい時は腸とかに毛が絡まって死んでしまう事もあります。また、毛の中にノミがいる場合、ネコは何も知らずに毛繕いして飲み込んでしまいます。ノミは寄生虫の卵を持っている事があるので危険です。

◆高いところのネコは強気。

 ネコは高い所にいると途端に強気になります。気性の激しいネコの場合、自分の目線より高い所にいるネコを抱きかかえる時は注意が必要です。

◆ネコにはきちんと吐かせる。

 ネコはよくもどします。でも、それを叱ってはいけません。彼らは飲み込んで絡まった毛玉を外に出そうと必死になっているのです。これをやらないと、ネコは毛が体内で絡まって死んでしまいます。ネコは吐くために草を食べますので、ネコがいつでも草を食べられる様に草を用意しておきましょう。

◆ネコと人間、同じ食器は使わない。

 人間とネコの両方を媒体とするタチの悪い寄生虫がいるからです。トキソプラズマといって、人間もネコもどちらもかかる病気です。同じ食器を使わないという事はもちろん口移しで食べさせてもいけないという事です。

◆二匹以上ネコを飼う場合

 ネコはやきもち焼きです。どちらか一方ばかりに愛情が偏ってしまうと、可愛がってもらえない方のネコは家出をしてしまう場合があるそうです。ただし、そのネコが親子である場合は、親ネコは多少我慢します。

◆ネコはイヌより頭が悪いのか?

 ネコは大変賢い動物です。ある科学者がいろんな動物の知力を比較した結果(どうやって調べたんだ?)、ネコは全動物の中で第6位につけました。その上は大体サルの仲間です。確かその実験の結果では、イヌは11位ぐらいだったと思います。

◆ネコの寿命

 昔はネコの寿命は7〜12年ぐらいと言われていましたが、それは野良猫がケンカなどで命を落とす場合、獣医さんが少なかった時代等の話で、普通の家庭で、大きな病気も無くフツーに暮らしていけば15年ぐらいは生きられるようです。

◆ネコは木に登ると…。

 ネコは木に登る時あの鋭い爪を利用します。しかし、あの爪はカギ型をしているので、木を登るのには向いていますが、降りるのには向いていません。その為木には登ったものの上手く降りられずに木の上で途方に暮れるまぬけな事態を演出するのです。でも、テレビで上手く木から下りるネコをやってたな。

◆フレーメン反応

 ネコは時々目と口を半開きにして複雑な表情をしている事があります。まあ、要は臭いって事なんですけど。あれをフレーメン反応っていうらしいです。知ってた?

◆年寄りネコは注意。

 年をとって骨が弱くなったネコは、高いところから飛び降りて骨折する事があるそうなので、飼い主が抱えて降ろしてあげるなり気を使う必要がありそうです。

◆ネコは静かなのが好き。

 ネコは耳が大変発達しており、人間よりもはるかに音を聞き取る事が出来ます。という事は、逆にあまりに大きい音はネコにとってはたまらない訳です。そのため、ネコは静かなところを好みます。また、一般的にうるさい人より静かな人の方を好むようです。

◆ネコのトイレの位置を変えない。

 ネコがトイレの場所を覚えたのに、とんでもない所で用を足してしまった場合の理由としてはこれらのパターンがあります。まずは、トイレがすごく汚い時。この場合はトイレの砂を替えてあげなければなりません。次に、トイレの場所を変えた時。あるべき所にトイレが無ければネコだって困ってしまいます。もう一つは、ネコが体調を崩している時です。そんな時は獣医さんに見せましょう。

◆タウリンが重要。

 この前、クイズ赤恥青恥でやっていたのですが、ネコにドッグフードのみを与えて、他の食事を取らせなかった場合、そのネコはどうなるでしょうか。答えは失明してしまうそうです。というのも、ネコにはタウリンという物質が必要だそうでこれがないと、目を悪くして最終的には失明してしまうという事なのだそうで、ドッグフードにはこのタウリンが含まれていないのだそうです。タウリンはサンマなどにたくさん含まれています。


◆ひっきりなしに水を飲むようになったら・・・

 ある程度歳をとった猫が、やけに水を飲む量が増えてきたら要注意。腎臓の機能が低下している疑いがあります。腎臓機能の低下は老衰によるものなので避けようはなく、緩やかに死に直結しますが、腎不全のシグナルと考えて早めに医者に連れて行って検査して貰い、食事等のアドバイスを貰う事をオススメします。少しでも長く愛猫と幸せに暮らせるように・・・。

 なお、腎臓が悪くなると、アンモニア等が処理しきれず体内に溜まったり上に上がってきたりして、口内炎を起こすなど様々な症状の引き金になったりします。病院で腎臓の保護をする注射などをして貰うのがよいかと。虫歯などがあったら、歯ではなく臓器が引き金のケースもあるのでチェックして貰いましょう。

 ウチの猫の場合、食欲が減退し医者に栄養注射を射ってもらったりしましたが、キャッツフードやカンヅメとかをすりこぎで潰して水に溶かしたのをスポイトで口に入れたりして食べさせてたら、いくらか食欲が戻ったりしました。猫によるとも思うので、オススメとまでは言いませんが、参考までに。それから、カニかまぼこなんかは、腎臓悪くして食欲なくなった猫に良いと医者に勧められ、実際カニかまは結構食べてくれました。


◆肝臓が悪くなると・・・

 肝臓が高齢により機能が衰えると、肝臓で処理しきれなくなった毒素が体内に回り脳を襲うなどして、癲癇などの発作をおこすことがあります。これも上の腎臓同様、老衰によるものなので、完治ではなく進行を遅らせる事がせめてもの対抗手段となります。こうなると、物音(うちの猫の場合、食器の鳴る音や、ビニールの音などに過敏に反応した)や、強い光などが発作の引き金になったりするので、刺激を与えないようにする事が大事だと思います。

 比較的若い猫なら早めに発見すれば、ひょっとしたら手術などで対応が可能かもしれません(ウチの猫は高齢で手術自体が危険だったので断り、病気の進行を遅らせる方を選んだ)。定期的に血液検査などをして内臓のチェックをして貰うのが良いでしょう。

 

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